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意見=ポジションをとること

他人と違う意見でも臆さず言えるオピニオンリーダーを尊敬し、時には心酔するほど憧れる。それなのに、自分の意見は誰かの意見と同じであることを望み、他者と同じだと安心する。それって、あまりに不思議な現象ではないでしょうか。

自分の意見で生きていこう

自分の意見で生きていこう(著:ちきりん)の読書メモです。

意見=ポジションをとること

意見とは、反論されるリスクを背負い、自分は「賛成」か「反対」か、立場を明確にすること。

反論されるのって怖いですよね。頭のいいひとに指摘されると、「こいつは間違っている」と、晒されているような状態になりかねません。

  • 独断と偏見ですが〜

  • 〜かもしれません

  • 〜なのかな

こういった「ぼかした表現」に逃げたくなります。

だからこそ、炎上しながらも自分の意見を表明するインフルエンサーは魅力的に映り、吸いこまれてしまいます。

SNSの発信=少数の意見+多数の反応

いろいろな意見が飛びかっているように見えるSNS。けれどもその多くは、「中身のうすい、ただの反応」。

1秒も考えずに返せるクソリプ例

  • 例外もありますよね?

  • なにもわかってませんね

  • そうとも言えるし、そうでないとも言えると思う

特にTwitterで絶えず投稿されてますね。すべて、意見ではなく反応です。

自分の庭で発信・ネット人格

他者のコンテンツに対する感想も、自分のブログやツイッターで「引用」という形で発信する。「コメント欄」に書いて分散させるのではなく、ひとつのメディアを見れば「意見の全体像=ネット人格」が伝わるようにする。

自分の中から発信ネタをを生みだそうとすると手が止まりますが、「引用+感想」ならハードルは下がりそうです。



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