現在は、私自身企業に属していないので、色々な意味で自己責任で日々の稼ぎをしていかなければならないので、賃上げのニュースを見ても間接的には係わりがあるが、「ああ、賃上げね」という感想しか持たない。
そして、大きくニュースで取り上げられるのは大手有名企業。
大手の賃上げのしわ寄せは、中小企業に及ぶのでは？と思ってしまう。
少し前、トリクルダウンなんて言われていて、大手が儲かれば、その影響が中小零細企業に及んで行くというのも。
しかし現実は違っていた。結局しわ寄せは中小零細企業に及んでいる。
今回も表現が違うだけで、結局は中小零細企業は大手に対して価格転嫁できず、実質的に賃金が下がっているところもあるのではないかと思う。
また偏見なのかもしれないし、テレビ局の社員の給与がどの程度なのかは分からないので、あくまでも想像でしかないが、平均賃金よりは高いのではないかと思うし、比較的安定しているのではないかと。
その偏見を前提として、テレビを見ていると、ニュースを読む人は、他人事というか、安全圏内からものを言っているようで、なんとなくモヤモヤをいつも感じている。
テレビ局でも色々な職種があるので、あえてニュースを読む人と表現した。

少し話がそれてしまったが、情報が分かりやすい、比較的手に入りやすいというと誤解があるかもしれないけれど、そういった部分にテレビはスポットを当ててしまうことが多い。それは、仕方のないことかもしれないが、報道されない部分の方が、つまり氷山の一角の水面下の部分がはるかに多いことは、いわゆる特集的なことで一時的に取り上げられることもあるけれど、報じられればまだましで、全く光を当てられないところも多いのではと思う。
あくまで私の感想ですが。

ただ一方で、そういった大企業に就職できなかったのは、自己責任では？と言われれば、そうかもしれない。
それが資本主義社会だよね、と言われればその通りだろう。
富めるものとそうでないもの、格差は広がって分断が起こっている。
必然なのか、そうでないのかはよく分からない。

人生お金だけじゃないかもしれないが、ある程度のお金は必要。

ん～、やっぱベーシックインカムかな。