見出し画像

第三十八話 百合の花③「やっぱ、柚葉、安心する」

 柚葉のあんな感じ、初めて見た。あったよね。何か。

柚「慈朗、いるか?」
慈「うん、今日は、勉強の方はいいのかな?」
数「なんか、二人とも、変じゃない?」
柚「悪いけど、ちょっと、慈朗と話がしたいから、ドリル、続けといて」
数「うん・・・わかった」
柚「姫の宿題は、帰ってすぐ見たから」
数「そう、ありがとう」
柚「じゃあ、慈朗、行くぞ」

 柚葉は、また、僕の手を引く。いつもなら、余裕で、ちょっと、やらしい冗談とか言いながら、ふざけてくるのに・・・。

ここから先は

1,345字

高官接待アルバムプラン

¥666 / 月
初月無料
このメンバーシップの詳細

この記事が参加している募集

スキしてみて

恋愛小説が好き

更に、創作の幅を広げていく為に、ご支援いただけましたら、嬉しいです😊✨ 頂いたお金は、スキルアップの勉強の為に使わせて頂きます。 よろしくお願い致します😊✨