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記事一覧

生涯のお気に入りアルバムを10枚

生涯のお気に入りアルバムを10枚

「ほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聞き続けている(ごくたまにであっても)生涯のお気に入りアルバムを10枚。毎日ひとつずつジャケを投稿する。」というバトンがSNSでまわってきました。わたしはこういうベストアルバム的な話題が好きなのでホイホイと受け、人にも振りました。
ツイッターでは35DH-1さんから、フェイスブックでは小里誠さんからご指名いただきました。
以下、10日分の10枚のまとめです。

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「ほんとうの豊かさ」と「投げ銭」

*このノートは、無料で全文を公開している投げ銭モデルです。

私は昨年から実のところ、投げ銭収入で生計を立てている。

69年生まれの44歳。20代前半で結婚し、大学2年生の娘が一人いる。

結婚前まではらくがきの延長線上の絵を描いてばかりいた。

それが結婚と同時に、日給1万円以上のアルバイトを渡り歩くフリーター旦那へ。

そのタイミングで絵筆は折り、しかし、なぜだか今まで憧れでしかなかった音楽

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私のデザインとイラスト



『EVERYBODY KNOWS? RADIO SESSIONS 1997〜2014』という豪華な3CD+1DVD+ブックレットが7/27にテイチクから発売されました。私はアートディレクションを担当しており、イラストも沢山描いてます。

このBOXセットには60Pブックレットもあり、色んな年齢層の方がラジオについてのコラムを寄せています。よくあるお祝いコメントとかではなくガチのコラムで読み応え

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プリンスの音楽の特殊性

プリンスの音楽の特殊性

プリンスのmixtapeをMixcloudに公開した。

https://www.mixcloud.com/suppamicropamchopp/prince-mixtape-by-record-mizukoshi/

vol.1は、サイケ&ビューティというテーマで編んだ。
プリンスの音楽において「サイケ感」と「官能」は同義だ。

プリンスにはどんなことも音として現すことが出来る才能がある。
1面

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見ること・デッサンすること・自意識を手放すこと

今まで結構な時間デッサンした
若い頃デッサンの学校に3年通っていた
絵は23歳頃に描くことを止めてその代わりに音を出しはじめた

去年の秋くらいからリハビリのようにドローイングを描くようになった
なにか写真なり絵なりの対象を見ながらペンを走らせているからそれはデッサンに近い

しかし私は本当にデッサンをしているといえるのか・していたといえるのか
それはなかなかに怪しい
デッサンできているかもしれ

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もっと音に出会いたくて

私はガリガリなモデルばかりを描くデッサンの学校から ヌードモデルとして月1・2回程度だがもう25年も呼ばれ続けている。体型維持などに気をつけているとか体を鍛えようとトレーニングしたり...などということは一切ない。
モデルの自覚を持ってるのはポーズをとる瞬間とポーズをとっている時とお金をもらう時だけで、それ以外の時間に準備があったり企業努力があったりということは全くない。

なぜずっとスリムでいら

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テクノ的・あたしの野暮な解説

気分転換に一人称は"あたし"にしてみる。

あたしは自由な気持ちにさせてくれるものが好きだ。

あたしは音楽が好きだ。

ポップスも好きだしテクノも好きだ。

そういいつつも色んな音楽を所有しすぎて

沢山の未聴音源を常に気にしすぎていて

「さあ好きな曲を聴こう」という時には

はて なにが聴きたいのだろう

といつも分からなくなってしまう。

音楽がかかっていると頭が働かなくなることが多い。

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サイファー・リズムと言葉・遊び・スキル・間・自由

サイファーって知ってますか?

サイファーというのは、即興でラップするのが得意な人達がマイクを2本か3本くらいをまわしあいながらDJの流すビートの上でラップで会話(バトルと名うたれ実際にディスりあう様子が売りなことが多い)する催しのこと。メインの出演者もいつつ、通常はお客さんのフリースタイルラップ参加も歓迎される。盛り上がる時はもの凄く盛り上がる。

だけど傍観者の私にとってサイファーでマイクを差

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