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【大会・レース編】SEOUL100k -50k/50km D±2840m(2023/10/20)

今回はレースの話です!
準備編は以下より

基本情報

開催日: 2023年10月20日
走行エリア:ソウル市街〜北漢山周辺
距離:約52km(タイム計測は49km地点まで)
標高差:U2840m/D2830m
制限時間:14時間
開始時間:朝5時

動画


移動-受付

いつものようにちっとも眠れず、朝は2時半に起きました。寒い。この日のソウルは最低気温8度。それでも当初予報は最低気温5度だったため、ずいぶんマイルドに感じました。

朝3時半
準備を整え、宿から会場のソウル広場へ。歩いて15分かからないくらい。

到着!

前日の夕方時点では一切設営されてなかった会場ブースがちゃんと準備されてました。広場の半分は別イベントが使用しており、スペースは折半。並行して無関係のイベントがシームレスな空間で行われているというすごい状態…。

GONTEXのブースで誓約書の記入と参加記念品の受領。立派な箱に入ってます。

スニーカーの箱みたいだ
Tシャツやゼッケン、コースマップなど

ただ残念なことに旅行者的には邪魔なので、他の日本人参加者にならって箱は捨てました。誓約書提出の隣ではステッカーが配られており、これはシールタトゥー。せっかくなのでお姉さんに貼ってもらいました。

何種類かあります
こんな感じ。そのうち取れるタイプ

会場は冷えましたがショートパンツでも大丈夫だなという程度の体感気温でした。着ないウェアを記念品と一緒に預けてレースの準備を進めていきます。GONTEXの方に腿テーピングも巻いてもらいました。

お立ち台
なんか謎ウォーミングアップ体操(ダンス)やってたのでちょこっと参加

普通にいけば完走は確実にできるコーススペックだから、設定タイムもなく景色を存分に堪能することを目標にした大会は久々です。


レース(エイドごとでセクション)

コースマップ

50kmはこれ。経験のないタイプの標高チャート

全体的に各セクションの最高標高は300m台でセクション3だけ突出して700mくらいあります。こういうレイアウトだから楽でしょ、と思ったら後半割ときつかったと先に書いておきます。

色々表記はありますが、本稿ではエイドで区切りSectionと表記します。セマンティックなマークアップ!

Section1:スタート〜エイド1

Section1: 0-9.9km

朝5時
ゲート前に並ぶとカウントダウンと号砲!いよいよソウルの街と山を旅するレースの始まりです。

並ぶね〜

会場のソウル広場は街のど真ん中ですが交通規制などはなし。誘導の方が車を逐次止めるという荒技。クラクションが鳴りまくります。そもそもソウルはクラクション鳴りまくるので平常運転ではありますが。

広場からしばらく街を進み北上。中心を離れると坂が増え、ある程度登ったところで最初のトレイルに合流。ピークは城壁が左手にある道の先。このへんはさすがに混んでたので流れに沿ってゆっくり進みました。

抜けるか抜けないか?の幅でもガンガン抜かれます!韓国人ランナーはガンガン前にくるよ!
止まろうに止まれないので走りながら
夜景がきれいですがこうなりますね

岩場を登ったり、控えめなトレイルを走ってるうちにランナーの数がバラけて、ライトもまばらに。前方に見える光を追いかけると下に向かっていたので私も降ります。

…が、降りたところは住宅街でテープが見つかりません。カロスも道外れ警告を出してきて、あっコレはロストだ!と気づき前方のランナーと2人で来た道を戻りながら何とかルートに復帰します。

そこからしばらくトレイルを降った後、ロードに接続し次のトレイルへ。このレースはトレイル→ロード→トレイルがひたすら繰り返されるレイアウトになっており、標高が低いところはだいたいこの構成です。

同じくロストした彼とは同じペースで進んでおり、私は韓国語話せないうえに英語力も極めて残念ではありますが、わいわい話をしながら走っていくと次第に朝の気配が近づいてきます。


Section2: エイド1〜エイド2

Section2: 9.9-19.9km

そしてまもなく最初のエイドに到着。

エイドの飲み物はセルフサービスで注ぎます。

エイドの補給食はバナナ・チョコレートのお菓子・飴など、ドリンクは水・ポカリスエット・コーラでした。コーラはないエイドもあったけど大体この組み合わせが標準セットです。エネルギー的にはちょっと足りないかな。

エイドで補給をしてから先ほどの彼とバディ結成となります。海外レースでバディ結成という中々アツい展開でこの後進んでいくことになりました。今年のレースはだいたい途中で出会った誰かと進んでるから、もうそういう運命だと思ってますしそれはロングレースの醍醐味でもあります。

すっかり朝です

次のトレイルは管理が整っており、柵なども多めに設けられていました。看板見た感じイノシシが出るみたいで、住宅街が近いので防壁でしょう。
イノシシって英語でなんだっけ?)とか考えてましたが、’boar’なんて私の語彙にはないので出なくて当然でした。

このセクションも入り口と出口が明瞭。
日本の里山だと色々な分岐路がありますが、ソウル近辺はわりと一本道が多い印象です。ただその分トレイルはかなり綺麗に整備されており、登山者(自然歩行者?)もたくさんでした。散歩がてらいけるような道も多いです。

ちなみに日本だと「こんにちは〜」とすれ違うたび声がけしますが、それはほとんどなし。たまにアニョハセヨ〜とかファイティン!と言ってくれる人がいるかな、ってくらいの感覚です。

このあたりから天気があやしくなります。天気予報に雨マークはないはずなのに小雨。トレイルを降る直前には本降り。仕方ないのでレインジャケットを着て進みます。

見ての通りがっつり降ってます

またも街中を進み、エイドを目指します。
この間は街中にあるコーステープを見つけて進んでいく感じとなり、案内の人はほぼいません。絶妙にルートがわかりにくい!

ここから住宅街

いよいよ北漢山の頭が見えてきました。最高標高836mとは思えない迫力があり、水墨画世界の威容があります。これが首都ど真ん中にあるのは驚きですね。

登り坂の住宅街を越えると北漢山の麓(西側)につき、ここからちょっとしたトレイルを走ったらエイド2に到着です。


Section3: エイド2〜エイド3

Section3: 19.9-29.2km

エイド2ではサバイバルブランケットとロングパンツのチェックがありました。え〜っ??ロングパンツ必携品にないんだけど…雨のせいかな?
レインパンツ持っていって良かったです。

ちなみに真ん中の藁みたいなやつはトレイル養生用マットです

このエイドは一番豪華で、パン、シチューとクラムチャウダー、そして2種類のキムチがありました。キムチ!とおもってたのですがいわゆる水キムチがメインなので普通に食べられました。一応カクテキっぽいものもありましたがさすがにラン中だし、ただでえ弱い胃が心配なのでパス…!

こちらシチュー。あたたかい!パンは先に食べちゃいました
こちら水キムチ!浅漬けですね

テーブルもあったので座ってゆっくり食べます。手元の補給食を整えつつ、バディと写真撮ったりしてはしゃいでました。
あれこれ準備してからLet's Go!
コース最大標高差、登りの大変なセクション3に向かいます。

北漢山トレッキング開始

登山道は標高200m?くらいまで整備された舗装路を進んでいきました。他の山域と比べハイカーがかなり多くメジャールートのようです。

北漢山は強烈な花崗岩山なので、ルート上はガレ場やら岩だらけ。まさにトレッキングという雰囲気を楽しめます。
九州だと大崩山が近い地質ですが、北漢山はトレイルが整備されてるので登りやすいです。

コースマーカー
ケルンが散乱
でかくて立派な岩

ひたすら岩場の登りなので走るのは難しい。半分くらいの人はポールを使って登ってました。一般登山客も多く、トレイルランナーはハイカーたちの倍速で進みます。

野良犬!体つきはしっかりしてますが、人とは距離を置いてました

標高が高くなると立派な紅葉が待っていました。
これはうれしい。今年初めての紅葉をさっそくいただきました。

高くなるほど赤赤してる
振り返ると街。足もともご覧ください

周りから見ての通り、山頂付近に近づくにつれて傾斜も険しめになってきます。このあたりはとても楽しく登れました。
雨はとっくに止んでますが、標高があるため結構寒くレインジャケットを着たまま進んでます。

コース最高標高地点(およそ700mほど)からは最も迫力ある岸壁を臨むことができます。左側はスラブのようになっており表面がヤスリで削られたかのように平坦です。
隆起した地層かな?などと色々考えながら観察。すべすべです。

すごい迫力!
シャー!とお怒りのねこさま

ピーク(白雲台)までは進まずここから降りへ。コース誘導の人はここまでくるの大変だったでしょうね。

とがってますね~~

別の機会で普通にトレッキングでピークまで行きたいな〜と残念でしたが、充分なくらいには堪能できました。

またまだレースは半分にもきてません。
先は…ながい!

3Dはわかりやすいですね。最高地点でもまだ半分未満!
降る際のトレイルで。めちゃくちゃ綺麗な秋景色
またも城壁トレイル

結構傾斜のある降りが長く続くので、このへんはわりと足にきます。すっかり暑くなってきたのでレインジャケットを脱ぎました。

あれを横断してきたのね

北漢山を降りながら横断するルートなので、あちこちから立派な山頭を眺めることができます。

レースのハイライトとなる山域を抜ける名残惜しさを覚えつつ、進みます。降りきった先は渓流や整った歩道などがあり登山道入口のようでした。人もだいぶ増えてきます。

ちなみに今更ですがソウル100Kは一般に全然周知されてないの?と思うくらい、登山者ですら9割の人が無反応です。なんというかハイカーとランナーは全く別の生き物でチラッと見られるだけ、あるいは視線にすら入れられないということが多かった。山カルチャーはだいぶ違い日本のレースとは印象が異なります。


Section4: エイド3〜エイド4

Section4: 29.2-39.3km

エイド3はインフォメーションなどがある登山道への出発口でした。隣がなんかにぎやかで、イベントやってたようです。

ここではアミノバイタル(顆粒)もらえました

エアサロンパス的なものがありました。椅子もあり、後半戦突入前にここで一休みという雰囲気です。

残りは標高差だけなら最大でも300mくらいだし、大したことないんじゃない?と見積もってました。しかし累積だと1000mくらい残っており、そこから察せる通り細かなアップダウンが激増します。

公式だとこんな感じですが、
YAMAP実測だとこんな感じ。アスペクト比の違いから圧縮されてるとはいえ、えぐめですね


先にも書いた通り一本道のトレイル→ロード→を繰り返していき、次第に階段が増えてきます。

アスファルトのくだりが膝にくる!
階段がしばしば。ゆっくりと

トレイル自体は特徴がないのですが、小さな町や住宅街などが近いため付近のイベントなどが見えて楽しかった。収穫祭?的なものだとか、トレイル下にある運動公園で卓球やってるとか。

トレイルからロード、ロードからトレイルへ
登っては降り、降りては登る

北漢山からも随分離れてきました。改めて写真を見ると山と町が交互に連続していることがわかります。

ずいぶん遠くにきたものだ

この付近でペース的な理由でバディと離脱して私が先行することになりました。35km、時々冗談を飛ばしながら一緒に旅した間柄です。もちろん大会後も続く縁はあります。SNSってこういうとき本当にありがたいですね。

だからお互いこう言い合って、それぞれのレースは続きます。
See You!ファイティン!

1人になったことだしどうしようかな…?と少し考える。トレイルは単調になってきたし、脚は残っていたので…久々にガチで行くか!とスタイルを切り替えました。
今の力でどれくらい巻けるか?を試します。

短い登りは走れるし、降りは落ちるように進める。まだまだ余力は十分!

ロードにて
街中なんですよね本当

およそ5kmの区間で20人くらい?抜けました。まだまだガンガンいくぜ〜!と飛ばしていきます。完全にレースモードになってました。


Section5: エイド4〜フィニッシュ

Section5: 39.3-52.2km(49.7km off)

いよいよ最後のエイドに辿り着きます。

ラストエイド

ここのエイドで水分を必要分フラスクに補充。食べ物もしっかり補給。アミノバイタル(赤)もらえたのでそれも飲み込み、置いてたみかんもガブっとひとくち。

あとは2点ある300mほどのアップダウンをこなしていきます。この標高だし余裕でしょ〜と思ってたら全然そんなことなかった…というセクションに挑みます。

いきなりの急登
警戒しないでくれよ
運動器具付きの公園。けっこうこの形式をみました


ロードの登りが地味にきつい!

少し進むと大きな寺がありました。この脇道のトレイルを進みます。寺では団体さんに話しかけられましたが、英語が全然通じないので
I can't speek ハングク! I'm イルボン!わからない!ごめん!
と答えたら(シーン…)と間が空き、気まずい雰囲気のあと「ア、イルボニン…」と一応伝わったようです。そしていただく、ファイティン!

※イルボン=日本なので正解はイルボニンもしくはイルボンサランです。

立派な門です。改めてみるとすごい意匠だ

ここからもひたすら登り&降りです。ガンガン進んで前にいる人を抜いていきます。

44km付近はロードの歩道を進んでトレイルに接続して…という区間です。なんか見覚えがあると思ったら、昨年行った六甲全山縦走で非常に似た構成の道を走りました。摩耶山降りた六甲エリアの近くだったと覚えてます。

このへんはまだ楽でした

しばらく進むと観光地っぽいところに出ました。というか家族連れが多く駐車場もあって観光地そのもの。人が集まるところも普通にコースに組み込まれるのがソウル100kです。

入場料とられそうなやつ
すばらしいビューポイント!

後半はトレイル自体はそこまで特別ではないけど、シンプルに景色がいいポイントが続きます。というかトレイルより階段が目立ちますね。

街が見えます。まだ遠い!

スタートからたまに出てくる壁は必ず階段とセットです。道が広くない上に観光客が多いので邪魔にならないよう進みます。
この遠慮マインド自体がわりと日本人的だったりします。

良い景色を見ながら降りるも…
全然標高が下がらず終わらない階段…!

斜度のきつい階段を降り終え、いよいよ最後の山に挑みます。
画像でいう47km地点です。見ての通り46km前後の降りは全部階段なので脚に来る負担はやばいです。

短いようで長いラスト区間。46km付近がこの階段降りです。ジェットコースターかな?
ロードに合流してからもまだまだ続く階段

登れど降りれど終わらない階段です。
ゼーゼー心拍があがるもタイムが良い感じに巻けていたのでペースを妥協したくありません。観光客に白い目で見られながら気合いを入れてパワーウォークで登っていきます。

景色だけが心の支え
木の階段まで…

ようやくピークに到達します。

が…問題が発生。めっちゃくちゃ混んでます。
気軽にハイクできる山なので家族連れやデート客もたくさんでペースが一気に落ちます。

絶壁気味の狭い柵付き岩場を進むため抜くことはできません。1人幅しかない箇所で岩場なので普通に追い抜き不可のところが多め。

それでもピークまではまぁまだよかったのですが、降りでも同じくすれ違い不可スペースの箇所が多く登り客vs降り客みたいな構図となり、交互に進んでいきます。お国柄なのかガンガン来るのですぐには進行ターンが切り替わらず、向かいのおっさんはキレだし、こちらからは無理やり順番抜かし登り客を無視して降りるおっさんも現れる始末です。ダメダメあぶないって。 

つまる。中央部分まではこの状態

ここで待ち15分ほどロスしました。
まぁ自分でコントロールできない部分なのでしょうがないです。
ただ、私の後ろに並び律儀に順番を守っていたランナーのお兄さんとラストまで一緒に行くことになりました。ウェアや雰囲気も相まってあまりにさわやかな人でした。

下山し最終チェックポイントを通過。
実はタイム計測はこの時点で完了していたようです。
なので残り3kmはおまけになるのですが、それを知らず市街地ど真ん中をがんばって走りました。会場近くはそもそも観光地なのにデモやってて更に混んでおり、レースでランナーではない人込みをスリぬけて走るという初めての経験ができました。

そして最後の信号待ちをしてる際に先ほどのお兄さんが先にいきなよ、と譲ってくれました。ゴール後は握手。ほんとうに…さわやかすぎる…!

すっかり暑くなったおやつ時。10時間を切るくらいのタイムで短いようで長いレースが終了しました。

やっと帰ってきましたよ
ゴンテックス様様です。ただのテーピングでしょ?と侮ってましたが大変良かったです。本命レースのとき使おう

記録は最終チェックポイントの時点で9時間半を切ってるくらいでした。更新の余地を残しつつ、楽しめる配分だったので非常に満足です。

ゴールしてからは完走記念品を受領。
メダルとスポンサーであるノースフェイスのウォームアップフーディーです。値札ついたままなのですが、エントリーフィーより高い製品だし参加記念品のTシャツや他もらえるものを考慮すると原価割れしてないかこの大会?と心配になるほど謎の運営構造が気になりつつ、まずは感慨にふけることにしました。

ずっしりしたメダルも立派

52km弱のミドルレースだったけどなんだか色々なことがありました。今年出た中で三本の指に入る、素晴らしいレース体験でした。

完走後

完走後にフードチケットをもらえるのですが、会場ブースではなく近くにあるチェーン店の商品引き換えでした。こんなのわかるか!
あまり英語が話せず日本語NGのゴンテックスの方が四苦八苦しながら案内してくれました。共有されてないんかい!と思いつつも大変ありがたかったです。

店の外装は撮り忘れました…

スンデクッパ。めっちゃく染みる。うまい。ただめっちゃ熱い。あと右のオキアミは味が濃すぎて残しちゃった

食後会場に少しだけ寄って、宿に戻りました。
旅はあと少し続くけど、一休み。
体を洗い、服を着替える。
まだまだ行きたいところはたくさんあったので、眠気と疲れも忘れて歩き回りました。

すばらしいレースでした
カンペ(ジョーク集)

頭の中は情報の嵐と完走後の感慨でめちゃくちゃに興奮してました。
近いようで遠いソウル。トレイルランニングの大会に出ることでわかることなどもあって、普段の大会以上に心に残るものがありました。

初めての海外レースとしてはGONTEXのサポートがあったことも大きな助力となり、ハードルがだいぶ低く参加しやすかったです。

そして自分は確実に海外レースにハマるタイプだと確信しました。ゆるい規格で日本基準だとめちゃくちゃなこととか、わけのわからないものがあったりとか、偶然から得られるエモーションみたいなが好きな人は絶対ハマります。

トレイルランニングと旅は恐ろしく相性がよく、さらに相乗効果すらあり混ぜるな危険、の劇物といえるくらい最高です。もっと色々な国やローカルな地域に行き、旅しながら走りたい!

費用という重々しい代償がありますが、よく考えたら国内レースもロングだと大差ないので今後はできれば年1くらいで何かしら出ていきたいと強く思ってます。レース、調べなきゃね。

別稿:準備編

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