「顔採用」の実態 ~傾向と対策~

リクエストの中で多かったものの一つが、就職・転職活動。それも顔採用に関してであった。
別に就職・転職だけが進路ではないと思うが、相談者の多くは就職、それも所謂難関企業への就職・転職をお望みのようであり、書かせて頂く。
尚、今回対象とするのは、所謂難関企業且つ業界トップ3くらいまでの企業である。

まず、顔採用の定義だが、本noteでは「容姿(の良さ)を理由に採用される」とさせて頂く。就職・転職活動においては、Webテストの点数や学生時代の活動、職歴と実績、面接等を総合的に勘案して合否が決まるのが一般的だが、出来が芳しくなくとも容姿を理由に採用されるとお考えの方が一定数いらっしゃるようである。

本noteの目次は以下の通りである。
1.「顔採用」は存在するのか?
→所謂各業界トップ3くらいまでの会社において「顔採用」は存在するのか否かについて記載する。
2.「顔採用」から見る就職・転職活動のメカニズム
→企業はどういう人材を求めているのか。また、なぜ「顔採用」と言われるのか。メカニズムを説明する。
3.「顔採用」から考える、企業が求める人材になるためにすべきこと
→2で説明したメカニズムに加え、昨今の市場環境について説明する。昨今の社会変化を踏まえ、応募者に求められることが増えた。その理由を説明した上で、企業が求める人材になるために応募者がすべきこと(対策)をついて記述する。
4.印象セルフチェックのすゝめ
→印象セルフチェックをお勧めする。具体的な方法について記載させて頂く。

ご興味ある方だけ、どうぞ。

1.「顔採用」は存在するのか?

所謂各業界トップ3くらいまでの会社において、顔採用は存在するのか否かについて。

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