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夏休み1日目

寝返りを打ち、横になったらベッドから落ちそうになり目が覚めた。だらだらと喋ったり、ふざけていたら家を出るのが予定より1時間近く遅くなってしまった。今日は友人の希望で吉祥寺へ。太陽の光に溶けそうになりながら、目的のカレー屋さんに到着。30分近く外で待ち、入った店内は、テーマパークの様な空間だった。インド人のカタコトな面白い日本語とチャーミングな笑顔になんだか強引な接客も全然許せちゃったし、店内のお客さんもみんな笑顔だった。カレーもだが、チーズナンがとびっきり美味しかった。食べる前から分かっていた事だったが、ボリューミー過ぎて、お腹がはちきれそうになった。食後はもういっとき受け付けられないと思うが、思い出すとまた食べたくなるから不思議だ。バイバーーーイ!とお見送りをしてもらい、雑貨屋や本屋を巡る。涼しげなブラウスを一目惚れして、すぐ試着してる友人が可愛かった。私は怪しいお店でミッフィーのミルクパンをゲット。半額になっていて、超ラッキーだった。暑さにやられ、吸い寄せられるように喫茶店へ。アイスコーヒーを持ってきてくれたお兄さんがイケメンだった。一生懸命掃除をしている姿も良かったし、帰り際、メガネの奥の目を見たら可愛くて、またお店に行こうと思った。PARCOでアロマを購入し、気になっていたアップリンク吉祥寺へ。並べられたフライヤー、開場案内のアナウンス、青い洞窟のような通路、ひさしぶりの映画館であることとアップリンクの雰囲気にわくわくが止まらなくなって、友人と別れ、映画を観て帰ることにした。選んだのは「僕の好きな女の子」。主人公の渡辺大知も菜緒もこの2人以外じゃ考えられないってくらい役にピッタリとはまっていた。恋愛に不器用な男の子って、こんな表情するの?相手の為に買ったジュースとか些細な物でも渡せずにお家に持って帰る事もあるの?めんどくさいな〜!好きっていいなよ〜でも言えないんだよね〜頑張れ〜!と何度も何度も主人公を励ましてしまった。渡辺大知のこんな顔を見たら絶対好きになっちゃうよな〜とか思ったが、無意識に思わせぶりな態度を取ってしまい、相手をその気にさせて、結局傷つけてしまった事は私も何度か経験あるので、ちょっと胸が痛んだ。観終わった後は舞台である井の頭公園にそのまま歩いて向かい、聖地巡礼。初めての井の頭公園だったが、木の隙間から見える月が綺麗で、カップルに挟まれながらも、ライトアップされた橋を2往復してしまった。井の頭公園を歩きながら、好きな人に好きと、会いたい時に会いたいと、言えるか言えないかをずっと考えていた。私は結構グイグイ行けちゃうタイプだと思われているけど、相手が自分に好意があるのが分かんないといけないよな〜とか〜なんとか〜考えていたら〜恋したくなっちゃった〜!楽しい1日を過ごし、お家に1人で帰るのが寂しくなったが、劇中歌の前野健太の友達じゃがまんできないをリピートしながら、大人しく帰宅。

今日は上京前に年下のかわいい男の子に対して思っていた一首を。結局なにも言えなかったんだけどね〜。

終電が来るまで待ってくれるならホクロの数だけキスをしようよ

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