見出し画像

洋館と羊羹、ムッシュむらむら

ちょっと気になるイベントがね。ごくご近所で予定されてたんですよ。気になるけど気が進まなくて、申し込まなかったんだな。このご時世だしね。会場はライブハウスなんだ。密、密、密、壇蜜だよ。(三密ね。)演者はすっごく気になるけど、そもそも、その人の歌は、なんだか聞きたくもないしね。歌手じゃないんだからさ。そうなんですよ。夜の部はすぐ満席になっててさ。追加で昼の部が売られて、それが目に留まったのさ。どうするかなあ、その日は、休みなんだよ、たまたまね。胃カメラのむんだ。胃カメラはバリウムより簡単で、楽ちん。体にもいいしね。でさ、そんなこんなで、状況は、申し込め、と言っているような気がするわけさ。でも、罠なんじゃないかって、ささやきが聞こえるんだよ。で、心に一生懸命聞いてみるわけね、行きたいのかい、本当にさ。するとさ、行きたくない!!と答えが、ばばんと来るわけですよ。念のため、易の本で占ってみる。開いたページに何が書いてあるか見るのね。そしたら「計画はうまくいく」と出る。うむむむ。そうして悩んでいるうちに、けっきょく満席になった。そしたら、いきなり頭の中で声がするのよ。「せっかく、昼の部を設けてあげたのに」そう言っている演者の顔が浮かぶんだわ。で、偶然開いたnoteの最初の記事に、「今日は自分は行動したのか、行動すれば新しい出会いがあったんじゃないか」とかいうような記述があってねぇ。自分の頭の中の声が漏れだしているんじゃないかと、ドキっとするのね。申し込んでおけばよかったかなあ~。でも、そう思っている自分は、願ったとおりの自分なんだ。実際、満席になってしまえばいい!って思ってたし。自分で選ばなくて済むようにね。少なくとも、行きたくないという自分の声が聞こえていたのは事実だしねぇ。良く言われちゃうようにさ、行きたくない理由を考えていたのかなあ、とかも思うけど。でもさ、自分の今は、全部自分が醸し出したもの、作り上げたものなんだよねえ。すべては自分の責任で、すべてはそれでOK。「これでいいのだ」とはよく言ったもんだよ、バカボンのパパってね。まあ、今日は、暑い中、大汗かいて、1日中、あっちこっち活動して頑張ったし、いい一日だったとうことにして、ニッコリして終わりにしよう。そうそう、昨日も、丘の上のちょいと高級なあたりを散歩して素敵だったよなあ。散歩途中にね、丘の上の洋館を訪ねたらさ、「西羊羹」(せいようかん)てのを売ってたんですよ。洋館と羊羹。老舗の羊羹屋が作ってる品。思わず買おうかと思ったけど、小銭がなくて思いとどまった。セーフ。危ないとこだったな。ああ、思い出すねえ。むかーし昔「ウィロー」って映画があったんだ。「アポロ13」を撮った監督が若いころ作ったやつね。その題名聞いて、すぐに「ういろう」が頭に浮かんじゃって、青柳の。大好きなんですよ。うまいよねぇ。抹茶味がオーソドックスだね。ときどき物産展なんかで売ってると、迷わず買うよ。小田原に「外郎」(ういろう)ってのがあるけど、あれは、胃薬だからねえ。そういや、両方とも根っこは同じなんだっけか。忘れちゃった。なんにせよ、毎日いろいろあって、面白いよ、俺の人生。みんな己が思うがままだ。頑張るなよ、俺。そのままで大丈夫だから。ムッシュむらむらだよ。「ムッシュむらむら」は、頑張っちゃうときの掛け声だったっけ?まあいいじゃない。さあ、寝るかね。いい夢見ろよ~。寝れば解決するよね、たいていのことはさ。じゃあ、おやすみ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?