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女子必見!親指姫から学ぶ婚活必勝術

今日は「親指姫」のお話をご紹介します。

こちら「親指姫」には、悩める婚活中の女子にヒントをくれる要素がいっぱい詰め込まれています。

あなたの悩みに沿ったものもあるかもしれません。

解決の一助になれたら幸いです。

以下、お話の結末にも触れるので未読の方はご注意ください。

あらすじ

女の子が欲しい、ひとりぼっちの女性がいました。
魔法使いは女性に種をくれ、その種から咲いた小さな花から女の子が生まれました。 

女の子は親指姫と名付けられました。

親指姫はとても大切に育てられていましたが、ひきがえるがやってきて、息子の嫁にと親指姫をさらってしまいました。

しかし、親指姫はひきがえるとの結婚が嫌でした。そこで、そばで見ていた魚たちが、見かねて逃がしてくれました。

それから親指姫は野原に辿り着きますが、そこに住まう虫たちとは姿が違うため、馴染むことができず、ひとりで暮らしました。

月日が過ぎ去り、冬がやってきました。
親指姫が寒さで凍えていると、野ネズミが家に入れて助けてくれました。
隣に住むモグラも可愛い親指姫が気に入りました。

そんなある日、モグラと散歩していると怪我をしたツバメと出くわします。
親指姫は何日もツバメを看病しました。
そして、春になるとツバメは元気になって飛んで行きました。

その後、親指姫は野ネズミからモグラと結婚するように言われます。
モグラはとても金持ちだったのです。
しかし、親指姫はモグラを好きになれず、地中で暮らすのも嫌でした。

親指姫が太陽に別れを告げていると、以前助けたツバメが南の国からやってきて、親指姫を連れ去ってくれました。

そして、

「ここがあなたの国です」

と言って、親指姫を花の国まで運んでくれました。

花の国には親指姫のようなきれいで可愛い人がたくさんいました。
そこで親指姫はその国の人達のように羽を授かりました。

そして王子様が親指姫をずっと待っていたことを知りました。

王子様は親指姫にすぐさまプロポーズしました。

王子様と結婚した親指姫は、いつまでも幸せに花の国で暮らしました。


数々の困難が襲いかかる中、親指姫が王子様と結婚できて本当によかったです。

こちらの可愛くて勇敢なストーリーの、どのあたりが婚活必勝術なのか解説をしていきます。

婚活必勝術①

合わない相手とは見切りをつける

婚活中、知り合った相手が、なんか違う、と思いながら、

一人になるのが怖くて付き合い続けている、

そんなことありませんか。

初めて付き合う相手ができた、

彼氏ができるのが何年かぶり、

とかでしたら、せっかくできた彼氏ですから、なんか違うと思いつつも、失うことが怖くて別れられないお気持ちよくわかります。

ひとりぼっちより誰でもいいから側にいて欲しい、

彼氏がいないなんて恥ずかしい、

いないよりまし、

彼を逃したら、またいつ彼氏ができるか分からない、

本当に自分が結婚できるか分からない、

など、色々なこと頭がよぎると思います。

ただ、

幸せを感じられず、ずっと虚しさを抱えていたり、

こんなこと望んでいないと、

今の状況を心の底で苦しく感じていませんか。

彼があなたと相性がいい相手なら、心に無理なく自然と付き合っているはずです。

たとえ多少嫌なところはあっても、彼が好き、彼と結婚すると納得できているはずです。

それでしたら、どうぞそのままその彼とお付き合いを続けてください。

ただ、どこか引っかかるものがありましたら、このまま彼と付き合い続けるのか、

自分の心と向き合うことをおすすめします。

親指姫はひきがえるとは無理だと、自分の心に素直に従った結果、最終的に王子様に出会いました。

物語では簡単に済まされてますが、一人でどことは知れない中に放り出されるよりも、ひきがえるといた方が楽だったかもしれません。

だけど、自分の心は偽れないと知っていたのでしょう。

時間は有限です。

人生は一度です。

あなたの人生を決めるのはあなたです。

後悔しない選択をしてくださいね。

あなたに時間がどれだけあるかというのは問題ではない。
むしろ、時間をどう使うかが問題なのだ。

ケリー・グリーソン

婚活必勝術②

自立している

あなたは今、社会に出ていますか。

親指姫はひきがえるの元を去った後、一人で野原を彷徨います。

これは親の庇護や旦那の世話にならずに、一人で社会に出ている状態です。

実家暮らしでも構わないので、働くなり、もしくは他の形で社会参加していますか?

あなたはもう大人の女性です。

社会に出て、たくさんの人と出会い、色々な価値観に触れてください。

自分と違う人とも出会うでしょう。

だけど、だからこそいいのです。

社会勉強すると、たくさんの知識がついてきます。

気がついたら、家にいるときよりも、色んなことができる自分になれています。

失敗したり、苦労しながら、あなたは様々なことを学び、人を見る目も養われてきます。

世の中には色んなタイプの男性がいることも、社会に出ると知る機会があります。

自然と男性を見る目もついてきます。

素敵な男性と知り合うきっかけもあるでしょう。   

また、

外に出ると、家にいるときよりも、確率的にも出会うチャンスが生まれます。

ぜひ怖がらずに出て行って、可能性をどんどん広げていってくださいね。

獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす

中国故事

婚活必勝術③

婚活を全てにしない

休日は婚活ばかりしていませんか。

結婚したくて出会いの場に赴くのは素晴らしいことです。
とても行動力があります。

だけど、それを全てにしていませんか。

逆を考えてみましょう。

出会いばかり追い求めている男性と、

打ち込める仕事や趣味がある男性、

どちらを魅力的に感じますか。

どちらの男性と結婚したいですか。

そういうことです。

親指姫はモグラとの付き合いもありましたが、怪我をしているツバメの看病を献身的に行いました。

特に見返りを求めず、ツバメが元気になるまで看病し続けました。

この行動が、モグラとの結婚を前にして、南の国に連れ去ってくれることに繋がりました。

結婚したいと婚活中心の生活になりがちですが、そんな時ほど自分を見失わないでくださいね。

婚活必勝術④

条件で決めない

イケメンで高身長で収入もいい、性格も悪くない、なのに、

なぜだか好きになれない、

そんな男性と付き合っていませんか。

そんな状況でしたら、

彼とは相性が合ってない可能性があります。

彼と結婚したら周りから羨まれるでしょう。

しかし、

あなたが幸せを感じるかはまた別問題です。

人間も動物です。

頭では理想的な人と分かっていますが、本能が遺伝子的に合わないと知らせてくれています。

条件は普通だったり、イマイチなとこもあるけど、

なんか好き、

という、

根拠はないけど好きだと感じる相手の方が相性はあっています。

本能からのお知らせは、あなたの命からのメッセージです。

モグラは金持ちでした。命を助けてくれたネズミの顔を立てるため、仕方なく了承しましたが、親指姫は結婚するのは嫌でした。

ツバメが助けに来てくれて、親指姫はなんの躊躇もなくその背中に乗りました。

お金持ちと結婚することで幸せになれるわけではないと知っていたのでしょう。

条件がよくても、

心がどうしてもついていかないという場合、

後悔しないようにじっくり考えることをおすすめします。

婚活必勝術⑤

運命の相手はいると知っている

自分に王子様がいると思えていますか。

理想的な人や好きな人と結婚する女性は、自分はその人にふさわしいとセルフイメージが高いです。

そして、自分にとっての王子様がいて、出会えることを知っています。

人は誰しも信じている通りの現実を創って生きています。

王子様の存在を心から信じているからこそ、王子様がやってくる現実が創られます。

信じている、

というより、

知っている、

という、それが当然の感覚です。

親指姫は王子様と出会ることを知っていたと思います。

信じていなかったら、ひきがえるやモグラと結婚して、嘆きながら暮らしていたはずです。

自分を信じていたからこそ、苦難を乗り越え、王子様の元に辿り着くことができたのです。

こちらをお読みのあなたは、

婚活に前向きで積極性があり、

私のブログを最後まで読んでくれる心優しい女性です。

王子様に出会う価値がある素晴らしい女性です。

なにを大袈裟なと思われるかもしれませんが、私は本気でそう思います。

こんな些細なことで、何を言っているのとおっしゃるかもしれませんが、

今からどんな小さな事でもいいので、

本気で自分を褒めてください。

本気で褒めれば褒めるほで、自己価値が上がっていきます。 

自分で自分の価値を上げてください。

自分に羽を授けてください。

自己価値が上がると起こる出来事が変わって、現実がいい方向に向かって行きます。

親指姫が花の国にたどり着いて、たくさんの素敵な人達に迎えいれられたように、出会う人たちも変わっていくでしょう。

はじめは上手くできないかもしれません。

成果が分からなくて、投げ出したくなるかもしれません。

だけど、他の誰でもなく、

未来を自分の手で作る姿に魅了されて、あなたの王子様は引き寄せられてくるのです。

あなたの王子様はこの世界のどこかにいて、今もあなたを待っています。

王子様のためにも、どうか自分を諦めないでください。

王子様と出会う、その瞬間を迎えるまで、自分を信じてあげてくださいね。

私たちは2回生まれる。
1回目は存在するために、2回目は生きるために。

ルソー

まとめ

親指姫は、悲しいお話が多いアンデルセンが書いた、珍しいハッピーエンドの作品です。

その中身は長年にわたって多くの人の共感をよんだキュートなお姫様の冒険物語です。

女性の生き方について深みのある仕様になっています。
 
それは、現代を生きる女性にも通じるものがあります。

結婚したいのにどうしたらいいのか分からない、と悩んだ時、ぜひこちらのお話を参考にしてみてください。


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