【中国日誌】978日目 24.4.25

やはり、終わるものは、終わる。どんなに、不安を抱こうとも、終わるのである。そして、不安を和らげる方法として、最も効果的だと感じたものは、もうすぐ始まってしまうという恐怖ではなく、もうすぐ終わるという喜びに視点を変えた時だ、という事が分かった。常に、もうすぐ解放されることを、意識すれば、迫ってくる恐怖ではなく、その先の喜びに集中することが、できるのである。もちろん、恐怖とは、面と向かって立ち向かうひつようがあるのであるが、不安感を糧に一定の準備ができたのなら、あとは、開放される喜びに集中して、モチベーションを高めるのである。そうすれば、無駄に、心が、侵食されることなく、相応の実力を発揮することができる、そう感じたのであった。まあ、すっきり、というものではなかった。厳しいことも言われた。しかし、相手は、たかが人間である。私と同じ人間。そして、厳しく言うことは、誰にでも、できる。厳しいからと言って、恐縮することは、ない。それは、政治的パフォーマンスの問題であって、能力の上下の問題ではない。私が天才に向かって、批判すれば、あたかも、私の方が、優れているかのように見られるが、それは、あくまで、外見上、精神的勝利なのであって、実力そのものによる、勝利ではないのである。批判して、相手が反論しなければ、批判者は勝ったように見え、批判後に反論者が反論して、批判者がそれに追随しなければ、反論者が勝ったように見える。見かけ上の問題である。パフォーマンスである。ただ、それだけのこと。皆の協力と、目的達成に感謝を。

朝4時に起き支度と日課。8時に出社。昼過ぎに重要な打ち合わせ。中国任期期間が来年3月31日まで延期した。という事で、私の中国生活は、おそらくそこまでになるだろう。その後、18時半過ぎに退社。何もやる気になれず、20時半くらいに寝た。

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