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強いて言うなら『そぎ落とし力』が強み

noteからのお知らせによると投稿を始めてから100日を超えたらしい。

書くことを始めてから、読むことも随分増えた。元来わたしは活字人間じゃないので、必要が無ければほとんど読み物はしない。なのにnoteには面白そうな話題が多すぎて、好奇心を抑え切れないのだ。ただし読み物慣れしていないせいで、あまりにも長文だと途中で挫折してしまうのは変わらない。

きっとわたしのような人もいるだろうと思って、投稿する文章は、自分なりに短く仕上げるようにしている。話題はブエノスアイレスのこと、アルゼンチンタンゴ、そしてセラピーのこと。友達が「読みやすい」と感想を言ってくれたので、短め仕上げの狙いは功を奏しているみたいだ。

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短さのコツは何かと聞かれたら、強いて言うなら削ぎ落とし作業だと思う。

思えば、この『そぎ落とし力』は、マーケティングの仕事をしていた頃に鍛えられた。リサーチ報告書作成に関して師匠から「結論に分かったこと全部を盛り込まない。課題に対しての結論だけ。」と教え込んでもらったおかげ。

調査の過程では、実にいろいろな事が分かるもので、強弱なく何でもかんでもクライアントにお知らせしたくなるものだ。ただし、戦う日本企業人の時間は宝。人の時間を奪わない為にも、報告書は完結でありながらも、知りたかった事の答えが明確で、次のアクションが決断できるようになっていなければならない。たくさんの報告書を送り出すうちに、削ぎ落とし力は磨かれたと思う。

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noteは、最初は思いに任せて短時間で書いている。はじめの仕上がりは結構長い。だから直ぐには投稿しない。何日間か下書きに入れて、読み直す度に削っていく。なんとなく盛り込みたかったエピソードや文章を削っても、意味が通じるならばそれは要らない。その潔さが読み易さへの近道だと信じている。

最後に、文章に合わせて写真を差し込む。撮りためた写真の有効活用も兼ねつつ、ブエノスアイレスの魅力を伝えたいのだ。
今回使った写真は、世界で二番目に美しいと言われるブエノスアイレスの書店、El Ateneo 。

わたしのnoteを通じて、この街に興味を持ち、旅行先リストにブエノスアイレス を加えてくれる人がひとりでも増えるならば、とても、とても嬉しい。


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