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#245 結局人生はこれの繰り返し

死ぬほど努力して成功体験を得たりすると、
自己肯定感は爆上がりする。

自信がみなぎり、強い気持ちを所有することが出来る。素晴らしいことだ。


しかし一方で、
自分の様に努力しない人や、なかなか出来ない人が理解し難くなってくる。

時には忠告して、自分の成功体験を促す。
しかしそれらは強すぎるがゆえ強要になり、受け取った側は批判として感じてしまう。

自己肯定感の上がり過ぎは謙虚さを失ったように見え、
人は離れていく。

そして自己肯定感は、自己嫌悪に変わっていく。



自己嫌悪にさいなまれて自信を失うと、好パフォーマンスが出来なくなる。やる気が失せて、努力できなくなる。


そんな時、
自分と違って一生懸命頑張っている人を見ると、素直に「素晴らしいですね」と賛辞を贈ることが出来る。

自己肯定感が下がると、当たり障りのない謙虚さを創り出し、
意図せず人を集めてくる。

人当たりの良さは周囲の協力を得やすくなり、
本来自分の中にあったはずの努力する力を思い出させる。


そして何らかの気付きをきっかけに、またコツコツと努力を始める。

悪かった時の苦しさを踏み台にして、努力を努力と思わず、没頭する。
結果としてそれは、成功体験に姿を変える。



こうして自己肯定感を取り戻し、
そしてまたこの文章の冒頭に戻る。


結局のところ人生はこれの繰り返し。
とても難しいけど、少しずつわかってきた気もする。



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