【エピソード】赤はトメィトゥ、黄色はバナァナ。
今日はたまたま2歳児クラスに、
(もうほとんどの子が3歳になってきてます)
ちょっとだけお手伝いに入りました。
もうすぐ年少さんになる彼ら。
よーく喋る!!
おままごとコーナーでのこと。
「こちらの絵本を読んでお待ちくださぁい。」と、丁寧に案内してくれたり、
「牛乳でーす!!!」と
私に必死にお皿で牛乳を飲ませようとしたり、
「〇〇 〇〇ちゃん(フルネーム)!スプーンここにあるよ!」
と必死に伝えていたり、
近くにスプーンが見つからなかったから
おたまを使ってご飯を食べようとした私に
「それで食べるんじゃないよ!これだよ!」
とスプーンを渡してくれたり。
同じ場所ではあるけれど、
みんなで共有された世界ではなく
それぞれの世界の中に入り込んで
時々その別々の世界が合致しながら
遊んでいる様子がよくわかりました。
そして、見立て遊び。
赤、黄色、緑、白のお手玉がおままごとの材料に使われているのですが、
それを1つずつお皿に持って
「ハイ!野菜!」と、
私に野菜のご飯を作ってくれた子どもがいました。
「これなんのお野菜?」と
赤いお手玉を指して尋ねると
「トメィトゥ」
お家で英語をやってるんでしょうね。
「じゃあこれは?」と
黄色いお手玉を指して尋ねると
「バナァナ」
なるほど。
「これは?」と
緑のお手玉を指して尋ねると
「…しろ」
「え?」
「…しろ。(笑)」←自分で言って笑っちゃってる
思い浮かばなかったんでしょう。
それでも、
これだけ色からイメージを膨らませ、
きれいに4色、お皿に盛っていた彼。
ただのお手玉ですよ。
プラスチックの野菜じゃなくたって
マジックテープでくっついてなくたって
野菜って思えば野菜になるんです。
遊び方がすてきですよね。
来年度幼児に上がってきたら
その子にもう一度、聞いてみようと思います。
「白はなあに?」って。
2019.1.30.
スーパー保育士Megu
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