Sushiman 🇯🇵

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Content Creator 📸 📝 💻 2024 SB⌚️ 5km 15:38 🇯🇵 Half 1:09:40 @Suzhou 🇨🇳 Marathon 2:28:00 @Wuxi 🇨🇳 Strava https://www.strava.com/athletes/41621196

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東京五輪1500m金メダリストのヤコブ・インゲブリクトセンが実践するノルウェー式二重閾値走のトレーニングシステム

東京五輪男子1500m / オレゴン世界選手権5000m金メダリストのヤコブ・インゲブリクトセンは、2023年6月のダイヤモンドリーグパリ大会の男子2マイルで圧倒的な走りを見せ、7:54.10の世界最高記録をマークした。 男子2マイルの7:54.10は世界陸連のスコアリングテーブルに照らし合わせると他の中長距離種目で以下のパフォーマンスに相当する。 1500m 3:25.90 3000m 7:19.99 5000m 12:34.86 10,000m 26:12.47 30

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2,023
    • 2024ボストンマラソン男子8位の森井勇磨選手

      2024ボストンマラソンが始まった頃、私は夜の22時30分からランニングを行なっていた。普段はこの時間は走らないのだが、今月は私にとって慌ただしく、4日連続で22時30分からのランニングを行なっていた。 普段しない時間帯のトレーニング後、24時過ぎにシャワーを浴びたらすぐに眠くなって寝てしまうのだが、この日はシャワーを浴びて、その後にボストンマラソンをライブ配信で途中から観ていたいたのだが、この日だけはハッと目が覚めたのだ。 男子はシサイ・レマ選手が前半から独走大勢を築き

      • 北京ハーフマラソンでの出来事についての私見

        先日の北京ハーフで、マラソン中国記録(2時間06分57秒)保持者の何傑選手が1時間03分44秒の記録で優勝したが、3名のペーサーがBreaking 2のような形でレースの最後まで先導したことが「八百長」などとして批判されている。 この動画を見た最初の感想は「なんともお粗末なフィニッシュシーンだな」と思った。 しかし、陸上長距離の世界ではルール上、ロードレースで女子選手に対して男子ペーサーが最初から最後まで先導することや、日本選手権10000mのようにオープン参加扱いのペー

        • 【2024年3月28日更新】世界陸連の承認済プロトシューズの一覧(写真付き)

          世界陸連に承認されたシューズの中でも、市販されていないプロトシューズを紹介する。これらは世界陸連のホームページ内に掲載されており公表されている。なお、アルファフライエリートなど、最近になって世界陸連に承認されたシューズは写真が掲載されていない。 また、メーカーがプロト開発をしていても、世界陸連に申請していないシューズもある。レースでの使用ではなく、あくまでトレーニングでの使用や駅伝などの非公認レースでの使用に用途が限られれているパターンである。 プロトシューズ プロトス

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          アディダス「Adizero Adios Pro Evo 1」のレビュー【アディゼロアディオスプロエヴォ1】

          2023年9月のベルリンマラソンで2:11:53の女子マラソン世界新記録を樹立したティギスト・アセファは、Adizero Adios Pro Evo 1を履いていた。その後にオンラインで521足限定発売があり、第100回箱根駅伝では2区と3区で区間賞を獲得した選手がこのシューズを着用していたことも話題になった。 東京マラソン2024で優勝したベンソン・キプルトもこのシューズを履いて、日本国内レースの最高記録の2:02:16で走破した。今やナイキが圧倒的優位にあった少し前まで

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          現代における高性能カーボンシューズの寿命 / マラソン世界記録を更新したスーパーシューズのハイパーレスポンダー

          著書「持久系アスリートのための耐久力(エンデュアランス)の科学」でお馴染み、科学ジャーナリストのアレックス・ハッチンソンさんが執筆した最新のカーボンシューズに関する記事が面白かったのでシェアします。 この記事の内容を要約すると以下。 現代におけるカーボンシューズの寿命 ランニングにおける各カーボンシューズでは、カーボン自体の性能差はあまり差がなく、ミッドソールの性能差がパフォーマンスに影響をもたらす 現代のカーボンシューズの主流フォームであるPEBA(ポリエーテルブロ

          現代における高性能カーボンシューズの寿命 / マラソン世界記録を更新したスーパーシューズのハイパーレスポンダー

          COROS新製品:PACE 3について

          2023年8月下旬にCOROS Wearables, Inc.は新製品のCOROS PACE 3をリリース。今回はPACE 3の提供を受けこれまでに18回のランニングで使用した。 なお、PACE 2が発売されていた2020年から、私はCOROSのGPSウォッチしか使用していないため、他ブランドのGPSウォッチとの比較は記載しない。 #PR #Promotion COROS PACE 3の製品概要 ・小売価格:33,000円(税込) ・重量:30g(ナイロンバンド装着

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          中国ランニング市場現地視察:広東省深圳市 / 福建省厦門市

          私は普段より中国ブランドのランニングシューズを愛用し発信をしている。 こと、コロナ禍では中国に入国することはほぼ鎖国状態であったのだが、今年よりその壁が少しずつなくなってきたように思うので今回は中国南部の広東省深圳市(シンセン)と / 福建省厦門市(アモイ)で現地視察を行った。 なお、深圳市では陸上競技の最高峰クラスのシリーズ戦であるダイヤモンドリーグ(以下DL)中国大会が9月2日に開催される予定だったが、大会の1ヶ月前に急遽、福建省厦門市に会場を変更することが公式に発表

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          "TrackTown USA"と呼ばれる街・ユージンのランニングコース

          2023年9月16・17日に米国オレゴン州ユージンにて、陸上最高峰のシリーズ戦である、ダイヤモンドリーグのファイナルが2日間に渡って開催される。 昨年、私は"TrackTown USA"と呼ばれる街・ユージンでの世界選手権を訪れたが、その時に私が走った4つのランニングコースを紹介する。 以下は、昨年ユージンでの散歩中に出会った選手たち。 オレゴン大学に将来入学を考えている人や、この街のランニングコミュニティを感じてみたい人、プリフォンテーンクラシックを観戦したい人などな

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          男子400mH世界記録保持者:カルステン・ワーホルムのトレーニングについての要約

          LetsRun.comに男子400mHの世界記録保持者、カルステン・ワーホルムのトレーニング記事が掲載された。これは、彼のコーチであるレイフ・オラフ・アルネス氏への2時間にも及ぶインタビューをもとに構成されている。 ワーホルムは陸上競技の世界選手権におけるスプリント種目で、ノルウェーに初のメダルをもたらした選手としても知られている。 ノルウェーといえば、陸上競技においては血中乳酸値を綿密にモニタリングする“閾値モデル”をもとに成功を収め、これまでに男女ともに中長距離種目に

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          ナイキ / ヴェイパーフライネクスト%2のマルチカスタマーレビュー

          はじめに 当noteでは様々なランニングシューズの情報を発信してきましたが、今後は私のレビューだけでなく、マルチカスタマーレビューという複数人によるレビューを不定期ですが、発信していきたいと思います。 レビュアーは私(Sushiman)に加えて、Twitterでお馴染みシューズ好きのしんやさんと、日本以外の海外レースでの実績もあるアジア人のHさんに協力していただき、マルチカスタマーレビューを行うことになりました。 初回は、ロードレースでは定番レーシングシューズとして君臨

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          NCAA(全米大学体育協会)におけるNIL契約と陸上競技選手のNIL契約例

          今回はNCAA(全米大学体育協会)で2022年から今年にかけて話題になっているNIL契約(The Name, Image, and Likeness契約:名前、画像、肖像権契約)について取り上げる。簡単に言えば企業が学生を広告やPRに起用するための契約に関するNCAAの取り決めである。 なお、本noteは陸上競技における発信を基本としているが、今回はNCAAのスポーツ全体の取り組みの中での陸上競技におけるNIL契約の契約例や概要を説明する。 本noteの要点 ・アマチュア

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          【厚底カーボンシューズの最新論文】世界トップクラスのケニア人+欧州のアマチュアランナーのランニングエコノミーのばらつきと厚底カーボンシューズに関するメタ分析

          2023年3月にオープンアクセスとなった、以下のカーボンシューズに関する最新の論文を紹介する。 【タイトル】 Variability in Running Economy of Kenyan World-Class and European Amateur Male Runners with Advanced Footwear Running Technology: Experimental and Meta-analysis Results 世界トップクラスのケニア人+欧

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          駒澤大・佐藤圭汰選手のアメリカ・OACへのトレーニング参加について

          5000mのU20日本記録(13:22.91)保持者である駒澤大の佐藤圭汰選手がアメリカ・コロラド州ボルダーを拠点に置くプロチームのOACの練習に参加しているので、OACとはどんなチームなのか、などについて以下にまとめる。 佐藤圭汰選手がOACのトレーニングに参加している様子。以下の内容の200mのトラックセッションの模様。 OAC(オンアスレティクスクラブ)とは 2021年9月15日にニューヨーク証券取引所に新規上場(IPO)を果たしたスポーツブランドのOnは、202

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          ナイキ「ヴェイパーフライ3」のレビュー【ZoomX Vaporfly Next% 3】

          3月6日にナイキ直営店やナイキオンラインで先行発売され(3月中旬にも再び販売)即座に売り切れとなったナイキのヴェイパーフライ3(ZoomX Vaporfly Next% 3)のレビューを以下に。 ナイキ直営店の1つである原宿店では東京マラソン翌日ともあり、出場後の海外ランナーがヴェイパーフライ3(以下VF3)を購入していく姿が目立った。また、オンラインでは“いつも通り”数秒で完売してしまった。 今回の記事ではVF3のスペックや、私が今月に3000mTTとテンポ走でVF3を

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          東京マラソン2023の写真

          東京は私がこの13年間住んでいる街。土地柄も地理も頭に入っている。 東京マラソンは以前のコースの時に3回走っていて、その内の1回が自己記録、その内の1回がサブ3の公式ペーサーとして、その中の1回がフィニッシュで妻を待っていて「涙を流す彼女と写真を撮った」という思い出がある。 また、2017年の東京マラソンではコースが変更され、東京駅がフィニッシュ地点となった。そのレースで私は女子のあるエリート選手の“私設”ペーサーを務めたが、その選手は今WMMで表彰台にのぼるまでに活躍し

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