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個別株の運用実績が市場平均を超えられるかどうか?

前回のnoteで、
2024年からの投資戦略を、
「インデックス投信でほったらかし投資を目指し

これまで続けてきた株主優待を中心とした個別株投資は減らしていく」

という結論に至ったことを書きました。

これから、その理由を1つずつ書いていきます。

個別株投資を減らしていく理由
その1:私の運用パフォーマンスがイマイチだった。

私の個別株投資の2023年の年初来パフォーマンスは、+28.43%でした。
配当金込みです。
上記には保有株からいただいたクオカードやカタログギフトなどの株主優待は含んでおりません。

対して、日経平均株価の上昇幅は+28.2%、TOPIXは+25.0%の上昇でした。

2023年の私の運用成績は日経平均を僅かに上回る結果となりました。

世界に目を向けると、全世界株式(オールカントリー)は+30.42%、
米国株式(S&P500)は+34.63%となっています。

2023年は自身の保有株が大きく伸びた実感があり嬉しかったのですが、
結局のところ私の運用実績は、
「日本の市場平均とほぼ変わらず、米国や全世界と比べると劣後していた」ということになります。


そして何よりも驚いたのは、
私の記録が残っている2021年~2023年の3年間の平均パフォーマンスは+17.78%で、オールカントリーは+17.79%だったということです。
私の3年間の運用実績はなんとオールカントリーとほぼ同等という結果でした。0.01%負けました。

これは何を意味するかというと、
その3年間、私が限られた時間の中で毎日のようにチャートを見て、
適時開示など情報収集し、投資すべきか吟味し、
手持ち資金をもとに買い付け、売却などにアタマを使っても、
全世界の市場平均を超える優位性はなかった
ということです。
この事実を目の当たりにして、何だか言いようのない徒労感のようなものを感じました。。

ただ、このパフォーマンスの比較には株主優待分は含めていないので、
その分だけはオールカントリーよりも上回っていたということになります。
つまり、市場平均に則ってオールカントリーを労力なしに保有する場合と比較して、私が上記の期間に投資に向き合った労力による報酬が、株主優待分だったということですね。

ちなみに2023年に得た株主優待を金額換算したところ、年間で約20万円ほどでした。
これを高いとみるか安いとみるか。副業と考えればそこまで悪くない金額かもしれません。
ただ、「他にも色々やるべきこと、やりたいこと、大事なことがあったんじゃないの?」と自問してしまいました。

個別株投資をされている皆さんは、
ご自身の投資運用成績、年初来パフォーマンスを把握して、市場平均と比べたことはありますでしょうか?

市場平均を超えていたら、優れた投資家さんなのだと思いますし、今後も個別株投資を続けていく価値があると思います。
私は、今後も市場平均を超えられるとは思えなかったので、個別株投資を続けていく気力は湧きにくくなったのでした。

今回はここまでになります。
お読みくださり、どうもありがとうございました。
ご意見、ご感想などありましたらお気軽にコメントいただけますと幸いです。
(あくまで私自身の投資活動における個人的な見解を書いていますので、その点はご了承ください)

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