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2022年に個人的好きアルバム/EP8選

ルール
1.「2022年に発売されたアルバム/EP」に限らず、2022年に聴いていいなと思っアルバム/EPをまとめる。
2.アルバムやEPといった、1曲の音源ではなく、複数の音源を収録している音盤であることを念頭に置いて選評する(1枚通して聴いたときの流れなどを重視して評価する)。
3.1曲単位で良いと思った曲については、選外として紹介する。

GO!!
ばか長いので、好きなとこだけ読んでください。


2023年に個人的好きアルバム/EP8選

①『RE DISTORTION』 / ハヌマーン

ほまに良いアルバム。学生時代、サークルで「みんなが青春を感じてる好きなバンド」みたいなジャンルが暗にあって、それで盛り上がるのが共通言語で俺たちの青春👊みたいな空気があった。私はそこに全然ハマれなくて、勝手な疎外感を感じたり、ゆえになんとなく聴かないバンドがあったりという感じだった。ハヌマーンもそのひとつだったんだけど、社会人になってからなぜかガッツリ聴くようになり……。結局のところ、誰かと共有する「好き」ではなく、自分の中でじっくり慈しむ「好き」、それが私にとってのハヌマーンなのだと思う。
アルバム『RE DISTORTION』は、やわらかな単音弾きが流れるイントロから始まる曲。朝まで作業をしたり、仕事をしてしまったりした時には、この1年決まってこの曲を聴いた。ハヌマーンの歌詞のすごいとこは、情景描写だけで物語の進行をイメージさせられるとこにあると思ってて、2曲目『Fever Believer Feedback』は、パチスロ屋での人間模様を、『REGRESSIVE ROCK』収録の『ポストワールド』は大阪天王寺周辺の様相を秀逸に描いている。3曲目『今夜、貴方とマトンシチュー』は、眠れない頭の思考を、深夜の台所作業で落ち着かせる。4曲目に関しては何も言わないから聴いたらええ。5曲目のイントロ好き。音の出し方が想像つかへん。このアルバムで1、2を争うくらい好きな曲です。6曲目『幸福のしっぽ』で、人生はどん底であり、山場にやって来る。これまで道行く人の幸せに目がいくものの、それに悪態をついてばかりだった彼のそれは、ただの強がりだったことがわかる。「ランチを相席した気立ての良いお婆さんに、名前を聞かれて思わず出鱈目な偽名を名乗ってしまった。」って歌詞最初に聴いた時、その自意識の過剰さと理解のできる卑屈さに吐き気がした。恐ろしく自分のことを嫌いになっても、それでもまだ人間でいたくて、暮らしの維持もできないくらい落ちていても、黙ってただ粛々と生活を続けていれば、本当に人間のままでいられるのだろうか?セルフネグレクトのきらいがある私には、仕事でめちゃくちゃになっている今の日々そのものを見られているような気になる歌だ。7曲目『リボルバー』で、一旦この鬱屈は終幕。私も営業をやる代わりに、一日1発の発砲許可をいただけませんかね?いただけませんか。そうですか。
ともかくハヌマーンは良いです。自分のためにあり、自分のためにない、生活のすべての歌です。

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②『1st EP New Jeans』/ NewJeans

漏れの大好きな韓国人プロデューサー、ミン・ヒジン氏が満を持して世に送り出した女性アイドルグループ『NewJeans』のデビューEP。デビューから完結しすぎ。中学生からミンヒジン氏を好きでよかったとも思ったし、ここまで一貫した作品をプロデュースする力に対して同時にめちゃくちゃ怖いとも思った。憧れは時に恐怖もはらんでいる。
2000年以降生まれしかいないガールズグループということで、多少気後れしながも8/1にMVを拝見……。案の定めちゃくちゃ好きで泣いちゃった(オタク特有の誇張表現を失礼……)。
1曲目、「私たちNewJeansに関心を持ってほしい」とするアイドルしぐさと、「気になる君に注目してほしい」と誘いかける恋愛しぐさとのダブルミーニングが心地よい『Attention』。2曲目、タイトル曲の『Hype boy』は思春期特有の「刹那」感満載。当事者であるときはわからない青春のきらめき的なものが凝縮されており、青春真っただ中の人が見るよりは、青春に対して憧れが捨てきれない大人が見た方がダメージを受けるやつでした。そんなものは本当はない幻想かもしれないのに、それを10代のうちは「絶対」にあることかのように描くことを、大人はよくする。ただこの曲、MVには喜びがある。いつまでも噛みしめていたい感情の缶詰。3曲目のちょいキモめの音使いも好き。歌うとしたらこれが一番難しいよね。会社違うけど、ヒジン氏が数年前まで監督していたRed Veletの曲って言われても腑に落ちる。4曲目は正直一番記憶に残りづらいんだけど、歌詞がめちゃくちゃ素敵で、これは翻訳するまでよくわからなかったから、翻訳して好きになった。アルバム最後の曲の方に、アーティストの本音を語ろうとしているような曲を持ってくるの、かなりチョアです。
いや~クリスマス新曲の『Ditto』もめちゃくちゃ流行ってますね。恐ろしい勢いでチャートを駆け上がるその様は、音楽界に現れた彗星のようで、はたまたこのきらめきがいつまで続くのか不安にもなり……。よりよい姿を見られたらうれしいですね。

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③『九種九牌』/ 極東飯店

Apple musicで流れてきた1曲から、なんとなく聞き始めたバンド。1枚目でハヌマーンを紹介しておいてなんだけど、正直こういうバンド全然聴かなくて(むしろ苦手でした)、だからなんでこのバンドは刺さったのかいまだにわからないんですよね。わからんが透明雑誌を好きな気持ちとちょっと似てるかも。
全体的にキャッチーで、一回聴いたら「ほらサビがこんな感じの曲~」ってちょっと歌えるような。中学生とかガキの頃なら絶対極東飯店聴きながらチャリで爆走してた。
聴くほど、6曲目の『あくまでわたし』が良く聴こえるようになるシステム組んでるみたいで、最初はバラードか~とか思って聴いているんですが、全然コイツが一番疾走感ある。日々人生の風向きや思想、したいことが変わっていくなかで、昔の自分が報われてほしくて、要らない荷物を持ちすぎているなと感じることが多い。要らなくなった遺恨や憎悪を思い出のように美しく扱うことは、甘美なようで自分を良くない方向へむしばみ続けることが多い。要らなくなったら捨てればいいのに、要らないと思わないようにしちゃってるんだろうね、となんとなく自分を思い返した。
極東飯店、売れてほしいですね。もう売れてるか。

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④『ANTIFRAGILE-EP』/ LE SSERAFIM

元HKTの宮脇咲良さん所属LE SSERAFIMが出した2枚目のEP。前回の『FEARLESS』から引き続き、単なるガルクラ的強い女ではなく、自然体に生き、誰にも影響されない芯のある自分、そして絶対的に自分を信じている「壊れない」自分であることをコンセプトとしたEPだった。やれガルクラガルクラ叫ばれ始めてn年経ち、もはや表現の仕方が同じになってきてたK-POP界で、ガルクラってそういうことやないんやでと、優しくも強く新しい姿を見せてくれたような感じでしたね。三ヶ国語でのセリフ付きインスト曲から始まり、タイトル曲の流れははやくも様式美みたいで、アルバムのコンセプトを語る場所としてすごく有効だと思うので、このまま3枚目でも続けてほしいなと思う。日本語で「私の首を切ってみて」というセリフはかなり面白いですが……。3曲目のやさしいR&B、4曲目の平成ディズニーチャンネルキッズに響くパワーポップ、5曲目の優しくかわいい、5人の女の子たちがパジャマパーティーでお互いをほめあっている感じの質感も、すべて良いです。
ところでウンチェさんの母性本能をくすぐる感じは何なんですかね?出産したくなってきました。
ユンジンさんの”bitch’’感も癖になりますね。クソまじめな話聞きながらガムとか嚙んでてほしい。(ユンジンはまじめだからそんなことしないもん!)

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⑤『tricot on Audiotree live-EP』/ tricot

2018年にtricotがAudiotreeのYoutubeチャンネルライブに出たときの公式音源。当時tricotをコピーする際に、実際ライブではどう演奏してるんや?と気になり、そこからずっと聴いているEP。コーラスも含め、いかにtricotの曲が高度で変態なのかがわかる。選曲もいいんだよな。ちょっと定番から外れたような、それでいて人気の曲を集めている感じ。『ブームに乗って』をドラムでコピーしたことがあるが、ドラムが制御しきれないリズム、セッション的で考えるな感じろの時間が多くある曲なので、バンド内の信頼感がないとダメなやつ~~~!ウウウウ~~~!と思ったのを思い出した。
イッキュウさんの書く夢想的で暴力的な歌詞も好きなんだよね。わかるか?貴様らにこの感覚が……。
『メロンソーダ』が一番好きで、甘ったるい感傷をさっぱりと書いている感覚に惚れ惚れする。人は明るく涙を浮かべる日もある。絶望の中にいるときは意外と楽で、後は這い上がるだけなので、気分が落ち切っていることの方が、うっすらと悲しい日々よりはましだったりする。約束の夜はもう来ないし、新しい朝ももう来ないし、君は突然帰ってきたりしない。ただ現実を追う中で、ときたま襲い来る小さな悲しみの波の方が、突然受けた膨大なエネルギーを持つショックよりも、つらく、立ち直るのに時間がかかったりする。そういうことを思いながら聴いた。

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⑥『mint exorcist』/ FINAL SPANK HAPPY

左京区住み10歳差年の差事実婚カップルみたいなふたりが歌うから説得力があるかもしれない。SPANK HAPPYのアヴァンギャルドにじめっとしていて、カラーセーターを着た休日、フリルをオフィスカジュアルの下に忍ばせたような感じから、カラッとしてセクシー、それでいて無邪気なEPに変化していました。
SPANK HAPPYが絶望に向かって笑顔で街を駆け抜けているなら、FINAL SPANK HAPPYはそんな自分の少し若い頃を振り返りながら、歳の離れたパートナーと生活をともにするような質感の違いがある。中期SPANK HAPPYもメロウで夢見心地で何かに酔っているような感覚があるが、この3つの変化は単に加齢による成熟を表す訳ではなく、自分の人生に対する捉え方を変えながら、何とか生きてる人間みたいなものを体現してるような気もする。知らん……素人の感想です……。ボーカルの交代でこうもグループの印象は変わるのかと、当たり前ながら真ん中にいる存在が変わると、作詞者作曲者の意識も少なからず変容するよな、と思います。
自分の隣にいるあの人は異星人で、自分と同じ存在じゃないからこそ尊く感じる。いつか私のことを想って泣いてくれる日が来るのかしら。なんてね。
とてもキャッチ―で、大人のせつなさがある1枚です。雨上がりの夏などにどうぞ。
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⑦『愛をあるだけ、すべて』/ KIRINJI

KIRINJIが好きな自分が好きです。という逆Cody lee(逆か?)は置いておいて、エレクトロにも、生音楽器的にもステキな曲が凝縮された1枚。堀込兄のインタビューで、生音のハイハットを打ち込みのキック音に合わせて叩いて収録する、みたいな話を見てひっくり返った覚えある。このアルバムの全体解説も誰かがすでに、なんなら堀込兄がインタビューでやっちゃってるので、解説とかそんな大層な話はしない。
ただこの曲の真髄はやはり『時間がない』にあるのではないかと思う。時間がないことを理由にしていないか?時間は有限である。時間が無いを理由にしているやつは三流‼️時間はつくるもの‼️とのたまう奴は殺していい。そういうことではないのだ。ガキの頃永遠だと思っていた人生はあっという間に過ぎていき、だからといってあとは死に行くだけだと思うのではない。まだ見ていない世界があるし、とにかく身体の成長と衰えに精神がついて行かないと、時間の感覚に関しての言及がとにかく私好みの曲だ。
今も昔も変化するゆえに美しく生々しい感触を描くKIRINJI。
オイッ、誰だKIRINJIを「オシャレなどぶろっく」とかいうやつはっ。

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⑧『連中Ⅰ』/ 可愛い連中

ギャル好き?私は好き。あくまでもイマジナリーギャル、というか、「ギャル成分」みたいなギャルのエキスが好き。ギャルの汁が好きとかそういうことではない。それは変態すぎる。
女が一生懸命生きているところを見せられると、どうも焚きつけられるものがある。
前身のバンド「アカシック」は、それこそ今ある状況に満足できず、いつまでも幸せに手を伸ばし続ける必死な女だったけど、「可愛い連中」は、今手に入る幸せをきちんと受け取り、それでいて欲求をやめない良い女だと思う。
『ダ犬マイト』では君の愛とその証明を受け取り、自分なりの幸福論をつづる。悲しいことがあっても、他人から掛けられる「大丈夫だよ」の言葉を、素直にそっかと受け入れられる。その姿は、アカシックとはまた違う意味で「可愛い女」なのだと言えるだろう。
てか思ったんですが、このEPに入ってたと思った神曲『グロテスク』がサブスクからお消えなさってる……。もともと入ってなかったっけ?「願うより愛は地味、だからそんな不安にならないでいいはず」のパンチラインがめちゃくちゃ好き。

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選外 記憶に残りすぎで賞

〇『トワイライト』/ 自由ヶ丘&サンガツ

可愛い不穏。洒落怖みたいな曲がいっぱいある。ポケモンのプリン見ると、この歌が浮かぶようになってしまった。

〇『Acid Angel from Asia』/ triple S

Y2Kが流行ってることに対して懐疑的な人、安易にY2Kって言っとけばいいやって思ってる人は全員聴いてください。プロデューサーのビョンギ氏の作るコンセプトは、LOONAの時からヒジン氏と比較されることがあったが、似ている、というよりも、両者は音楽やアイドルに対して「物語性」を持たせる天才で、別のアプローチではあるが、アイドルの活動に対して大きな流れ、一貫したコンセプトなどを強く求める所があると、思う。

〇『FIRE BAE-EP』/ valknee+ANTIC

タイトル曲の『人生最高のSSS』がApple musicのシャッフルで流れてきて、耳に残ってすぐに登録?ダウンロード?した。仕事中に音楽を聴いていることが多いので、その時の心情にすごくリンクする歌詞が響いたんだと思う。「人生最高のSSS セックス・サタデー・新譜漁る」のパンチライン面白すぎるし、バカ共感できる。その2つに「新譜漁る」が並んじゃうんだ……という意外に感じるようで、クッソわかる~となる感じが好き。『SEXY NO.1』もめっちゃ好き。「幼稚園」を「ようっちウォン」って発音してるの、初めて聞く言葉すぎて良い。全然関係ないけど、小中高大どの時代にもバルニーちゃんに似た友達いた気がする。かわいいギャル。

〇『花言葉がうまれる会』 / 色々な十字架

すごく、『予言」です。
仲間内で半ばミーム化してしまい、友だちが「残って仕事をするという花言葉」とかの語録でしかしゃべってくれない時期があった。
感染力が高い上に、繁殖力も高いです。ライブがおすすめです。段々可愛くなっていくの、本当に面白いです。

後日見返して、書いた感想を書きます。


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