ついに最終日。インターンが終わる。
浪人しながらのインターン生活が。

今日は朝から帰るための荷造りと掃除に追われて。以外と時間を要した。
「来た時よりも綺麗に」。そんなよく聞く言葉を念頭に置きながら黙々と掃除していた。
まだ、最終日だということに実感が無いまま。

時間になって集合写真を撮って、挨拶と感謝を伝えた。「また、帰ってきてね」と言われてまた帰る場所ができたなと思った。
プラットフォームで出会った「島根の姉」に松江駅まで送ってもらって、365留学の頃の友人が見送りをしてくれて島根を発った。

本当に良い１ヶ月だった。自分が浪人生だということを忘れるくらい。
浪人という道を選ばなかったら、経験できなかったことをして出会えなかった人に出会うことができた。自分自身の選択だけでなくて、そうさせてくれた志望校、巡り巡ってそういう運命だったのかもしれない。「今頃大学生だったらなぁ。」なんて正直何度もあったけど、誰も歩んだことのない中村紗花という名の人間にしか歩めないオリジナルな人生が歩んでるのだから、いつからか「現役合格」や「大学生」に対する羨ましさや妬みなんて気持ちは無くなった。
研究テーマに対する学びや成長だけでなく、より一層人として成長できた。島根が再び私を成長させてくれた。
ありがとう、地域・教育魅力化プラットフォームのみなさん
ありがとう、島根

やっぱり、こんなあったかい、イキイキできる場を都会に復興させたい。