Supi

片想いから両想い。そして、夫婦になった。 長い恋人期間を経て夫婦として寝食を共にする今…

Supi

片想いから両想い。そして、夫婦になった。 長い恋人期間を経て夫婦として寝食を共にする今。 ひたすらに好きで、この愛情に勝るものがなく、 口をつけば惚気てしまう自分を抑えるためnote。 10年以上、ただ1人の人を愛し続けた私が思う「愛するということ」

最近の記事

彼の生きる人生

結婚してからも、相変わらず彼は尊いし、格好良いし、優しいし大好きである。 好きなバンドの歌詞を借りると、益々その愛は深まるばかりだ、という状態である。 寝食を共にし、どこかへ出かけても帰る場所は同じという安心感。 一人で過ごす時間が長くとも、必ず帰ってきてくれるという余裕。 精神疾患を患っても、優しく受け止め今まで以上に甘やかしてくれる漢気。 そう、今年の頭に職場で過呼吸になり、手足が痺れ眩暈がし、そのまま帰ることになった日から、 心療内科に通うことになった。

    • とどのつまり、目を見られるか。

      結婚して一年が経ち、思うことは一つ。 「愛とは真に際限がないもの。」である。 世界一大好きな人と結婚をし、寝食を共にするようになって一年。 彼の生活の大半を私という人間が寄り添えていることが奇跡のように思える。 寝る時も、食事をする時も一緒なのはもちろんだが、 食器を洗ったり、洗濯物を干したり、掃除をしたり、 ここの部屋に似合うカーペットはこれだな、とかを考えることまで一緒なのだ。 尊い瞬間の連続だ、と感じる。 私の両親が結婚前の同棲に反対だったため、結婚する

      • 空想ではなく、現実を。

        運命かどうかなんて分かりようもないことだから、 「あなたは私の運命の人です。」で良い。 占いやそれっぽい助言や周りの人が、あなたにはもっと良い人がいると言っていたとしても、 向き合っているのは自分。 「もしかしたら、もっと良い人がいるのかも。」と思うなら離れたら良い。 それで離れたくないと思うなら一緒に居れば良い。 側に居る理由ではなく、離れる理由がたくさん浮かんでくるなら、 その人は愛してくれていないのかも知れない。 自分がその人を愛する理由がたくさん浮かん

        • 公式マーク

          彼との関係が非公式から公式になった。 そう、公的機関によって私と彼が共に生きていくことを認定されたのである。 結婚、したのである。 このアカウントは1年ちょっと前にほんの出来心で作ったもので、 長年付き合ってきたカップルの惚気なぞ友人たちは聞き飽きてまともに取り合ってもらえなくなって、 あまりに募りに募った想いを昇華させるべく出来たものである。 作ったその当初は今こうして結婚するなんて微塵も思っていなかった。 実は結婚して、一緒に住み始めて

        彼の生きる人生

          待機

                待っていれば、彼に会える。 18歳の頃に抱いた恋心が28歳になる今でも持ち続けられることが、 彼から貰った一番のプレゼントかも知れないと思う。 恋愛経験が豊富とは言えない人生だが、 片想いは沢山経験した。 そして両想いも数回経験した。 片想いに至っては、長い時間をかけて好きという気持ちを募らせて、 気持ちが抑えられなくなったら想いを告げる、を繰り返すような人生だった。 (ちなみに人生で告白されたことが一度もない) それに倣って彼にも同様、好きだと

          危うく一年放置するところだった…

          危うく一年放置するところだった…

          恋慕

          さて、日の元で彼に会えるようになると、 ここに発散せずとも気持ちが落ち着いてくるもので、 あっという間に時間が経っていた。 無論、気持ちが落ち着いてくるというのは、 彼本人に気持ちを存分にぶつけられているから私の心のコップは表面張力を保っている という意味である。 そんな今回の内容は、彼に恋をし、告白するまでの いわば私史上最後の甘酸っぱい片想いの回想となる。 いつかの記事に彼との出会いを綴ったが、 話はそれから二年過ぎた高校最後の夏の暮れのことである。

          片思いの頃の記事を書いてると、その頃の感情が鮮明に思い出されるから今のおちゃらけ具合とのギャップがすごい。両思いになった今って本当に素晴らしいことよねぇ

          片思いの頃の記事を書いてると、その頃の感情が鮮明に思い出されるから今のおちゃらけ具合とのギャップがすごい。両思いになった今って本当に素晴らしいことよねぇ

          深夜のコンビニで彼が珍しく角ハイボールを手にしたから、何の気無しに私イチオシのハイボール!と言うと、今はそんなに美味しいと思わないけど、たくさん飲めば美味しいと思えるようになるかも、そしたら一緒に飲めるだろ?って、、、好きすぎる。

          深夜のコンビニで彼が珍しく角ハイボールを手にしたから、何の気無しに私イチオシのハイボール!と言うと、今はそんなに美味しいと思わないけど、たくさん飲めば美味しいと思えるようになるかも、そしたら一緒に飲めるだろ?って、、、好きすぎる。

          逢瀬

          気付いたら前回からひと月経ってしまっての愛の暴走日記(?)となる今回は、 付き合って8年ともなるベテラン(?)カップルが「いつ振り?!」と 声に出してわざわざ言いたくなる約2ヶ月(厳密には1ヶ月と22日)振りに会うことができたよっていう内容である。 (ひと月空くとどんなテンションで文章打ってたか分からなくなって最近観てるYoutuberキャブヘイさん的なテンションに脳内で変換されているので悪しからず) 今では緊急事態宣言が解除されて、 外でお友達に会ったり、恋人に会

          画面

          今は会えないだろう? この時代じゃなけりゃ、こんなにも天気の良い日に、 彼の休みの日に、会えないなんて受け入れられないものだっただろう。 今は会えなくて、時々発狂しそうになるけど、 声は聞けるし、画面越しに顔も見れる。 なんだったら一緒に相席食堂だって観れる。 家で一緒にいるかのように過ごせる時代だ。 私が寂しくないように、毎晩電話をしてくれる。 普段しない変顔だって馬鹿みたいに何度もしてくれる。 手の甲が好きだから見せてと言えば、しつこい程見せてくる。

          空白

          書こうとして、手を止めて 書き出して、消して 今、書きたいことがネガティブなんじゃないかと不安になり画面を閉じる ​ あれからこんなことを繰り返しているうちに空白が増えていった。 さっき見終えた映画に感化され、詩的な表現をしたくなったが、 いまいち“詩的”の意味が分からないのでやめた。 今のこの状況で真に元気で健康な人はいるのだろうか。 そもそもどんな状況でも真に元気で健康な人がいるかどうか分からないが。 彼に、会えない日々が増えていく。 一ヶ月、彼に会え

          モノ

          8年ともなると、私の身の回りには彼にまつわるものが無数に溢れている。 記念日に貰った指輪 おそろいで買ったTシャツ お買い物デートで買ってくれた靴 似合うと思ったからとくれた帽子 彼が着ているのに、気に入ったといって奪ったパーカー 本当にたくさんある。 プレゼントしてもらった物は、 貰った相手との会話や、貰った時の空気感を思い出せる物である。 それは、恋人関係に限らず、友人、家族、同僚だって同じだろう。 ただ、やはり【彼から】貰ったという事実が重要なのであ

          先輩

                ちょうどこんな夕暮れ時に、         彼を呼び出した。 そう、告白に至るまでのヒストリーを記憶整理がてら書こう。 今回は彼との"出会い"を書く。 (ちょっと真面目且つ長い内容になっている) 出会いは私が高校一年生、入部先に彼がいた。 同じ部活と言えど、違うパート、そして彼は部長。 ちょっと前まで中学生だった女子部員からすると、 落ち着いていて、大人びた雰囲気の二つ上の先輩なんてものは、 "クールな先輩像"そのものだった。 女子部員の大半は

          体温

          スキンシップ大好きマンとしては、 彼の体温でさえ愛でることができる。 夏の暑い日に手を握ると少しヒヤッとして、 手汗でしっとりしている。 皮膚が汗という水分によって密着するのを感じられるのが嬉しい。 しかし、そのまま握っているとさすがに暑くて握ってられない。 そんな時は小指だけ握るか、腕を掴む。 冬の寒い日に手を握ると冷たくて、 私の体温が奪われていく。 そのまま温めるように両手で包む。 出来る限り隙間を無くし密着する。 乾燥している分、じんわりと体温が

          視線

          目が大好きだ。 薄茶色の綺麗な瞳に、奥二重で目尻が少し垂れている彼の目が大好きだ。 普段は眼鏡をかけているが、 熱いものを食べるとき、お風呂に入るとき、眠るとき、抱き合うとき、外す。 その仕草がとてつもなく色っぽい。 あまり見ることのない素顔だからか、エロさすら感じる。 そして、私が一番この素顔を見てるんですよと優越感に浸る。(一番ではないだろうが) 眼鏡を外すとより瞳の美しさが際立つ。 そんな瞳で見つめられたら、ひとたまりもないのである。 (この記事はただ