ODD=奇妙な
FUTURE=未来

自身が歩む奇妙で楽しい人生を歌ったUVERworldの「ODD FUTURE」という曲。

この曲が大好きで、ライブでも相当テンションが上がります。

今までの彼らにない言葉遊びと音遊び。それでいて、核となるメッセージはブレない。

UVERworldの変わらない強さ、変わっていく勇気を全面に表している一曲なのです。

その中で、僕が特に好きな歌詞があるので、それについて書いていきます。

書くとたった12文字なのですが、その何十倍もの意味がこめられた言葉です。

やりたい　阻む黒幕抜けよう

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2018年5月にリリースされた曲なのですが、実は僕の転職を後押ししてくれた曲なのです。

リリースされた時期は転職活動真っただ中。少し後に内定もいただいて、さあ次のステップへ。そんな状況でした。

「次の会社へ行く」という意識しかなかったため、「辞める」という認識がゼロだったのですが、転職するには元いる会社を辞めなければいけませんよね。

で、内定をいただいて、「どうやって辞めるんだ？」と。

まずは、上の人に告げなければなりませんが、ここにかなり時間を要しました。

「いきなりすぎて申し訳ないな」とか「どんな風に思われるんだろう？」とか、普段考えないようなことで頭が埋め尽くされるばかり。

さらに、大企業からベンチャー企業への転職、異業種への挑戦だったため、「今までやってきたことがもったいないな」とか、「ここに残れば傷は負わずに済む」とか、数日はかなりネガティブになって誰とも話ができない状況でした。

一度決めたはずなのに、自分の足を止めてしまう。そう自覚していたのが、逆に自分を苦しめていたように思います。

＊＊＊

ODD FUTUREでも、そんな気持ちに寄り添ったようなことを歌ってくれています。

Dreaming　意思逆走
四角い空　心の隙間埋めぬ
明けぬ夜から抜けよう
未来の解像度下げ僕らは
目をそらしては
なりたいものなんて無いと
嘯いた日々を

確かに、僕は明けぬ夜にいました。いつまで経っても明けることのない夜に。

考えていても答えなんて出やしない。そう気づき始めたころでした。

そして、考えてみると、転職した先の姿なんて想像できるわけがない。

だけど、それが面白いんじゃないか？だから挑戦するんじゃないか？

そんなことを思えるようになってきたのです。

自分が想像できない場所へ行くからこそ、想像しえない未来が待っている。それを楽しめばいいんだ。と。

I keep my ideals
それぞれの人生
愛も夢も危険なほど簡単に火がついちゃうのさ
ゴング鳴りそれぞれの天命を

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そもそも、なんで僕は転職しようとしたんだ？

それは、「やりたい」という気持ちのみ。

僕の目の前にある黒幕を抜ければ、きっと想像しえない未来が待っている。

そう信じて、新しい場所に行くことを決めたのでした。

Tears
その意味擦れて消えてく
New Days
何度も上書きしていこう
Do you best?
Are you excited?
全てが通過してくシナプス
やりたい　阻む黒幕抜けよう

ODD FUTURE/UVERworld