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1980年に映画アカデミーを創設していたらこの差は生まれなかった。そんな国の映画産業に未来はない。

「韓国映画アカデミー」、通称KAFA(Korean Academy of Film Arts)。

1984年に国内映画産業の専門人材育成のために設立された、国立の映画学校だ。釜山の高台にある4階建ての建物に、映画監督、プロデューサー、カメラマン、アニメーション監督を目指す若者50名が、少数精鋭での教育を受けている。映画監督を目指すコースへの入学は、なんと競争率が20倍以上。合格すれば学費や寮の支援を受けながら、映画作りに集中できる環境が与えられる。古くから映画界にあった「徒弟制度」とは違う形で、優秀な映画監督を養成することが目的だ。

あの『パラサイト 半地下の家族』でアジア初のアカデミー賞作品賞を受賞した、ポン・ジュノ監督もここの卒業生だ。

学校によると、これまでに韓国で活躍する700人あまりの映画人を輩出したという。


アカデミーを建てずアカデミー賞を始めた日本との違いが出た。

1980年に映画アカデミーを創設していたらこの差は生まれなかった。

映画館と配給会社が興行収入の75%を取って制作会社に分け与えず、

業界にも還元しないのを国は黙認した。

そんな国の映画産業に未来はない。

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