ドラクエのメインテーマソング「ドラゴンクエスト序曲」を流しながら、書いています。
ゲームに興味が無かった方も名前くらいは聞いたことありますよね？

わたしも子どもの頃は大好きでしたが、RPGは止め時が難しい。いつの間にか深夜・朝方とかになってるんですよ。なので、やりたかったけど、社会人・親になってからは手が出せなかった。

子どもが不登校になり、自分も病休になって、久々に始めたドラクエ。
その理由はもちろん「時間があるから」が１つの理由。

だけれども、大きな理由がもうひとつ。

このエピソードを以前、聞いたことがあったから。（ちなみに「ゼルダ」もRPGです。）
現実世界で出来ないことを、バーチャルで体験させてやろうじゃないか！

仲間を作り、立ちはだかる困難を共にくぐり抜けて、自分自身と世界を救うんだ！

それが、もう１つの理由。（本当はママがやりたかっただけという説もありますけどねｗ）

もちろんゲームの主人公は自分という勇者。
だいたい物語のはじまりは、大きな世界の崩壊が起こって、途方に暮れるところから始まります。
そこから、旅を始めていくと、仲間ができて、数人のパーティーが出来る。力を合わせて、敵と戦い、いくつもの問題をクリアして、さらに進んでいく。戦えば戦うほど、敵のレベルも上がって、目の前の課題をやり遂げることが難しくなくなっていく。
ボスと戦って、コテンパンにされたら、また少し戻ってレベルを上げるために地道に戦って、また再度挑戦する⚔

ほらこれ。
今のうちそのものじゃないの。

不登校一家　＝　ドラクエのパーティー（仲間）

これに賛同してくれる人いるかな？（笑）

疲れやすいママは、昔のようにゲームを何時間も続けることは出来ない。
だけど、子供達は興味があるものの、上手く先に進めることができない。

なので、ドラクエをやりたくなると「ママ、今日ドラクエやってないよね？やって！」とコントローラーを渡される。

ママが次の目的地に進む役割。
戦闘になったら子どもにコントローラーを奪われる（今はオート戦闘機能付いてるから便利だね）
でまた次に何をしていいのか分からなくなったら、またこちらに戻されるｗ

出てくる敵も含めて、ドラゴンボールに先にハマってたうちの兄妹たちには興味があるらしく、「このキャラ、トランクスに似てる〜！」とか、声が「スネ夫じゃ〜ん」とか楽しいらしい。（ありがとうございます。鳥山明先生）

今は魔王に一度やられて、パーティー離散中。
各自奮闘し、諦めずにまた先を目指して、仲間と再開の旅です。

✧現実の「晴れパン一家」

『ママ賢者』はHPもMPも底を尽きて、目的地も分からなくて、ウロウロ逃げまくり。
『パパ武闘家』は突っ走って、マヌーサにかかって仲間の状態が見えなくなり混乱中。
『息子勇者』はあんまり喋らないので、よくわからんし。
『ムスメ踊り子』は仲間がそんな感じなので、無理やり学校に行かされることもなく、家で楽しくクルクルと踊っている。

現実はね、何もしていないわけではない。
でも本当に、この変化の春に疲れたママは、体が重くて、動きが鈍い。
もう、親だけで動くのは難しいと感じている。

『不登校なママ』は今朝も憂鬱だった。
ムスメとパパは今日学校に［行く行かない］をどうするんだろうか？

その様子を見聞きするのも嫌で、LINEで「パパに任せてもいいし、無理して行かなくてもいいと思ってるよ。今ママは更にやばいみたいなので、家族のためにもママは自身の守りに徹します」と伝えました。

でパパから返信、「ママの異変には気がついてた。ごめん。今週は休んでストレスフリーな生活をしよう」とお達しが出た！

『不登校なママ』は不登校児と同じ。開放感でいっぱいになりました（笑）

親がメンタルで動くのが無理なら、一緒に考えてくれるところを探すのさ。

思いつく所、なんとか相談室やら教育支援センターに相談の電話をかけまくっている。
来週着任するSSWの方やSCにも予約を取ろうと思っている。

ただうちのドラクエのゴールは学校に行くことではないのです。
RPGゲームは、ボスを倒して世界が平和になったら、パーティーは解散。
それぞれが元の場所に戻って楽しく暮らしていくのです。

晴れパン家族も、子ども含めて、メインキャラ全員が、

『それぞれ楽しく明るい世界で生きていく』

それこそが真のゴールです。

壮大なドラクエのエンディング曲を聴くために、まだまだ旅を続けていきますよ！