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ラグビーは多様性のスポーツ?!ラグビーチーム「東京サントリーサンゴリアス」真壁伸弥が伝える「ダイバーシティ」とは?

「東京サントリーサンゴリアス」が優勝を狙う「NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022-23」がついに開幕しました。今月は運営スタッフの真壁伸弥さんに2回にわたって東京サンゴリアスの活動について話してもらいました。

前回は松島幸太朗選手と田中澄憲監督に今シーズンの意気込みを聞きましたが、今回は私が開幕前のシーズンオフ中に取り組んだ普及活動についてご紹介します。
東京サンゴリアスでは昨年から包括連携協力協定を締結した地域の小学校に向けラグビー体験教室や夢授業などの出張教室を実施しています。(多い時は週に4校を訪問することも・・・!)

ある日のテーマは「ダイバーシティ出張授業」。
サントリーでは多様な個性・価値観・バックグラウンドを持つ仲間一人ひとりの個性や価値観が尊重され、公平に活躍・成長の機会が提供されるダイバーシティ経営を推進しています。
今回の授業では、ダイバーシティ経営のもととなるDEI(Diversity=多様性、Equity=公平性、Inclusion=包含性)について、基本的な言葉の意味やサントリーの取り組みが実社会で
どのように活かされているかを、サントリーのDEI推進室の担当者と共にお話ししました。

近年DEIに対する世間の関心は高まっていますが、ラグビーというスポーツの魅力も“多様性”だと改めて感じます。ラグビーは体格の違う選手、力が強い、足が速いといった様々な特性をもった選手がひとつのチームで活躍できるスポーツです。東京サンゴリアスでも、出身国や人種、言葉や文化が異なる選手が同じチームで活躍しています。
こうしたDEIが特徴ともいえるラグビーを子供たちに紹介することで、少しでも新たな気づきや視野を広げるきっかけに繋がるようにと、自分の経験を改めて振り返り、私自身とても勉強になる時間でした。

また、この日一緒に授業を行ったスペシャルゲストは、今シーズンからサンゴリアスに仲間入りしたアーロン・クルーデン選手。ニュージーランド代表「オールブラックス」の一員だったクルーデン選手とお互いの価値観についてトークセッションしました。
ラグビーは、野球やサッカーと異なり、国の代表チームに入るための要件として代表国の国籍を必要としません。そのため、日本代表もオールブラックスも様々な国籍の選手から成り立っており、アーロン・クルーデン選手からは「こんな人もいるんだ」と多くの価値観に出会った経験を話してくれました。

ラグビーは様々なポジションがあるので自分に合ったポジションが見つかります。一方で、自分には合わない・出来ないポジションももちろんありますが、それでもお互いに思いやり、仲間との目的のために自分の役割を一生懸命努めます。そうすることで、素晴らしい力が生まれ、素晴らしいハーモニーを生み出すのです。

今回参加した子供たちが、私たちの話を聞いて、「ダイバーシティ」を考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。
先週末に開幕した「NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022-23」では、東京サンゴリアスの戦いを応援していただき、「ダイバーシティ」はもちろん、仲間へのリスペクトの大切さも感じて欲しいです。応援よろしくお願いいたします!

東京サントリーサンゴリアスホームページ:https://www.suntory.co.jp/culture-sports/sungoliath/