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障がい者手帳を持つまで

こんにちは、お久しぶりです
くしゃみです
桜が咲きはじめてきたね、まだ満開ではないけど桜を見ていると日本ってきれいな国だななんて感じます
大根の葉っぱを育てていたらもうすぐお花が咲きそうになっています
ボケちゃんは満開の満開
どんぐり盆栽はなかなか葉っぱが出ません
枝をぐんぐん上に伸ばしていたソフォラちゃんを惜しみながらちょきん!としてあげたのですが、また新しく葉っぱが

新しい子は他の子よりきみどりで、かわいらしいんだ

今日は障がい者手帳について書こうと思う

https://snabi.jp/article/1
(リンクを貼りたいのだけれど多分PCからじゃないとだめみたいなので読みやすかったこちらを貼っておきますね、やり方があったら教えてください こしょり)

わたしがもっている手帳は、精神障害者保健福祉手帳
もしかしたら5月に等級が上がるかもしれない

最初に「手帳を持ったら?」と言われたのは、21歳のころだったと思う
介護士をしていて、うつを再発して仕事を休みがちになった時に上司に提案された

「手帳は抵抗があるかもしれないけど、また返せるしお願いしてみたらどうだ」と

わたしはその時、障がい者手帳のイメージは偏見の塊で

障がい者っていう扱いをされて、二度とそのままなんだ

って思っていた
すごく偏見があるし、差別的だと思う
自分が障がい者になりたくない、見られたくない、親になんて言おう、みんなが知ったらどうしよう……そんなことばかり頭に浮かんでその時は手帳はもらわなかった
(自分のなかで1番強かったのは、家族たちに障がい者として見られる恐怖だった)

2度目の手帳の話が出たのはわたしが25歳の時
介護士をしていた時の先輩が福祉系の会社を継いで、奥さん2人ともと仲良くさせていただいていたので、奥さんから「旦那がもしよかったら復職の練習にB型支援施設で働いてみない?って言ってて。もし抵抗がなかったら手帳を申請してやってみない?」と話が出た時

その頃は、アルバイトをして1日、2日もうつになって行けなくなって辞めて、その日のうちに面接を取り付けて、働いて、また1日、2日で辞めて、の繰り返し繰り返し
うつになるとだめになって、でも働かなくちゃいけない!働きたい!正社員に復帰したい!の気持ちがごっちゃごちゃで今思うとかなり無理をしていたと思う
それじゃ、うつもよくならないよねって感じだった
今でも働かなくちゃ!働かなくちゃ!って気持ちは強く残っていて、時間があれば求人サイトを見る時がある
あまり心によくないことも知ってるけど、抜けきっていないんだろうな

そんな時にB型支援施設の話がきて、「よし、今は休んでのんびり復職に向けて施設て頑張るか」ってなって手帳を申請したの

この時には21歳のわたしのような偏見はなくなっていて、助かるのなら制度を使わせていただこうってなっていた
家族には伝えなかった
中学の友人と今の恋人には聞いてみた
「障がい者手帳ってどう思う?」って
2人とも「いいんじゃない?」って言ってくれた
それは救いだった

手帳は交通費(一部を除く)が免除されたり、いろいろとお安くなったり、とても金銭面で助けてもらってる
デメリットもあるけれど、まだいいかなって思ってる(復職しづらいとかね)

ちなみにB型支援施設の話をすると

とっても退屈!!!!

わたしは作業系が昔から得意ではなくて…ああいう作業が苦手だ
(お菓子を作っていました)

あと、来ている利用者さんとの相性がよくなかったと思う
わたしは障がい者さんが苦手だ
反感を買ってしまいそうだけれど、特有のベタベタしてくる性格や、自己中心的な行動や言動を「障がいがあるから仕方ないよね」と見れないから
ただ、障がい者児童デイサービスで働いていた時は楽しかったから障がい者さんが嫌いなわけではないのだと思う
でも職員として、大人の方の施設で見学に行った時は「あ、ここでは働けない」と生理的に受け付けなかったので、子どもと大人のすき嫌いなのかもしれない
児童デイサービスでは、辛い時に子どもに虫かごで歯をガチーン!とぶつけられてぷつんと糸が切れてトイレで泣いてしまったこともある(笑)

それと、職員さんの対応
「くしゃみさんは介護していたし、障がいがひどいわけでもないから、わかる人がわかってあげてね」と
わたしは利用者で働いているのに?
どうして他の利用者さんを気にしなくちゃいけないの?
わたしは働きに来ているのだからなかよしこよししたいわけじゃない

そんな風にちょっと他の利用者さんと比べられてどちらかというと職員側のように見られていた

行かなくなった決め手になったのが、父親のうつへの理解がないことで出来事があり、仲がよかった職員さんが「わたしがお父さんに話してあげよっか」と言われて、つい頼ってしまったこと

「わたし以外のひとから精神疾患の話を聞いたら少しは見方を変えてくれるかもしれない!」と藁にも縋る思いで、期待をしてしまった

翌日に、「やっぱりそういうことが出来ない」と電話がきて、気持ちがスッと冷めてしまった

それからもう行きたくなくなって、散歩をしていた時に近くの介護デイサービス(昔介護をしていた頃から知っていた会社)の求人を見かけ電話をして働き始めました

※みんながみんなこういう施設じゃないと思うし、合うひとは合うと思うよ!

今はそのデイサービスも退職すると伝えて(週1で行っているから利用者さんの名前が覚えられず辛い、仕事を任せてもらえなくてやりがいがない、役に立てている気持ちになれない、なにをしにきてるのだろうと感じる、介護嫌いになりそうと思うこと、などが多かった)飲食店のアルバイトを3つしている
接客業はすきなほうだ
昨日は、まかないをいただいたあとに店長さんから、
「くしゃみちゃんは接客が上手だし仕事に前向きだから、たくさん入ってほしい」と言ってもらえてとてもうれしかった
しんどい時は休んでしまうから働かれて迷惑がられてると思っていたから
必要とされるのはしあわせだ
役に立てるなら!と前のわたしならたくさんシフトに入っていたと思うけれど、今のわたしはブレーキのかけ方も少しづつ学んだのでゆっくりがんばっていきたい

最後に、ヘッダーの写真はヘルプマーク
ご存知ですか?
わたしはこれを身につけているのだけれど、時々怖くなって外す時がある
ここまで書いていたけれどやっぱり自分に障がいがあるってことを見られるのが怖いのだと思う
友人や恋人の横で歩く時は気にしてなるべくつけないようにしてしまいがち

でも、電車に乗る時にひとが多い時につけていたらパニックになった時に助けを求められるのにと何度も思ったし、1度だけ男性の方に席譲りましょうか?と聞かれたこともあって、つけていてよかったと思ったこともある
ヘルプマークの偏見がなくなったらいいし、どういうものなのか知っているひとが増えたらいいなと思います
自分ももっとヘルプマークへの偏見をなくしていきたい

ありがとうございました
またね

メロンソーダ飲みます\ ♩ / わたしとあなたの空気が合いますように。