「ゴルフって何が面白いの？。」
ゴルフを初めてプレーするときはそう思っていた。

社会人になりたての頃、上司に誘われて嫌々始めたゴルフだが、今ではその嫌な気持ちは全くない。
今では年に数回ではあるが、ゴルフを楽しんでいる。

ゴルフは、唯一私が真剣にならないスポーツかもしれしれない。
真剣にならないといっても、決してふざけてプレーしているわけではない。
ただ、ゴルフをしていてもスコアあまり気にはならない。

スポーツというのは、努力して上手くなるからこそ楽しいのだと思っていた。
今までやってきたスポーツはそうだった。
しかし、ゴルフはスコアが良くなくても楽しい。
（もちろん、スコアが良ければそれは大変嬉しいのだが。）

上達しなくても楽しいのは何故か考えてみたのだが、私はゴルフの競技そのものではなく、ラウンドを周る空間を楽しんでいるんだと思う。

・一緒に回る人たちとの会話をするのが楽しい。
・（人工的な）自然を歩き回るのが楽しい。

こんなところだろうか。

大人になってから、家族以外の誰かと一日中一緒に行動するというのは、仕事以外だとあまりない。
しかし、ゴルフでは朝から夕方まで同じ組の人と一緒に行動し、昼食やお風呂を供にする。
こういうところがスポーツらしくないからなのかもしれない。

先日、会社の後輩に誘われ、約1年ぶりにゴルフをしてきた。
とても楽しかったのだが、ゴルフに行くとなると、一日中家にいないことになる。妻と子どもを家に残して、ゴルフに行くのは大変申し訳ない気持ちになる。
（ゴルフに行くことを選択しているのは私なので、申し訳ないなら行くなという話なのだが）

次からは行くとしても、ハーフラウンドかな。