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一人旅がもたらすエナジー

先日、一人で旅行に行った。
神奈川在住のただの大学3年生が広島、福岡、熊本に旅に出た。

正直、友達と行く旅よりも一人のほうがいい。自分がやりたい!いってみたい!と思ったときに行動に移すことができるからだ。
実際にこの旅の旅程を振り返ってみると一人だからこそできた旅だったなあとひしひしと感じる。
ほぼ毎日サッカー観戦したり、一日2万歩歩いたり、朝一の飛行機で帰ったり、寝坊して新幹線に乗って無駄な出費をしてしまったり。。。

でも、そんな旅で気づかされたことがある。
広島のゲストハウスに泊まった時の一夜のことだ。

ゲストハウスで感じた「個」

それまではずっと快活クラブで宿泊していたが、その日がたまたま近くの快活が満席で予約が取れなかったので利用した。
宿泊する部屋の下にはバーが併設されており、外国人や様々な経験を積んできた日本人と情報交換ができるようになっている。

自由を教えてくれたアメリカ人

その日、山口県から来た会社員のお父さんと今学期で中学を卒業する娘さん、アメリカから来た外国人とお酒を交わした(娘さんはジュース)。

何となくは勉強してきたのである程度英語を聞き取ることができたが、分からない部分もあったのでgoogle翻訳を使いながらのコミュニケーション。
「英語で会話ができたらなあ」と自分の無力さを感じながらも会話を進めていった。
自分の就活の話、お父さんの職業の話、中学校生活の話、色々な話をしていく中で、やっっぱりアメリカ人の話が一番響いた。

「自由とは何か。」

日本人は、このように言うらしい。
「仕事や学校などやるべきことをやって、終わった後の時間が自由だ。」
つまり、プライベートのことを自由というらしい。
まあ納得。
でも、アメリカ人は違うらしい。

「自由?そんなの生まれた時から自由だよ。学校に行くのも、どんな仕事をするかも、続けてきたことをやめるのも、生きているうえでのすべての選択が自由だ。」

この言葉に、文化の違いから生まれる価値観の違いを学んだ。
ワンピースのニカみたいだなあとも思った。

どうやらそのアメリカ人は「平和」を学びたいらしく、広島を訪れたとのこと。東京や京都、大阪など色々巡ってきた中で、この旅で一番行きたかったところだと言う。

「仕事も全部休んで日本に来た。行きたかったから。会社の人に迷惑をかけるかもだけど、俺は自由だからここにいる。今、こうやって違う国の色々な人と話せている自分が幸せなんだ。」

そうアメリカ人は話す。
自分との会話がこんなに幸せなのか。
何となく、心が喜んだ。

借金4000万の映画監督

その後中学生の娘さんが寝るということで、記念写真を撮って解散した。
寝ようかとしたその時、別の場で開かれていた飲み会に誘われる。
参加することにした。

参加者はゲストハウスの経営者とその友達、東京から一人で来た女子大生、東京から来た新婚夫婦、フランス人、臨床心理士、来週から海外バックパッカー旅に出る酔いつぶれた社会人など多岐にわたっていたが、新婚夫婦の旦那さんともう一人、芸人として社会に進出し、現在は制作会社で映画監督をやっている借金4000万円の男と話した経験がとてつもないものになる。

そこで私は「今まで自分の本音に膜を張っていた」ことを反省する。
そして、膜を張っていたことにより成長出来ていないことにも気づく。

今まで自分はコミュニケーションの際に相手に合わせすぎてしまい、本音を言えずにいたのだ。
実際にそれで何度も後悔をしている。でも自分なりに正当化してやりくりしていた。でも、間違っていることを指摘してくれた。

そして、解消方法も教えてくれた。
コミュニケーションをとる機会を増やし、自分の意思を伝えること。
相手の些細なしぐさや反応を見ること。
飲み会は戦争だということ。
相手に「勝つ」こと。

自分がやっていなかったことばかりで、そこまで視野が行き届いていなかったので参考にしかならなかった。

これからの「個」

残り1年となった大学生活。やり残したことがたくさんある。それを消化しに行く。そして、自分を磨く。
最終的な目的は言えないが、このnoteで残りの大学生活、絶対にやるべき手段を決意表明のような形で記しておこうと思う。

①年齢性別国籍問わずコミュニケーションの機会を増やしまくる
②自分の意思を持ち、相手に伝える
③相手への配慮は継続し、遠慮は完全撤廃
④死ぬほどお金を使う
⑤日本47都道府県制覇する
⑥最低でも月1で旅行に行く
⑦「成長日記」を書き続ける

この7つを実現する。
それが自分にとって幸せをつかみ取る手段だ。

旅は心にエナジーを与えてくれる。
だから好きだ。やめられない。

さあ、思っているより時間はないぞ。
一度決めたことはやりきれ。
頑張れ、自分。

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