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会社の代表を2人以上にできる?

サンカラ・司法書士の阿部です。

プロ野球の今シーズンは開幕から1カ月を経過しました。

やはり注目は、日本ハムファイターズの監督に就任したBIGBOSSこと新庄剛志監督ではないでしょうか。

残念ながら日本ハムファイターズはパ・リーグでは最下位と低迷しており、苦しいスタートとなっています。

しかしながら、新庄監督が奇策を連発するため日本ファイターズの試合から目が離せないファンは多いのではないでしょうか。

斬新で失敗を恐れず積極的な姿勢がファンを魅了するのだと思います。

もちろん、私は道産子びいきもありますが(笑)。

ミスター・ドラゴンズ

その一方、対照的に手腕をふるうのがミスター・ドラゴンズと呼ばれた中日ドラゴンズの立浪和義監督です。

打線の固定や先発投手に長いイニングを投げてもらうことは、とてもオーソドックスであると言われています。

また、ベンチではほとんど表情を変えずに、コメントも控えめなことが多いです。

立浪監督は、PL学園の主将として野球に対する知識の豊富さやキャプテンシーを評価され、

黙々とドラゴンズの監督を目指し解説者を務めてきたそうです。

リーダーシップ

新庄監督と立浪監督のように、リーダーによって球団の色に影響を与えます。

どちらも、それぞれ良い所もあり、悪い所もあるでしょう。

会社も代表取締役というリーダーによって色が変わってきます。

なぜなら代表取締役の考えが営業・人事・財務等多方面に反映されるからです。

そのため、誰が代表取締役になるかというのは、会社にとってとても大きいことです。

本社はもちろんのこと、なおざりにされがちな子会社や関連会社の
代表取締役についても、

縁故ではなく能力や考えをみて、選定した方が良いと考えます。

今の球団にはない方法

球団の監督は基本的に1人ですが、会社では「共同代表」が認められています。

つまり会社に代表取締役が2名以上いる形態です。

意外に知らなかったという方も多いです。

「代表取締役会長」・「代表取締役社長」と耳にすることがあると思いますが、それは「共同代表」という形態を取っている会社になります。

象徴的な代表取締役、いわゆる「会長」と実務的な代表取締役、いわゆる「社長」とで、使われることは多いのではないでしょうか。

しかしながら、実務的な代表取締役が2人いても複数の観点から会社をみることが効果的であったり、

機動的に動ける場合もあるので施策の1つとして考えみるの良いと思います。

適材適所

「場合もある」と書いたのは、「船頭多くして船ふね山やまに登る」といように、

指図する人が多過ぎるとかえって統率がとれず、意に反した方向に物事が進んでいくということもあるからです。

いずれにせよ会社の状況を把握し、役員・社員の能力をきちんと評価して、適材適所を目指すことが一番大事だと思います。

個々の能力が120%に発揮される会社は素敵だと思います。

かく言う私もそうした経営をしていきたいなと改めて感じ、邁進しているところでした。

阿部舜
ITに弱い司法書士
(システム選び、法務、登記)

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