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ランニングログ:ひとり福岡マラソン+α(2023/11/11,12)

今年は福岡マラソン落選しちゃったのですが、ゼッケンなくてもひとりでできるだろ?ということで前日に走ってきました。

【条件】

開始時間 8:20
スタート場所 C-Dブロック相当?の位置

つまり大会に準拠しました。
もちろん歩道なので信号待ちしますし、一部歩道橋を進まないといけない箇所などとありますが概ねそのまま大会コースを進めます。

ただし給水所はないし手荷物預けもできないため、以下が装備品です。だいたい全備重量1.25kgが追加される感じ。

500mlのボトル(足りない分は自販機で補給)
補給食(ヤマザキの羊羹×3)
着替え入れたザック
スマホ
小銭たくさんのサイフ
モバイルバッテリー

毎度の通りセタローです。ウインドシェルやアームスリーブ、着なかったけどロングパンツなど。


この日の気温は概ね15-18℃で、走るには暑かった。アームスリーブ(アールエルのメリノウール)も5kmくらいで取り外すくらいには発汗してました。日差しもきつくサングラス外すと眩しいくらい。

スタート前に寄ってみました。ランナーじゃないから入れない!


以下、写真はダイジェスト。

0-10km

スタートは写真の場所から、8:20ちょうどにスタート。

定刻通りにスタート。既にウインドシェルは不要な気温でアームスリーブとTシャツ、ショートパンツで走る。
街の真ん中なのでいきなり信号待ちをくらいまくりますがアップと思って進みます。

百道では給水所の準備中。前日にコースを通るのは初めてだったので新鮮。
10km地点。羊羹にピントがあってない!

10-20km

生の松原らへんは"車線変更"が必要です。わりと空いてたのでスムーズでした。

松原抜けたところ。いざ糸島
真ん中らへんに人が集まってます。これはのぼりを立てている様子。こうやってひとつひとつセットしてくれてたんですねぇ。
九大前の登り坂。この辺でボトルの飲み物が尽きてしまうがいい感じの自販機がない(ポカリスエットかグリーンダカラを探していた)


ポイント練含む強化期のトレーニングスケジュールの延長だったことと暑さから股関節周りを中心に疲労が目立ってきます。
一応走れるけど脚、重!って感じ。

20-30km

さきほどののぼり。ガンバル!
そしてやっとお望みのもの。ボトルに中身を移植し、あまりの100mlを素早く飲む。補給は1分以内!
今津運動公園。豆乳うどんが有名な25kmエイドです。ここにくるまでの河川近くは長く感じた〜
そして海釣り公園。ここからがきつい!浜風と細かいアップダウンの連続です。
30kmくらいで早くも補給。だいぶ汗かいてます。同じく1分以内!


30km前後から普通に疲れが出ており、正直歩きたいくらいでしたが"ひとりマラソン"だから歩きは禁止です。ペースを若干落としつつ進みます。
練習の趣旨としても心拍ゾーン2相当を鍛えたかったので問題なし。

30-42km

きれいなコスモス畑を尻目にすすめ
これが福岡マラソン名物、のらん坂です。地味にきつい登りが続いて脚切れしたランナーはつらそうに歩くところ。
34kmくらいの地点にはエアサロンパスエイド(青いやつ)があります。本番ではここでも辛そうな顔のランナーがスプレーしまくってたことでしょう。
二見ヶ浦の夫婦岩。観光地なのでめっちゃ人多いです。他にも私と同じことしてる人が1名おりました。
40km地点。ここからが最後の頑張りどころ!
あと1km!遠い!
そして…ゴール!
こんなのあったんだね

久々のロードロング走だったこともあり、普通にだいぶ疲れました。最後の10kmはペース上げようとしても上がらなかったし。ロードだとやたら重く感じるボトルは携行500mlを最大にしたせいか、水と電解質の不足も感じて給水所のありがたみがよ〜くわかりました。

記録的には諸々のロスを差し引きしてサブ3.5くらいかな?ってところでした。

Evoride Speed。それなりに走れるシューズだけど本番は更に速いテンポで進むのでこのシューズは履きません。
信号待ち、飲料購入・入れ替え、荷物重量を加味して-15分弱くらいかな?
ペース的にはゆっくりなんですが、
心拍は閾値。まぁ仕方ない

データの数値的にペースより心拍上がってますが、このへんは気温と疲労の影響が多いとみてます。

11月現在、来年2月の別大に向けて主にLT域を集中強化しており練習効果も実感できてます。例年より巡航ペースに対しての余力がだいぶあり、ストライド・ピッチもイメージ通りに動かせます。

12月半ばまではこのLT強化を軸にする方針で週末はロング走にも波及させていくつもり。そこからは地獄のVo2Maxとスピード強化のための定期1kmインターバル・ヤッソ800、35km走導入期に入ります。いずれも強度が高いのでケガに気をつけます。

今の時点で気候条件揃えばPB狙えるくらいに鍛えられているので、ここで妥協せず大会当日に"準備こそが自信の証明"と断言できる状態まで仕上げていきます。そのためには練習以外にも減量などしんどめのこともやりますし、12月から「楽しいこと」もいくらか捨ててOKです。
年中このテンションは無理ですけど別大は本気で挑まなければ後悔しそうですので。


翌日

知り合いの方がけっこう走られたので応援に行きました。福岡マラソンを応援するのは初めてなので新鮮です。ちなみに現地まではジョグで行きましたが、やはり筋力自体に疲労はほとんどありませんでした。

10km地点。この辺から交通規制

前日とうってかわって普通に寒いうえ、小雨まで降っていました。ところがマラソン的には寒さはプラスです。
福岡マラソンは例年、本当に秋か?と思うほど暑いことが多いのでこれはむしろ稀に見るチャンスで記録も狙えるコンディションでした。

いいところをキープ。

知り合いの方もなんとか集団から発見して応援でき、先頭から最後尾まで見送りました。

自転車と反対に帰路へ

先ほど別大に向けて随分熱っぽいこと書きましたが、色々なランナーを見てるとマラソンにかける気持ちも千差万別だし最初は全然走れなかったなぁ〜なんて初心を思い出したりもしました。

福岡マラソンみたいなシティマラソンは多様な参加者あってこそのお祭りみたいなところがあります。
「速いやつほどエライ」は別大のように競技性が極めて高い大会だけでも良くて、フルマラソン初めてだけど挑戦してみるとか、楽しく走るとか、友達と出てみるとか、自己記録に挑むとか、多層的な動機のグラデーションがあることで出たいと思える大会になっていくのかなって。たまにはエイド全食べファンランやルナサンやベアフットなど縛りありランで走るのも良さそうですね(参加費安ければ…)

各地でマラソンの参加者減が顕在化しているけれど、大半のランナーは月に100kmも走ってないですからね。楽しめつつ挑戦もできる、くらいの塩梅が良いのです。「わざわざ安くない金払って時間をかけて準備しとてもキツいことをする」行為なのはまちがいないですから。
個人的には運営に「おもてなし」を求めすぎるのはどうなの?とも思い続けてますが、やっぱり大会自体が賑わって、目標として時間をかけて頑張って、出たことを後悔しない方がいいわけです。

ちなみに…
やはり予想通り今年は好記録を出せた方が多かったようで、サブ2.50で全体順位100位前後と例年より高速化してたみたいです。
知り合いの方々もPBを大幅更新できた人ばかりで安心しました。練習から見てるから感情移入するところもありますが、ランナーを応援するのも楽しいですね。観に行ってよかった。

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