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アンサーゲーム 五十嵐貴久 読書感想

美男美女で誰もが羨む結婚式を終えた毅と里美
二次会を終えて翌日は新婚旅行に行くはずだった
目覚めたらお互い下着姿で別々の場所に監禁されていた
壁のモニターからピエロの顏が口を開く
「アンサーゲームへようこそ」

デスゲーム系の作品
アンサーゲームでピエロの出す問題にお互いの答えが一致しなければ失格
10問のうち3つ間違えたらゲームオーバー
三回だけ相談(30秒)出来る。そのタイミングはいつにするか、自分達の判断で決められる。

目的も誰がやっているかわからない
しかし確実に相手に主導権がある
勝てば1千万を与えるというが、このアンサーゲームはなかなか難しい

疑心暗鬼になり互いを信じられなくなっていく

さらにゲームを仕掛けてきた相手は過去を徹底的に調べていて、小学校時代の初恋の相手や隠していた浮気相手なども全て曝け出してくる

毅と里美のモニターには同じ画面が映っていない
もしばれたらというリスクも突き付けられて精神状態も乱れて来る

エリートで将来も有望で、将来は明るいはずの二人がアンサーゲームによって本性が剥き出しになっていく様が恐ろしい

オチはデスゲーム系ってやっぱりなんかすっきりしないなと思う
これで終わりかというのが映画っぽい

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