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好きです、死んでください 中村あき 読書感想

恋愛リアリティーショーに参加した作家の栞
慣れない撮影にぎこちない対応しか出来ずに困っていると、中心人物の女優・花火が話し掛けて来る
何故冴えない自分に?と思いながらも流れに身を任せる
島での撮影はトラブルが起きて、後から来るはずの撮影班が来ない
そしてこのリアリティーショーは別展開に突入する

クローズドサークル+リアリティーショーのジャンル

ドラマが進行する中で殺人が起きる
しかも島だからお約束の電波が入らず外部との連絡が取れない状況に。
犯人は誰?
しかもこれもお約束できな臭い人間関係
こんな島に裏がありそうな人達を集めるとかどうかしてるよ!

エピローグで被害者のことが語られていたが、何やら援護されてる語りがあったけど、あいつは何も反省していないし、むしろまた悪いことして炎上不可避だったでしょう
今回も心折れて○殺しようとする人が出たらどうすんの

そしてもう一人は全く覚えていないし、告白しようとか自分のことしか考えてないからなんとも思ってないでしょうね
裁判になって動機が明らかになったとき、世間は被害者へのバッシングもする可能性はある
そうなった時にラストの台詞のように思い留まる人はどれだけいるだろうか


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