すし天ぷら

30代SE。 一児の父/エッセイ

すし天ぷら

30代SE。 一児の父/エッセイ

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

人生は粘土細工だと思う。

突然ですが、私は「人生は粘土細工」だと思っています。 人生は粘土細工巷ではよく、人生は山登りや旅、マラソンなどに例えられますが、私はしっくりきません。 かねりんさんは、人生を3Dキャンパス上でのお絵描きのように表現していて、非常に納得した記憶があります。 私の考えも結構それに近いなと思っています。 なぜ私が粘土細工だと考えるのかについては、3つ理由があります。 1.正解はない 2.自由にデザインできる 2.時間が経つにつれ大きな変化が難しくなる 正解はない 山登り

    • 日常と祝祭

      先日、31歳の誕生日を迎えました。 そんな私ですが、昔から誕生日を祝ってもらうことをあまり嬉しく感じません。いや、嬉しくないというのは言い過ぎかもしれません。嬉しいんだけど、祝う対象って私なの?と思うことがよくあります。 31歳になるために何かを頑張ったわけでもないし、自ら31歳になることを心から願ったわけでもない。だから、おめでとうと言われても「何もしてないし…」となってしまう笑(人の誕生日は躊躇なく祝うんですが) あと、この歳にもなると、どうしても歳をとることを

      • 入らないは不正解ではない

        子ども(一歳)がおもちゃで遊んでいたときの話。 遊んでいたおもちゃは、プラスチックの球体や直方体等を、形にあった穴に入れて遊ぶおもちゃです。 子どもが四角い穴に球体を入れようとして入らなかった時に、私は「入らないねえ」と激甘ボイスで言ったのですが、その時にふと考えました。 私は球体を丸い穴を入れることが「正しいこと」だと思っていて、その「正しいこと」をする子どもを期待しているのではないかと。 おもちゃなのでどんな遊び方をしてもいいし、正解なんてないはずです。 それな

        • 季節感

          2024年になったが、今年は例年と比べて年末年始感がしないと感じる。 なぜだろう。 約一年前に子供が生まれてからテレビをほとんど観なくなった。 季節感って様々な外部の情報により形成されるものだと思っているが、今までTVから得ていた情報の中に季節感の要素が結構入っていたのかもしれない。 この一年間はかなり意識して自分の感情を客観視してきたつもりだが、自分の感情って思っている以上に外部からの情報に支配されていると感じる。 たとえばXのオススメタブ。自分の人生には無くても良い情

        • 固定された記事

        人生は粘土細工だと思う。

        マガジン

        • エッセイ
          24本
        • 日記
          4本
        • IT・テクノロジー
          0本

        記事

          2023年振り返り

          総括2023年を振り返ると我ながら良い一年だったと思います。昨年末に家族が増えて、家族3人で過ごすことになった一年間でした。また、仕事では以前と比べると大きい仕事を任せてもらえるようになり、失敗しながらも今までで一番成果物を作った年でした。(自分で言うのは恐れ多いですが。。。笑) 家族が増えて子どもが産まれてから生活習慣や価値観が大きく変わりました。今まではどちらかというと「自分だけが幸せであればそれで良い」という自己中心的な考えだったのですが、今は「人にどれだけ貢献できる

          2023年振り返り

          さや香の「見せ算」をChatGPTに実装してもらってみた

          先日のM-1グランプリ決勝でさや香が披露したネタに出てきた「見せ算」をChatGPTに実装してもらいました。 見せ算のルール見せ算のルールは以下ポストを参考にしました。 大学院ルールは割愛。 プロンプト入力したプロンプトは以下。 #役割あなたはpythonのプログラマーです。下記の依頼を満足するpythonスクリプトを記述してください。#依頼「見せ算」という独自の演算をする処理を実装してください。「見せ算」は、任意の2つの自然数X、Yを"見せ"る演算です。見せ算の演算結

          さや香の「見せ算」をChatGPTに実装してもらってみた

          【エッセイ】出ていない杭も打たれる

          先日早朝にコンビニに行こうとしたときの話。 店内の電気はついているが、店内のブラインドが全て降りていたので「おや?」となった。 試しに、自動ドアの前に立ってみても反応なし。 自動ドアをよく見てみると「〇曜日は24時から5時半まで閉店します」という張り紙があった。 諦めて家で水でも飲もう(お金もったいないし)と帰ろうとしたら、私の後ろの人が「開けとけよ」と愚痴を言っていた。 その時ふと思ったのだが、最近、過剰なサービスを求めるあまり、自分たちの首を絞めている人が増えていない

          【エッセイ】出ていない杭も打たれる

          ビデオ判定について調べてみた

          ラグビーを見ていて、TMOというビデオ判定制度が採用されていることを知ったのですが、ふと「ビデオ判定っていつからあるんだろう」と思ったので調べてみました。 日本におけるビデオ判定今回は日本のスポーツ史における、ビデオ判定の歴史を簡単に追ってみます。 私も調べてみて驚いたのですが、日本ではなんと1969年から「ある競技」でビデオ判定が導入されています。日本のプロ野球でリクエスト制度が導入されたのが2018年ということを考えると、かなり早いなと感じます。 「ある競技」とは、大相

          ビデオ判定について調べてみた

          【自戒】分からないと言え!

          先日の仕事にて、とある製品の仕様を説明する場があったのだが、そこでの出来事と反省。 その場には、私よりその製品について詳しい人が何人かいるような場だったのだが、いくつか分からない質問をされた。  その時の私の対応が非常に悪かった。質問を受けた時に、すぐに「わからないです」とは言わずに、 その場で少し考えてから「わからないです」という場面が何回かあった。その時のことを思い返すと、今でも自分に腹が立つ。  自分が分かっているかどうかは大体の場合、質問を受けた時に瞬時に判断

          【自戒】分からないと言え!

          朝活再始動

           一週間前から、朝の早起きを再開することにした。以前は毎朝4:30に起きる生活をしていたのだが、子どもが産まれてからは中止していた。  子どもが産まれてからは、ミルク対応のために夜中に起きる生活を送っていたため、とても朝活する気力は沸かなかった。睡眠時間を確保するために、早起きをやめざるを得なかった。 早起きをやめてからのここ半年くらいは、21〜22時頃を自分の時間(読書、英語・AIの学習)に充てていた。しかし、最近は子供の睡眠も安定してきて、0〜3時頃に一度だけ起きるよう

          朝活再始動

          ゴルフって何が面白いの?

          「ゴルフって何が面白いの?。」 ゴルフを初めてプレーするときはそう思っていた。 社会人になりたての頃、上司に誘われて嫌々始めたゴルフだが、今ではその嫌な気持ちは全くない。 今では年に数回ではあるが、ゴルフを楽しんでいる。 ゴルフは、唯一私が真剣にならないスポーツかもしれしれない。 真剣にならないといっても、決してふざけてプレーしているわけではない。 ただ、ゴルフをしていてもスコアあまり気にはならない。 スポーツというのは、努力して上手くなるからこそ楽しいのだと思っていた

          ゴルフって何が面白いの?

          我ながら面倒くさいと思った会話

          先日の家庭での一コマ。 冷蔵庫に頂き物のゼリーがあったので、食べていいか妻に確認した。 すると妻から「食べていいよ。千疋屋(せんびきや)だから美味しいよ。」という回答があった。 それに対し私は「美味しいかどうかは私が決めるよ」と返答。 言葉を発した瞬間、我ながら面倒臭いなと思い、「面倒くさいねこのおじさん笑」とフォロー。 しかし、千疋屋=美味しいの論理は認められらない。 〇〇だから△△△というのは良く耳にするが、因果関係関わらず使われているなと感じる。 職業柄なのかも

          我ながら面倒くさいと思った会話

          父親に言われて響いた言葉

          10年以上前、私がセンター試験を受けた直後の話です。 センター試験を受けた後、自己採点をして、志望大学を決めなくてはならなかった。 自己採点の結果、元々志望していた大学を志願できるような点数ではなかったので、「浪人したい」と親に申し出た。 2つ年上の兄が既に浪人していたので、浪人の希望が却下されるとは思っていなかった。 しかし、父は私に対して「ダメだ」と言った。 私はその回答に驚いた。そして、ダメな理由を尋ねてみると「今の自分が本当の自分ではないと思うな」と言われた。

          父親に言われて響いた言葉

          TOEICを受けて可笑しかったこと

          7/23(日)にTOEICを受けてきた。 TOEICを受けるのは、学生の時に受けたTOEIC IPテスト以来約8年ぶりだ。 試験本編とは関係ないところではあるが、色々と可笑しいことがあったので書いていく。 TOEICテストでは試験前に、受験者にリスニング音声がちゃんと届いているか(聞こえにくい人がいないが)音声テストをする。 その音声テストの時に、聞こえにくい人はいませんか?と試験官の方が確認した。 すると、後ろの方から「すみません」と声がした。 聞こえにくいのかな? 

          TOEICを受けて可笑しかったこと

          SNSから距離を置いてみたら結構快適

          最近、SNSをなるべく見ない生活を心がけている。 元々、SNSの利用時間が長くならないよう意識はしていた。 しかし、ついついTwitterや Instagramをみてしまう。 スクリーンタイムで、改めてSNSの利用時間を確認してみたところ、1日1時間くらいになっていた。 そんな中、一か月くらい前に「スマホ脳」という本を読み、スマホが人間に与える影響や脳の仕組みを知り、SNSを見すぎるのは良くないなと、改めて思った。 (この本、おもしろいのでオススメです) そこで思い切っ

          SNSから距離を置いてみたら結構快適

          最後の引っ越し?

          私はつい最近まで賃貸派だった。 結婚するときに、「家を買うつもりは全くない」と妻に断言した記憶がある。 賃貸に住み続けるのを許容してくれるのが結婚の条件と言っても過言ではなかった。 いや、さすがにそれは言いすぎたし、もし本当だとしたらそれはそれでダサい。 私が賃貸を推してたのは、リスク回避が一番の理由であった。 収入が減れば家賃を下げられるし、家族の人数に応じて間取りを選べる。災害で住居が破壊されても精神的ダメージは少なくて済むなど、変化に対応できる点が私が賃貸派だった

          最後の引っ越し?