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ウインド・リバー 深い雪に覆われた土地で起こった事件

アベンジャーズで弓を武器にして人間枠なのにすごいジェレミー・レナ―が主演のスリラー映画

ハンターのコリーは雪の中で少女の死体を見付ける。
調査にやって来たFBIはたった一人。しかも新人。
だめだこれはとコリーは捜査に協力する。
少女はコリーの知り合いの娘・ナタリーだった。
ナタリーは採掘場の職員に恋人がいて、その恋人は数日前から行方不明になっていた。

まずこの土地(ウインド・リバー)は過疎地で、死体となって発見された少女は先住民の血を引いていること。
さらにコリーは娘を亡くしていて、その件を切っ掛けに離婚をしている。

実際にウインド・リバーはネイティブアメリカンの移住区として与えられた土地になっているけど、それがこの雪の深い過疎地っていうのがどこが自由と平等の国なんだよ、差別はなくそう?権利を主張しよう?先住民を追いやってなんだよという問題提起になっている

ナタリーの父は息子は家出(とはいえ近くで犯罪とかしている)、娘は殺されて悲しいってもんじゃない
しかも土地を追われたから、自殺しようとしても死に化粧の正確なやり方がわからない(土地を追われたどさくさのせいで先祖から伝えられていないため)だから自己流でやったと言う
伝統すら奪われている 悲しい

父にとって少しだけ救いのある終わり方しているけど、閉鎖的な土地の救いの解決は無しという

暗い気分になるのに、何故か熱い気持ちになる作品



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