「悪」の正体


これはもう、自分の中ではハッキリした。

「主体性」が無い事だ。


「進撃の巨人」のピクシス指令はお偉いさんとのゲームで手を抜いていた。
これは余計な恨みを買わないように、相手に逃げ場を与えていたと。
主体が無い人間は対象と常に比較するからだ。
ピクシスは相手のメンツを潰さない様に常に忖度していた事になる。
当然、この手の嫉妬深いお偉いさんがたを敵に回さない為だろう。
緊急事態ではその演技をネタバレしていた事が物語る。
要は「アホにリソースを使ってる場合じゃない」と。

愚者というのが相手の引き下げから入るのは、
相手が下位であれば地位が安定して安心するからだろう。
彼等は基準を下げる程、貶める程に自己肯定感が増し快感物質が出るのだ。
マウンティングが常態となり、永久にターゲットと紐づける。
それにより、依存という形での「悪縁」、呪いというモノが発生すると。

この引き下げの連鎖が悪循環を起こし、犯罪や戦争へと繋がっていく。
相対的勝者を生む暗記教育により、その国は破滅するだろう。

これが「悪」でなくて何というのか?


主体が無ければ罪悪感、責任感が生まれない。
物事を自分で考えられず、相対化し、上位下位で比較するだけ。
欲望に抑止が無い事になり、他責他罰の粘着気質になるワケだ。
依存するターゲットを厳選し、そこに全ての責任を押し付けようとする。

経験上、毒親にしろ底辺グループにしろ、何ひとつ省みない。
何かを言うと意地になって逆をやる。
権利を主張し損だけを強い、自他のリスクリターンが釣り合わない。
しかも大事になったら最終的には何故かこちらを恨むと。

権威化した何かをアイコンと指針とし、他のオリジナルを拒絶する。
考えられず、鵜呑みにする。
やる事なす事軸が無いファッションになる。
完全なカルト信者であり、機械化人の様である。

これ要は放火魔が取り返しのつかない放火を、

「いや俺、マッチすっただけだから。」

という事に繋がる。

そこで言い訳できるのは主体性が無く、因果関係を読めないから、
自分の責任だと思ってない、三歳児のまま成長できないからだろう。
ロジックは連鎖するが故に、失敗を反省に変えられるのだが、
目先の衝動で動いているサディストには何一つ因果が理解できないのだ。

「何故そうなるか」が判らない。


スカート捲りを無限に繰り返す小学生のまま、成人する。
彼等の物差しはあまりにも短く、欲しい、食いたい、犯したいで行動する。
その場だけで事象が発生したと考えてしまうが故に、状況が読めない、
殴り返された事を「自分が一方的に殴られた」と思い込んでしまうのだ。
受け売りで人の言葉を喋るモノの、人間じゃなく完全にアニマルだ。

故に彼等は一方的に恨み、妬み、存在しえない復讐心に燃えるのだろう。
自分の行為と起きた事象を一生紐づけられないと。
全てが他人の責任であり、責任を負わせられるターゲットを見出せば、
もう、意地でも一生涯付きまとう。

加害者なのに「被害者ヅラ」で利用すると。


その為に反撃を食らわなさそうな温厚な人間、安パイを厳選する。
そこに「タンツボ」として自分達の失点全てを流し込むのだ。
他人軸の人間は依存相手に呪いをかけてゆく、責任の枷をかけてゆく、
一部の隙も無い、

まさに「悪魔」という事だ。


依存者は自分がターゲットにやらかした際、罪悪感が生まれない。
むしろターゲットに責任をでっちあげ、無理やり押し付けるのだ。
嫌がったら嫌がった事に腹を立て、拒絶したらその拒絶に怒り狂うと。
ボーダーサディストと関わった瞬間から全てが奪われてしまうのだ。
ダブスタ、ダブルバインドで正当化し、全てを相手の罪にする。
こうやって依存対象にどんどん縄をかけてゆくと。

SMにおける緊縛というのはこのマインドを物質化した行為であり、
古今東西の依存者であるサディストが好む理由だろう。

彼等は相応のペナルティが発生しなければ、一生何でもやらかすだろう。
綺麗事を言い放ち、外面を演じ、その本性を見せる相手は決まってる。
バレない様に常に、反撃されない前提の弱者だけを厳選するのだ。

宮崎勤なんてそこら中に何百万人、何千万人も散らばっているハズで、
まだ絶対的な「安パイ」を見つけていないというだけだ。
単に法というリスクを怖れているだけでしかないと。
ペナルティの塩梅次第でどんな邪悪な行為だって厭わない、

それが「主体性が無い」という事に直結する。


彼等は本当に何でもする事がハッキリした。
徐々にボリュームを上げ、相手の譲歩を無限に引き出してゆく。
サディストである底辺グループは、親の前ではまるでポチの様だった。
そこで発生した何も言い返せない力関係を、無関係な余所者に押し付けた。
彼等が怒り狂うのは、自分が親に搾取されてるのに、
自分達の下位である安パイの余所者が搾取を拒絶したからだろう。

「自分だけ不公平だ!」と感じたと。


自分が強者に抵抗できないから、弱者に抵抗されるとキレるのだ。
親に言いなりの自分の言いなりにならない下位を許せないと。
田から目を赤くしてキレる、執着する。
これが小児性愛者のロジック、虐待、イジメの正体であり、諸悪の根源。
外的アイディンティティの集合体、宮崎勤のマインドであり、
他人軸、即ち「ボクは透明な存在」という無責任論者、少年Aそのモノ。
ターゲットの破壊が最終地点になるのは当然と言える。

こいつら充分に与えられているんだから、何故満足できないのかと。
衣食住の対価で親に従属するなら、見下す俺にたかるんじゃねぇよと。
そこまで見下すならむしろこっちに食費くらい出せと。
そんな矛盾があるという事にすら、主体が無いから気付かない。

それくらい「対価」というのは重要なモノだ。


それが無いなら無限に搾取が続く。

主体の無い人間にとって、主体のある人間は依存対象であり、
一生粘着しては一生吸血するのだろう。
故に、嫌がれば嫌がるほどいきり立ち、無理強いする。
自分が空虚であればあるほどに、他人の主体を搾取する。
気色悪いニヤケ面のボーダーサディスト、他人軸の異常者は、
権威の言う事を鵜呑みにし、律儀に外面よく立ち回りつつ、
隠蔽できる限りで幾らでも羽目を外す、そういう中身で間違いない。
アイツらバレなきゃどんな卑劣な事でもできる、生粋の悪だ。

「主体」とは「魂」であり、「良心」そのモノだという事。

水平思考な人間は、対価が無いなら大きい荷物は受け入れない。
誰もがキリストの様に理不尽の何もかもを容認するのは無理という事だ。
どんな優しい人間でも、身の危険があれば許容しないのが当然だろう。
そして理不尽を起こさない為、そうあるべきだという事だ。

主体が希薄になればなるほどに強要する、
猛烈なリビドーでマインドペニスを突き立ててくるのだ。
彼等にとっての他人とは単なる肉の塊であり、アニマルだろう。
アニマルから観れば、ターゲットも同じアニマルでしかないと。
魂の無いそんな輩がゴマンといて、弱肉強食を掲げてはふんぞり返る。
彼等から観た幼女は所詮、美味そうな肉の塊だという事に繋がる。
やがてはペド、カニバリズムに行きつく。

彼等に見えるのは力学だけ、それに反射行為で生きている。
相手が怖けりゃ敬う、安全なら見下す、利用する。
何の思考力も無く省みず、ただひたすらに機械の様にリピートする。

人間にカーストもクソも無い。
常にリスクリターンでしか成り立たず、相対的自己評価自体偏見だ。
親だろうが、貴族だろうが、誰も他人とは代替できないという事だ。
上とか下は特定ルール上でしか発生せず、日常には無い。
特別な仕事や競技で適応される法則だ。

それが理解できないのが、境界性人格障害、サディストの事だろう。

例えば池袋の暴走老人、あれは責任能力が無い。
明らかに価値観の刷り込みにより、他人の命を安く感じただけだろう。
他責他罰で想像力が無く、衝動を抑えられず、責任感が無かったと。
主体が無い故に、反省せずにずっと生きて来た事になる。
あの年齢で初めて責任を負ったのなら、
牢屋で小学生くらいには成長したかもしれないが、おそらく無理だろう。
年と地位を得たプライドが罪を認めない気がしてしまう。
下位と相対化されたアイディンティにより、責任は常に安パイに向かう。
アレも結局はボーダー、他人軸の弱者依存症なのだ。

責任者不在のマインドは、機能的なルール上でのルーチンワーク専用だ。
よほど万能で優秀な独裁者の命令で成り立つ構造だろう。
しかしマインド最大のキリストですら滅ぼされるなら、
人類に人を導ける個人など現れる訳が無い。
誰も他人の責任なんて負いきれないのであるならば、
自分で考え、すり合わせつつ出来る限りの相補関係を築く以外にない。

そう、キリストが磔にされた様に、個人としての救世主などいないのだ。
そして、この教訓の為に彼は磔にされたという意味だ。
真実を周知させる為、身を捧げて道を示したという事だろう。
このロジックこそが原理だろう。

及ばない人間には頭ごなしに命令せず、考えるクセを学ばせる事だ。
そうすれば生贄、人柱は必要とされずに共存できる。
主体性を育む事で、少しづつ犠牲を減らしていけるだろう。

そうすれば人類は滅亡せずに済む。

「主体が無い」これが悪の本質。


そういう話。

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