ひとつの終わり

3番目が幼稚園を卒業した。

それとともに

私の7年の幼稚園送迎生活も終わりを迎えた。

まだ、実感がない。

3番目を送らない朝はどんなだろう。

長男を送る時は小さな娘を連れて
娘を送る時は小さな3番目を連れて

永遠に家に辿り着かないと嘆いたこの道も
もうあまり歩かないのかな。

お箸セットを洗いながら
もうこれは毎日洗わなくていいのかと
あんなにめんどくさかったことが

名残惜しい。
これだから子育ては不思議だ。

これからの朝は
3人が学校へ行き、そのあと
ひとりで家を出る感覚は寂しいのかな?

これからは兄弟3人で学校へ行けることへ
期待もしている。
3人で行って、3人で帰ってくる。

その姿に憧れていた。

たったの2年しかその期間はないけど

またそれも終わる日が来ることを

考えさせられた卒業だった。

3人も、ランドセルを毎日背負って学校に行くことが当たり前じゃない日が来るとしたら

今って親も兄弟も
子育ての青春なのかな?
1番いい時なのかな?
3人の笑顔を見守れる時期なのかな?

またドタバタするだろうけど

3人の揃ったランドセルを見て

私も子育てしてるんだって実感する。
たまにあの子たちは共に切磋琢磨してる仲間みたいなときがあって
育ててるという感覚が薄くなることがあるから
とりあえず親としてランドセルを
ひとりひとつ買ってあげられたことに
ほっと胸を撫で下ろすような気分。

お友達を叩いた日、
お友達と喧嘩した日、
忘れ物をした日、
風邪をひいた日、
怪我をした日、

終わってみればどの日も輝いてるなぁ。

卒業した子たち、
在園生の子たち、
新入生の子たちが

元気に大きくなることを心から願う。


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