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雑記:今期のマラソン

昨日、緊張しながら開いたメールを辿ると…
無事!当選!別府大分毎日マラソン2024に今期も出ることが決まりました!私はカテゴリー4=抽選なのでヒヤヒヤしながらこの時期過ごしています。

もちろん春からの練習はトレイルレースにおけるレベルアップを前提としながらも別大を意識したスケジュールで組んでいたので、本格的に強化期に入る11月に向けてのベースは仕上がってきています。

トレイルレースは色々な意味でエンジョイすることを目標としていますが、ロードレースに求めるものは極めてシンプルで「速さ」です。もっと正確に言えば「納得できる走り」ということになります。それは記録のみでなくレース展開であったり、苦境における心の動きだったりします。つまり過程と結果の両立です。
正直、完走を目標にしてペース落とした100kmクラスのトレイルレースより本気のフルマラソンのほうがだいぶキツいんですよね…

以下は以前の記事と重複しますが、昨年のラップタイム。前半はイメージがほぼ完璧に再現できました。32kmから悔しい思いをしました。ここがなけりゃ自己新も見えたんですがね…
ただ、脚がダメになっても気持ちが折れず最後まで諦めなかったことは良しです。

4:35ペースがほぼ完璧
30kmから加速するプランで脚も残ってました。ところが32km地点で脚を攣り減速。最短でリカバリーを行うも、パワーの落ち込みは隠せず。原因は30km走不足とナトリウム不足です。
3.15切りを果たせず…良い点と共に課題も見えたレースでした。


いくつかフルマラソンに出て、別大は「来年も絶対出たい」と思えた初めてのフルマラソンでした。華やかなおもてなしなど一切なく、エイドは水とスポドリしかなく、完走後に楽しめる料理など一切ない(どころかレジャーシートに置かれたバッグを探すだけ)というホスピタリティゼロのガチレース。あるものは緊張感と走りやすいコースとガチなランナーだけ。
いろいろ削ぎ落とされて欲しいものだけ抽出された、まさに最高のレース環境です。

42km地点で巡航速度が3秒変わるだけで下手すりゃ順位が10くらい動き最後まで全く気が抜けないという、私レベルの市民ランナーがなかなか体験できないギリギリの展開。最後のトラックで関門まで人が途切れないというすごい状況です。
あのヒリつく感覚はこういうタイプのレースに出た人しか伝わらないと思いますが、とにかく一言で言えば高揚感で痺れます。多分アドレナリン出まくってます。

レベルの高い人を見ると勉強になりますし、カテゴリー4でも一定以上の練習を積んでないと立つことができない舞台ということで他のランナーに対して敬意を感じ、同じくらいの人や少し格上の人に勝ちたい!という気持ちも自然に湧き上がります。真剣に自己記録更新へ挑戦できる環境です。


今期のフルマラソンは別大のみ。一発勝負!(もしかしたら走力テストとその後の調整、現実的な走行ペース決定のためにひとつハーフマラソンを入れるかも)

年内はトレイルレースをいくつか残してるので、それも楽しみますが平日などはガッツリ切り替えていきます!
目標として自己記録更新は当然で、カテゴリー3レベルにどれだけ近づけるか?にも挑みます。

そして「納得いく走り」としてはイーブンからの差しが理想です。今年のように±5秒巡航で32kmまで進み、徐々にギアを上げ37kmから勝負!というカタです。普通に考えて1番難しいんですが、上手くハマると最高でもあります。絶対的なタイムは速い人には敵いませんが、自分のリソースを完全に掌握し最後の搾りカスでどこまでやれるか?をコントロールできれば壁を突破できると思ってます。

再びここを目指せることは素直に嬉しくて興奮してます。

別大2023所感↓

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