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大人が先に『ありがとう』と『ごめんね』を言わなくちゃね。

子が不登校になり、「親の自分のせい」「育て方が悪かった」なんて、、
わたしは、

思ったことはない(笑)

ママは今のところ、取り合いが起こるほどの一番人気だからです!


その時その時期、自分なりに精一杯だったもの。
子育てのその[精一杯]に、自分の仕事が乗っかった事で、更にいっぱいいっぱいになっていた時期は確かにある。。

ワンオペ育児で、フルタイムの仕事を終えて帰ってきて、
座って休むこともなく、小さな子供の二人のご飯を作って食べさせて、自分は5分で食べ終えて、洗濯して、子供とお風呂に入って、着替えに格闘して、寝る準備をしたころに、夫は帰ってくる。

もう寝るだけの、静かになった家に。

なので、仕事終わりの帰宅後2〜3時間の間の戦場は見ていないわけ。


その戦場では、抱っこしてくれ、遊んでくれと、挙げ句には兄妹でケンカをして、子どもたちが泣き叫ぶ。でも、ママにもやることはたくさんある。

なので、限界を迎えたワンオペママは、子どもに泣き顔を見せないように、ドア1枚隔てたところで、「ママ〜〜!開けて〜〜」という叫び声をBGMにして、

「ママだって限界なの!」(ううう〜〜〜)と泣く。

こんなに頑張っているのに、誰も褒めてくれない母親業


子供のことで夫とケンカをすれば、育て方が悪いなんて言われたことも。
ある。(冷静になれば、悪いこと言ったなと思うから、スイーツを買って来るんでしょ。次の日に)

でも、謝られたことはない。

(⏫皆様、ここ。耳が痛い方がいても、ちょっと一瞬、覚えててください)




息子が小学校になって、ちょっと余裕がでてきたなと、仕事に力を入れ始めたところに、小2息子の不登校の隕石がどーーーん

その不登校前後の家族関係にも、反省すべき点はたくさんあって、そこは夫ともすり合わせの会のほか、自分たちなりに反省や学びをして現在も修繕中です。


とりあえず、わたし。

子の不登校を期に、決めたんです。

『 悪女になろう。 』




わたし基本、外側でも多分、内側でも、まあまあ良い子ですw
だってほら、出る杭は打たれるからw


悪女だからって、クレーマーになろうとか、モンスターペアレントになろうとかってことじゃないんですよ(笑)

『心の内側の声を、もっと人に伝えようってこと。』


日本人は侍の国だから、鞘から刀を抜いたら、
生きるか死ぬかだもの、相手だって自分を守るために刀を抜くでしょう?

本当は、ドラマみたいにそんなに簡単に刀を抜いたりすることは無かったそうだけど。

自分から、簡単に刀を向けたら、誰だって身構えるし、味方になって親身に相手のことを考えようなんて、思わないでしょう?

* 声の質感   * 相手の表情   * 話し方

人は一瞬で、それを見抜いて、自分の出方を変えるものです。

私も、ワンオペですべて片付いた頃に帰ってきた夫に、「怒り口調・無言・投げやり」な気持ちを、感情で押し付けていた頃もあります。

で、結果、お互いイライラですよ。

なんで、不満の声を出せなかったのか。

してほしいことをお願いできなかったのか。


『子どもが聞いているから。』

だけではないんですよね。

言わなくても感じてくれよ!!

っていう、押し付け。

いまこうなって本当に感じる。

夫婦も親子も、別な人間、隅々まで分かりあって、
いつでも何時も分かっていてあげることなんて出来ない。

だから、言葉って大事。。

特別な理由がないなら、言葉で伝えられるんなら、伝える
どうせ伝えるなら、いい言葉、きれいな言葉を選択する。

『伝えたくても、伝えられない。』

いまうちの息子くんの心と頭は、そういう状況。
不登校になる前に、何か伝えられることができていたのなら。。。


では。大人のみなさん。いまこそ出番です。
子どもが出来ないことは、大人なら出来るってところを見せてあげましょう。

伝えられる環境にあるのならば、ためらっていないで、しっかり言葉に出しましょうよ。


親のあなたは、我が子に何を望みますか?

* お箸を取ってもらって、親に『ありがとう』と言える子になって欲しいですか?
* わざとじゃないけど、間違ってしまったとき、兄妹に『ごめん』と言える子になってほしいですか?

息子くんは、不登校前後、これができなくなっていました。
ただの思春期と思っていたけど、言えなくなっていただけでした。

なによりもまず、

親自身が言えて、無かった。


子どもに家族に甘えてた。
言わなくても、許される。分かってくれてると、思ってた。

ちがう。違うんです。

まずは親が子どもに、
『ありがとう』『ごめんね』を言いましょ。

最初は気恥ずかしいけど。
言われて気持ち悪がられるかもしれないけど。悪い気にはならないから。

そこから、リスタートです。
生きていれば、やり直しがいつからだって、出来る。

子どもが大きかろうが、大人になってようが、今現在の関係が最悪だろうが。
相手を変えることはできないけど、自分が変わると、相手が変わる

私や夫も心を入れ替えて、子どもに対して、感謝と謝罪をするようにしました。

そうしたところ、最近の息子くんは、笑顔が増えて、

『ありがと』『ごめん』が自然と会話の端々に出てくるようになりました!



そしてなんと、

最近夫が、私(ママ)に対して、「ありがとう」と「ごめん」を言い始めました。


「ママがあのとき、必死に教えてくれなかったらと思うと、ゾッとするんだよ。ママと息子くんに感謝してるんだ。」という・・・


覚えていますか?

⏫冒頭の「夫に謝られたことはない」ってとこ


ふふふ😈 悪女の効果が出てきましたね(笑)


失敗が恥ずかしいことではなく、失敗した人を馬鹿にすることが恥ずかしいこと。

ゲッターズ飯田

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