22歳  なんでもない日常が好きです。

22歳  なんでもない日常が好きです。

最近の記事

  • 固定された記事

くだらないの中に

私が愛する歌詞。 流行りのお洋服を着て、流行りの髪型をして、流行りの会話をする。 時代に操られてできた創作物としての魂のない僕ではなく ありのままの自分自身を受け入れてほしいんだ。 時代が流れても、街が変わってもあなたと私のくだらないこの空間はいつまでも変わらない。 なんだか、そう聞こえる。 優しい声で。 弱いところ、くだらないこと、むだなことを大切にすることが自分を自分らしくさせてくれる。 だから、この歌詞に強く共感できる。 何度救われたか分からない。 自分

    • 初体験

      先日、夢が叶った。 小さな夢だけれども。友人を連れて両親のお店に食べにいくという夢。 両親のお店に食べにいくのは少し緊張したけど、楽しみだった。 普段の家での父やその性格からはあまり想像できないような繊細な料理が運ばれてくる。 はじめて、間近に両親の仕事をしているところを見て、素直にかっこいいなと思った。 勿論、美味しいし友人も笑顔で美味しいと言ってくれて嬉しかった。 働く上で大切にしたいことは、人それぞれ違う。 社会人になるのを目前として今考える。 私は人に寄り添うことがし

      • 檸檬な日

        料理の仕事は大変だけど、美味しかったですと笑顔で言って頂ける瞬間は何にも変え難い。自分たちのお店を20年やっている両親は、ふと私にそう言った。 ここまで続けられるのは、2人の人柄の良さ、何より食で人を幸せにしたい気持ちがずっと軸としてあるからだと思う。 今日、初めて自分の作った料理を誰かに食べてもらう経験ができた。 「美味しい」 たった4文字なのにこんなにも嬉しい言葉があるのだろうか。 料理を作る人、それを食べる人シンプルな関係だけに見えるけど、そこには底知れぬ努力が目に

        • からあげ

          すっかり寒くなっていつも開けていた部屋の窓は閉めたままだ。 窓から見える外の信号が赤になったり青になったりを繰り返している。 まるでころころ変化する自分の思いのようだ。 感情を言語化するのが少し嫌になってしばらく書いていなかった。 書きたい時に書くのがいいか。 人は誰かと比べ続けることをやめられない生き物だと思う。自分以外の他者に対して劣っているところであったり、あるいは優れているところを知りたがり一喜一憂する。全員がそうとは一概には言えない。人に興味がある人もいれば、全くな

        • 固定された記事

        くだらないの中に

          友人の誕生日祝いで焼肉に行った。 もう長袖着れるかなぁと思いながらも、暑がりの私は半袖を手に取っていた。 今日は何着ようかなぁと考える時間は幸せである。 人生に自分色を染めているような感覚になる。 そんなことは置いといて久しぶりに沢山お肉を食べれて大満足だった。 いろいろと印象に残る話があったから書き留めておこうと思う。 「生まれつき右目が見えない。」 何気ない会話の中でさらっと彼が言った。 驚きもあったが、まだ出会って2年ぐらいの自分に周りにも言ってないことを言ってくれたの

          繊細な私

          「こんにちは」 あれなんかいつもより声が小さい?トーンが低い気がする。 何かあったのかな、バイトで自分のミスがあったのかな、、、 そうやって自分でいろんなことを考えながら、この世界を生きている。 「〇〇くんはほんとに気づく力がすごいね。」 と店長に言われたことがある。 素直に嬉しかった。 けどなんかもやもやがある。 それがなぜなのかはあまり分からない。 不平等と感じるからなのか。 そこにいる周りの人よりも優位な立場と認められ、あなたはできる人と言われること

          繊細な私

          匂い

          「夏の匂いがする」 君が隣でそう言ったのが昨日のことのように思い出す。 少し蒸し暑い土曜の夜バイト終わりいつもの帰り道。 別れた後、 お互いに貸し借りしていたものがあり、最後に一緒に帰ることになった。 いつもと変わらない大学やバイトの愚痴たわいもない話をしながら歩く。 星が綺麗な夜だった。 隣を歩く君は今何を思っているんだろう。 もう一生2人でこの道を歩くことはない コンビニでアイスを買うことも、自販機でジュースを買うことも、街灯の影でふたりでふざけ合うそんな

          自分ってどんな人なのかと言われたら、 オーガニック食品のお店に入ろうとするのをマクドナルドの袋を持っているからまた今度にする人。

          自分ってどんな人なのかと言われたら、 オーガニック食品のお店に入ろうとするのをマクドナルドの袋を持っているからまた今度にする人。

          ミスド

          「オールドファッションハニーが好き」 「それカロリーすっごいやつやん」 「でも美味しいよね」 そんな会話が過去にあったような、なかったような記憶を辿りながら僕はトレーを取っていた。 隣には、恐らくドーナツの数からして子どものいる夫婦が話しながら選んでいる。 人それぞれ好きなドーナツがあってそこもいい。 愛する人とミスドでドーナツを選ぶ時間が一番幸せだと思う。 それを家に帰って一緒に食べる、これ以上の幸せはあるのだろうか。 あの紙袋の中には、大切な人への愛や家族

          ミスド

          おせっかい

          おせっかいは世界を救う。 人を助けること、支えること、この世界には沢山の仕事があって人は生きてる。 それはとても良いことだ。 でも、人を助ける仕事と仕事の間で苦しい思いをしている人がいるかもしれない。 仕事にならないもの。ならなかったこと。 そういった隙間にいる人たちに向き合いたい。 だから私はおせっかいな人であり続けたい。 おせっかいで誰かの心に寄り添いたい。 誰かに必要とされたいという思いではなく、 誰かの心の支えになりたい。 隙間のない世界は明るい世界

          おせっかい

          ふと、思う。

          自分が死ぬとき何を思うんだろう。 愛する人に、友人に、家族に感謝を伝えたい。 どんな言葉をかけるんだろう。 私たちはいつ大切な人と会えなくなるか分からない。 だから生きているうちに沢山の想いを言葉で伝えたい。 自分が死んでも自分の言葉が誰かの記憶の中でずっと生き続けるように。 いなくなっても誰かの心の中で会話ができるように、背中を押せるような人になりたい。 死ぬ時にこの人と出逢えてよかったと幸せだったと思える日々を過ごしていきたい。 ふと、思う。

          ふと、思う。

          関係に捉われない

          こんばんは。 久しぶりにとうもろこしちゃんを茹でて食べた。 実家にいる時、母がよく買ってきてくれてたのでなんだか懐かしい。 皆さんは家族、親しい友人、お付き合いしてる人に自分の感情を素直に出せますか? 私は人と話すのが好き。新しい人と出逢うことも好き。 でも、我を通すことが苦手。わがままになれない人。それは家族でも、親しい友人でも、恋人でもそうなのかなと最近思う。自分の中では、本音で素の自分で向き合っているつもりでも相手からするとそう感じないこともあるんだなと。 自分

          関係に捉われない

          選ぶこと

          辻村深月さんの「傲慢と善良」を読んだ。 現代的な価値観に基づく人物像によって自分の心を掻き乱されるような気持ちにさせる代表作家さんだと思う。 婚活小説なのか恋愛小説なのかミステリーさもあり、また自分自身に強く問いかけられてる気もして、辻村深月さんの魔法、魔力にまんまとかかってしまった。良い意味で。 私がこの本を読んで1番感じたことは、 果たして自分はこれまでの人生を自分の意思で選択してきたのかということ。 親であったり、社会であったり、いろんな要素があってそれに流さ

          選ぶこと

          自分と向き合う日々

          紫陽花が綺麗に咲く時期になりましたね。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。 最近の私は、自分と向き合う日々を送っています。自分のことは自分が1番知ってるという言葉をよく聞きますが、案外そうじゃないのかもと思います。友人と就活や将来の話をよくするのですが、人から言われて気づく自分の良いところもあって自分を知ることってきっと終わりはなくてこれからもずっと続いていくものなんだろうなぁと思ってます。 でもなんかいいなって思います。ずっと同じ自分だとなんだかつまんないので笑 時には、

          自分と向き合う日々

          尊敬する人

          そのタイトルはなんだと思われそうですが、今回は私のこれまでの人生で最も尊敬する人の話を書きます。 その方は、現在アナウンサーとして働いています。 出会い その人との出会いは、中学校にまで遡ります。当時、私はオーバーサイズの学ランを着て、気になっていた陸上競技部へ見学に行きました。 顧問の先生にお話を聞いたり、部員の方が走っている姿を眺めていました。 その時に、自分に声をかけてくれた人がいました。 その人と話している時の目があまりにも輝いていて、走ることがこんなに好

          尊敬する人

          優しさ

          素敵な文章が書けるようになりたいと思い始めてみました。 温かい目で見守って頂けたらなと思います。 気づけば大学4回生になり、授業も少なくなり時間に余裕が生まれてきました。 今日あったちょっといいことを書こうと思います。 読みたい本を買いに行く道中、駐輪場でカラスが襲ってきて自転車が取れずに困っている学生に出会いました。 なんとかしようと思い、一瞬の隙を見計らって自転車をカラスから取り返すことに成功しました。 その帰り道、バスを待っていたら後ろで音がして振り返ると、

          優しさ