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沖縄から出て「何者か」になりたかった28歳マーケターの話

はじめまして。すなえり(@suna_book)です。
きたる30代に向けて、一度これまでの人生を振り返ろうかと思います。
若干普通じゃない人生を歩んできたので、あまり参考にはならないかもしれませんが「こんなキャリアの人もいるんだな~」って感じで読んでもらえると嬉しいです。

マーケターになる前の人生

1990年沖縄生まれ。公務員の父と専業主婦の母のもと平凡に暮らしていましたが、高校3年のある日「このままだと一生温室育ちで何もできない人生になる」と悟り、県外に進学。

関西のとある大学の経営学部に入ったものの、授業もバイトも意味を感じずモヤモヤする日々・・・。
そんな時mixiで受け取った「飲食店経営しませんか?」のメッセに反応し、学生だけで飲食店を運営する団体に加入→1ヶ月で代表に就任しました。
私は本気で成長したかったのでストイックに売上成長に取り組んだけど、ほとんどのメンバーは「将来カフェやりたい♡」みたいなゆるふわ系女子で、私を誘ってくれた方も含めたくさんの学生が入っては辞めていきました。
3年間でなんとかBarとカフェの2店舗を運営。(コンセプト決めから日々の営業、売上管理、採用まで)

就活開始とともに代表を退き、人材会社から内定をもらいました。会社選びの軸は「とにかく成長できる環境」。大学の方は飲食店を運営している間ほとんど行かなかったため、4年で中退。

そのまま(人事に許可をもらって)2014年新卒として入社。
会社の8~9割が営業職の中、企画職で新規事業を立ち上げる部署に配属され、営業以外の部分を担当することに。
求人サイト立ち上げのディレクションから請求書作成、クレーム処理まで膨大な仕事量に追われて鬱状態に陥り「このままだとただの便利屋になる。手に職をつけねば」と思い、マーケターへの転身を決意しました。

なぜマーケターになったのか?

突然「マーケターになりたい!」と思ったわけではなく、仕事をやっていく中で「自分が今までやっていたことはマーケティングだったんだなぁ」と気づいた感じです。

中学生の頃から個人サイトやブログを運営していましたが、私の場合「何を作るか」より「どうやったら集客できるか」の方が何倍も興味がありました。
あらゆるランキングサイトで1位を取る方法を研究し、ニコニコ動画では1位を取るための動画を1ヶ月かけて作成。
飲食店をやっていた時も決して飲食業に興味があるわけではなかったけど、売上の落ちる2月に「メンバー総選挙」と題したイベントを開催して、原価の低いお酒1杯につき1票の投票権という制度で売上up。

マーケティングが仕事になってから、当然キツいこともあるものの「好きを仕事にできた」という感覚が芽生えました。

▼1人マーケター時代

営業100人に対してマーケター1人だったのでさすがにインバウンドの限界を感じ、2016年BtoBマーケにどっぷりつかるためfreeeに入社。

↓転職の経緯とその後はハフポストに掲載してもらいました。

今後やりたいこと

ずっとマーケティングをやりたいと思っています。
最近は運用型広告を担当していますが、広告がウザいとされる中で「適切なターゲットに、適切なタイミングで、適切なメッセージを届けること」を強く意識するようになりました。単に数字を見るだけでなく、人に向き合い続けるという感覚を忘れずに大事にしていきたいと思います。

あと旦那の実家がお寺なので、将来的には「寺×IT」にも挑戦するつもりです。

大学時代にターニングポイントを迎えてからずっと、自分の挑戦で誰かの選択肢を増やせたらいいなと考えています。(ちょっとおこがましいですが)
私が発信することで例えば地方の高校生に「へ〜学生で飲食店運営できるんだ」とか「中退しても普通に活躍できるのね」と思ってもらえたら&自由な選択を推進できたら本望です!!!

すでに「温室育ちで何もできない人生」は脱したと思いますが、今後も「今以上に楽しく生き生きとした人生」を歩むべく進み続けます。


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