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【note有料記事一覧】

2021/3/31までに執筆した無料記事は109本、対して有料記事は18本。今もこれぐらいの比率で情報発信していく予定です。

中長距離走のトレーニング編

私の2019年11月ハーフ1:19:15(3:45/km) → 2020年11月1:09:15(3:16/km)までの1年間の練習メニュー【27,548文字】

長文なのは、1年間のメニュー内容がズラーリと並んでいるから。それでもその内容とともにどういうことに重きを置いて練習を継続していったかを書き綴ったもの。

2020年は1レースも出ていないが、練習を積み重ねることで2019年よりもハーフは10分、マラソンは1時間近く速く走れるようになった。

2020年に書いた有料記事の中でダントツの人気記事。練習内容の計画作成で悩んでいる方や、現状伸び悩んでいる方などに読んでいただきたい内容。有料記事にしているのは、その価値があるからだと思っているからです。


育児家庭で"朝練メイン"に変えて3ヶ月半、単独練習のみでハーフ1:09:15→1:07:45(※社会人ベスト相当)まで縮めた34歳の私の練習メニュー【23,208文字】

2020年12月上旬-2021年3月中旬までの約100日間のメニューであるが、この期間に朝練メインに移行し、そこで学んだことはとても多い。

ベクトルは上向きで、今後伸び代がまだあることも実感している。自分の課題と「今すべき練習は何なのか」をきちんと考えること、継続性を持ってトレーニングの臨むことの重要性を再確認できた。

ハードなトレーニングはそこまでなかったが、それでも競技力を伸ばせるので、ランニングはシンプルなようで奥の深い競技だと感じている。


中距離ランナーからマラソンランナーまで効果をもたらす「坂ダッシュ」の重要性。【9,287字】

これまでの有料noteで一番売れた記事。老若男女に効果があり、汎用性が高い反復練習。マラソンといった持久系競技では一見必要のなさそうなスプリント練習が、なぜ重要なのかを理解すること、そのやり方などをエビデンス、自分の指導/競技経験、トップ選手の取組み例などとともに総合的に書いた記事。


【5000/10000m世界記録保持者】ジョシュア・チェプテゲイのトレーニングメニュー【8,087文字】

2019年に世界クロカン、世界選手権10000mを制し、2020年に5kmロード、5000m、10000mで世界記録を更新したジョシュア・チェプテゲイ。そんな今一番勢いに乗る彼は東京五輪で史上8人目の五輪での5000m/10000m2冠を狙っている(リオ五輪のモー・ファラー以来の)。

チェプテゲイがウガンダのカプチョルワという町で普段、どのような指導者によって作られたメニューを、どのようなメンバーとこなしているか、といった詳細について書いている。

ケニアやエチオピアよりもさらに未開の地であるウガンダ の言ったつもりになれるような記事。


ハーフマラソン欧州記録(59:13)保持者ジュリアン・ワンダース:2020年の試合期から10月の世界ハーフまでの2ヶ月間のトレーニングメニュー
【13,940文字】

私がジュリアン・ワンダースとケニアのイテンで出会ったのが2017年の1月で、それから2年後に彼はハーフマラソンで59:13の欧州記録(非アフリカ系歴代最速)を出すまでに成長していた。

現在はレナート・カノーバをコーチに変えて2021年2月のRAkハーフに向けてトレーニングを行っているが、12月のバレンシアハーフの走りはハーフ58分台を狙っていたように見えた。

そんな彼の今年の8月からの世界ハーフに向けた2ヶ月間のトレーニングメニューを掲載。


“マラソンサブ2:05”のためのトレーニング
(レナート・カノーバのトレーニングシステムその①)
【12,271文字】

あなたはサブ2:05の選手やその選手の指導者と話したことはありますか?

これまでにマラソンサブ2:05を達成した選手は、エチオピア の選手であれ、ケニアの選手であれ、その大半の選手(のメニューを作るコーチ)がレナート・カノーバのトレーニングシステムに影響を受けている(もしくはレナート・カノーバが指導している選手たちである)。

サブ2:05のためには単純に設定ペースを上げればいい、という単純な話ではなく、どういった能力を開発すべきか、どういう練習を組み立てていくべきか、という詳細について記事では触れている。


ラストスパートはスピードがあるから、それともスタミナのおかげ?
【16,092文字】

1500mで爆発的なスパートを持つ選手でも5000mになるとラストで失速してしまったり、5000mで爆発的なスパートを持つ選手でも10000mになるとラストで失速してしまったり...

そのようなケースはたまに見られるが、これはスタミナがないからなのだろうか。逆に、爆発的なラストスパートを決められる選手はスピードがあるからなのか、スタミナがあるかなのか、それともその両方があるからか。

そもそも、スピードやスタミナという概念は曖昧なものであり、それが一体なんなのか、ということをしっかりと理解するための記事。


リディアードシステムとメルボルントラッククラブのニック・ビドゥのトレーニングシステム【11,359文字】

リディアードシステムは日本でも書籍が販売されているので、どのようなトレーニングシステムであるかを理解している人は多いかもしれないが、そのシステムに沿って、世界大会で結果を出しているオーストラリアのコーチ:ニック・ビドゥや、彼が指導する選手らについてまとめたのがこの記事。

メルボルントラッククラブからは、クレイグ・モットラムという5000m12分台、世界選手権5000m銅メダリストの偉大な選手を輩出している。

また、リディアードシステムは日本において長距離選手の育成に役立っているが、中距離選手にも有効なトレーニニングシステムである。現に、メルボルントラッククラブのスチュワート・マクスウェインが2020年に1500m(3:30.51)、3000m(7:28.02)でオーストラリア記録を更新し、地元の草レースで1マイル3:50.61という好記録をマーク。

彼の高校時代の5000mの自己ベストは14:57であるが、2021年には12分台はもう目の間にあるといっても過言ではない(現在の自己記録は13:05.23)。


ランニングシューズ編

みんなが気になっている“飞影PB”でマラソンの自己記録を2分以上縮めた行場さん(2:19 → 2:16:55)。その中国ブランドの“飞影PB”は2020年最高の厚底シューズでもある。その入手方法の詳細や注意点などが書いてある記事。


厚底カーボンシューズ戦国時代履き比べレビュー【2020年秋場所】
【8,429文字】

今年の秋に入るまでに発売されていた厚底カーボンシューズの履き比べ記事。色々な項目ごとに比較について記載している。


なぜホカやリーニンの「厚底シューズ」の厚さが世界陸連のシューズリストで25mm未満なのかを細かく解説します。【8,358文字】

8月から秋冬にかけて中長距離走を専門とする陸連登録競技者の中で話題になっていたのが、公認トラックレースで使用するシューズのミッドソールの厚さ、いわゆる「25mm未満」問題である。

これによって多くの競技者が12月1日を境に公認トラックレースでは厚底シューズからナイキのスーパースパイクには着替える者が多発した。

その中で、ホカやリーニンの厚底シューズが世界陸連のリストでは25mm未満とされている。

実際にホカのシューズで公認トラックレースに出ようとした人の報告例がほぼないので、これについて詳細を設営できる人はあまりいないだろう、ということで、なぜ厚底シューズで有名なホカのシューズのミッドソールの厚さが25mm未満なのかを私が記事にまとめた。


【2020年7月28日以降の公認トラックレースで競歩を除いてVF4%・ネクスト%・αフライ等は使用不可】:世界陸連がシューズの競技規則と東京五輪マラソン・競歩の資格有効期間を改定【7,925文字】

「25mm未満」問題について世界陸連からの公式リリースがあった7月28日の翌日に書いた有料記事。


その他編

陸上競技のドーピングを暴くAIUの仕事とその課題【5,011文字】

ドーピング関連のニュースや記事は、その裏付けが確証されていないとただの噂話で終わってしまうが、噂話として最もスポーツの話題の中で闇に隠れた部分であるといっても過言ではないだろう。

ドーピングスキャンダルが明るみ出ると、人々はその選手が大物であればあるほどショックを隠せないのが通常であるが、それだけ反ドーピング機関や検査期間がうまく機能しているということは通常、競技の主催者がクリーンスポーツを貫くうえでは望ましいことである。


世界の高額賞金レースとロードレースの大会レベルについて【11,767文字】

賞金レースについては出場したことのあるそこのあなたも、出場したことはないけど、興味がある、というそこのあなたもある程度調べれば大会のホームページに書いてあったりするが、それでもわかりにくい賞金レースのあれこれについてまとめている記事。

基本的には賞金だけでなく招待料(アピアランスフィー)の予算が潤沢な大会ほど(ロンドンマラソン やバレンシアマラソンなど)、メンバーの顔ぶれが豪華になる。逆に予算の捻出が難しい大会ほど、国際的な大物がたくさん出るということはない。


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