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ウィンターズ・ボーン 村社会なのは日本だけじゃない閉鎖的な場所はどこでもある


父親が失踪した為に、このままでは担保に家と土地が取られてしまう。
母親は心が病んであてにならない。幼い弟と妹の為に主人公のリーは父親捜しを始める。

リーが住んでいる土地は都会ではなく田舎の閉鎖的な所

警察います でも重んじられるのは土地の掟のようなもの

父親探しする為に知っていそうな集落の長に聞きに行こうとすると阻止されるし、(近付いた!とかそんな理由で)ぼこぼこにもされる

リーが子供(入隊できない年齢)なのに、土地の人達は保身が大切で助けてもくれない

日本は村社会だ!同調圧力が強い!などという声があるけれど、
海外にも閉鎖的なところがあり、法が届かないところがあり、同調圧力など生易しいものではない力で消されるような場所はある
結局自由なんて声を上げられるのは平和なところにいる人達なんだなと思わされてしまう

リーは家族の為に非力ではあるけれど、危険な目に合いながらも欲しいものを勝ち取る

希望は通らなかったが入隊して稼ごうと決意したときに、幼い弟と妹に銃の使い方を教え、りすを撃ちその肉で食料を取るんだよと教える
都市部だけ見て豊かな国(物価は高いが)と見えるが、広いアメリカの中でこのように厳しい日常を生きている子供もいる

暗くて寒い中で強く生きているリー
ジェニファー・ローレンスの演技力が素晴らしい作品

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