完全「高望み」マニュアル① 心構え編 ~夢を叶えるための生涯マインドセット3選~

たくさんのリクエストを頂いていた内容である。お待たせしました。

本noteでは平和な社会において別に叶える必要性のない実力不相応、能力・身の丈に合わない目標を叶えようとすることを「高望み」と定義させて頂く。
例としては、偏差値30なのに名門大学志望、Fラン大学から誰もが知る名門企業志望、不細工がモデルとお付き合い希望等々が挙げられる。尚、1日1ドルの貧困から抜け出し裕福な暮らしをしたいと望むとか、ミサイルが飛び交う戦地からリゾート地に避難したいと望むようなものは、高望みとは言わない。

「高望み」は個人の自由、どうぞご勝手にという立場である。
高望みを批判・否定するつもりはない一方、支持するつもりも毛頭ない。まァ、「夢を否定して可能性を潰すのはやめて!」とか「夢を応援しない頭の固い大人に負けるな♪」みたいな「応援して貰って当然という傲慢なスタンス」「応援強要バカ」は徹底的にこき下ろす派であるが。

世の中の高望みの大半は撃沈して終わる。
それは、「高望み」の正しいやり方を知らず、また知っていたとしてもその通りに高望みをしないからだ。

本noteは、完全高望みマニュアルとある通り、高望みをされている方々に向けて書かれたものである。今回はマインドセット編。世の中の原理原則と現実観察を通じて判明した、高望みを叶えるのに必要なマインドセットを嚙み砕いて記載する。
まぁ、順当な望みであっても勝負は厳しいもの。昨今、特にあらゆる場所で椅子取りゲームは厳しくなっている。本noteは、高望みをする人間のみならず、順当な望みを叶えたいという方にも役に立つ内容と言えるかもしれない。

繰り返すが、高望みを応援しているわけではない。「大丈夫、あなたの夢は叶います♪」「イメージトレーニングで夢を引き寄せ☆」「きっと叶う★ガンバッテ!」という内容をご希望であれば、この先はおやめになったほうが宜しい。

本noteでは、まず、高望みをする人間の特徴をありのままに記載する。ありのまま、である。その上で、高望みをする上で必須となる生涯マインドセット3選を記載させて頂く。

高望みを叶えたいとお望みの方、子供や兄弟姉妹の高望み実現においてどうバックアップすべきか悩んでいらっしゃる親御さん、教育関係者の方、真剣勝負に挑まれる方・・・ご一読いただければ幸いである。

ご興味ある方だけ、どうぞ。

高望みをする人間の特徴と「順当な目標を叶えるのも難しい」という厳しい現実

本題に入る前に。
高望みをする「勘違い人間」が量産されるようになった背景を説明する。まず、昨今はSNSの台頭もあり、「上」含むあらゆる世界が可視化されるようになった。さらに、商業化の波により、「下」の人間の欲望を喚起する形で「上」の世界の一部を都合よく切り取った内容が表に出てくるようになった。
結果として、観察力と思考力の低いバカほど「上」の世界に夢を見るようになった。さらに「夢を持つのは良い!」「夢を叶えよう♪」という教育洗脳の影響、適切な注意・指摘を「ハラスメント」と批判・通報されるリスク激増に伴い、高望みを諫める親切な人、あたたかな社会的な土壌が消えた。
バカは、これまでであれば「社会」から自動的に与えられていた、自己分析能力や現実把握能力を養う機会を失ったのである。

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