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商店街がまた盛り上がる日は来るのか

私の実家は商店街で商売をしていました。

ほんとに活気のある商店街
人混みであふれかえり車が一台通るのもやっとなほど。

10年前に廃業するまで約60年営業していて
もし私が継いでいれば3代目

結局は継がずに別の道へ。

では家はどんなことをしていたかというと
日用品などを販売する金物屋

若い方からしたら「ん?」ですよね。

ではどんなものを売っていたか。

・包丁
・ゴミ箱
・まな板

・やかん
・たわし
・お茶碗
・ハサミ

・えんぴつ
・ボールペン
・ティッシュ
・トイレ用サンダル

・トイレットペーパー


いわゆる日常で使うもの全般です。

これらを見てピンときた方いますか?

そうなんです。

ダイソー、キャンドゥ、セリアなど
100円ショップに置いてあるものばかり。

私が子供の頃は100円ショップはなかった
もしもあったとしてもほんの数える程度。

先ほど並べた商品全て100円で購入できる。

「ウチで売っているものは100円で買えるじゃん。」
私が家業を継がなかった理由です。

その他のパン屋、肉屋、魚屋
スーパー、百貨店が近くにできる様になり
消費者はそちらに流れていきました。

気がつくとあのお店もこのお店も
一軒また一軒と無くなっていく。

たしかに少子高齢化で後継者が減って
閉業するお店もありますが一概に
そうともいえません。

低価格、利便性を追求した
結果がこうした部分も少なからずあるのです。

最近たまに実家のそばを散歩しながら
思うことはまた活気のある商店街が見たい。

そんな日がまたいつか来るのを夢見て。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
























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