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トラベラー、空を仰ぐ Traveler, Actually, Blue in the sky

#カメラフォルダの一枚  今回の日刊かきあつめテーマである。実は一応、カメラというと私鈴きのはセミプロである為。ちょっとりきんでしまう。(全然活動はしておりませぬが・・たまに稼働する副業?である。人物撮影がスキかなあー!個人的にはやはり・・由縁なのか私に至ってはたまに変態?カメラマンって言われてしまう。)

私は海外旅行が好きである。時間があるとフラフラ行ってしまう。しかしバックパッカーではない。専ら観光目的である。後で一述するが、まあトラベラーが知らない土地を出歩くのは実は危険なのである。観光客として過ごすのは現地の方に対しても、最低限の礼儀であるかもしれない。多少ボラれてもまあ許すとしよう。

一眼レフは重いので旅先ではあまり重宝しないのだが、余裕があるときは散歩がてらフル稼動させてみる。

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◆旅先で空を撮影する

ミュンヘンの空の写真。丁度FIFAワールドカップ(2006年)が開催する直前でスタジアムの写真を撮ったもの。何故か青空が眩しくて暫くシャッターを切り続けた。 因みにミュンヘンの標高(海抜)は519m。東京は40mだそう。世界の標高ランキングの中でミュンヘンは高い方ではない。ではどこが一番高いのかというとズバリ!エベレスト(5000m超え)である。因みに標高が高くなるにつれ、空の色はどんどん濃くなっていく。例えば日本人に馴染み深い富士山は3700mくらいだそうだから、富士山の青空の方が、この写真よりもっと濃ゆいんだろうと想像する。

とくにどうって事ない一枚なのだが、コダック系カラーで撮ったこのミュンヘンの青空写真。私の一番のお気に入りである。標高は高くないが、さすがアルプスのお膝元。空気が澄んでいるのだろう。空がどこまでも突き抜けていく印象だ。大気圏まで透けて覗けるんじゃあ?なんて思っちゃったり・・?いんや冗談ですよ・・海抜や緯度が違うと見える景色も、随分違ってくる訳だ。

→因みに世界の空を取り続ける「空」専門カメラマンの方も存在します 

◆ミュンヘンって・・?

ミュンヘンは草原が広がるアルプスに近いドイツ北部の州に位置し、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなったノイシュバンシュタイン城、サッカー強豪チーム「バイエルンミュンヘン」がある。観光客数は多い。歴史を遡ると、昔は国王が統治していた。ハプスブルク関係国である。この王国の最後の王様はイケメンで有名。国内外とても人気があったが、在任中御乱心してしまった為更迭され、悲惨な死を遂げた。このあたりから世界大戦へと突入し、時代は殺伐としてくるわけなんでありますが・・よく映画のモデルにもなっている。

伝説のビスコンティ監督が渾身の一作として撮影している。※18禁ですので、観るときはちょっと注意! →

主演ヘルムト・バーガーは稲垣吾郎さんにクリソツな気がしてならないのは私だけか・・? 稲垣さんご自身も巨匠ビスコンティ監督のファンらしい。インタビューでそう記事を読んだ記憶がある。だから何となく似てくるのかな?凄ーい!演技派・・!

   ◆旅行先の冒険

夜中でもタクシーを繰り出してどこへでも行ってしまうので、結構ややこしい観光客である。(学生時代の卒業旅行ではホテルで騒いで、枕投げ!成らず「柿ピーナッツ」をお互い投げ合っていた。なんてハタ迷惑な観光客なんだっ!)アジア人が多い地域だと、現地人と間違えられてたまに、道を聞かれる。しかし分からない。「ゴメンよー」大体、日本人は中国人(チャイニーズ)と間違えられている事が多い。

トラベラーの癖に、現地の人の真似をしたくなる性分が私にはある。ちょっとでもいいから現地に溶け込みたいのだ。皆どんな生活しているんだろう?どんな服や靴を買って、何を食べ、人気のテレビ番組は何だろうか?いつも何を考えているんだろう? 異文化に触れるというカルチャーショックは自分の世界を広げてくれる。

◆LA突撃体験記

→20代前半(鈴きのが)。ソフィア・コッポラ監督のファッションストリートブランド「MilkFed」本店に行ってみる @ロサンゼルス 注: 英語は、当時「ジャストアリトル」を連発する位大したレベルでは無かった・・今でもやや難有です。汗

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当時付き合っていた元カレが写真を撮影してくれた。私の二の腕がムチムチしていて姿勢悪いのが気になるが・・腰が引けてます・・汗  

反面、爽やかな笑顔で颯爽と写る彼女は映画「バージンスーサイズ」に出演していたレスリー・ヘイマンさんである。(責任を持って自らも顔出し!だってどうせ私だって分かんないだろーしさ・・いやはやお恥ずかしい・・ww   ヘイマンさんご協力有難うございます!)

彼女はすっごく親切だった。「わざわざ日本から来たのねーOK!」とキャミソールをオマケしてくれた。まさかのタダ・・0円だった。サービス精神旺盛である。成功の秘訣とはやはり門戸を広くしておく事だろう!と身を持って実感。MilkFedは今でも日本の20代女性(この世代はAYA 世代という呼び名でしたっけ?)に人気があるというから本当エラい!渋谷を歩くと相変わらずショップは健在で、見かけると感極まってウルウルしてしまう。

◆コッポラファミリーとハリウッドショービズの世界

コッポラファミリーは世界的に有名なハリウッドを代表するショービズファミリーでアカデミー賞も多数受賞。父(フランシス)の息子(ローマン)と娘(ソフィア)も映画監督である。ファッションブランド経営等などマルチに活躍している。ニコラス・ケイジやレオナルド・ディカプリオなども彼らのファミリーに属するらしい。イタリア移民系のコミュニティに分類される。彼らの作品を観るにはかなりの気合要する映画も多いが、昭和の時代から男子の大好きな世界である。

コッポラファミリーは日本贔屓らしく、日本へもよく来日している。来日すると大体ニュースになる。自らワイナリーを所有している程の食通だそうで、とくに寿司が大好きなのだとか。

◆カルチャーショックから生まれる新しい世界

ワタクシのMilkFed行脚は、当のロス現地人には驚かれた。「クレイジーだね!」と言われた記憶がある。観光地からはちょっと離れた場所にあり人通りも少ないので「OH!何かあったら危ないよー」と言う理由かららしかった。「ローカルな人しかいないよ・・」ってさ。やや済まなさそうに頭を掻く私達トラベラー。ロスはビーチが近いので皆、陽気。結構ナンパもされる(こんな鈴きのでも・・)割合気さくで南国気質なカリフォルニアンばかり。私達は近くのダイナーに行ってパンケーキを頼んでみたり、クラブで踊ったり・・etcトライしたもんだ。もの珍しくて、現地の人が振り向きもしない有り触れた喫茶店やホテルの壁、安い雑貨屋食器などを撮影し続ける。カルチャーショックに取り憑かれたちょっと変な自分がいる。

いまはコロナで遠くへは行けないが、そのかわり関東近郊の山奥へ行く機会があった。同じ東京内でも景色は全然違う・・こちらも新しい発見・・異文化間交流(カルチャーショック)に入るだろう。

旅は、井の中の蛙にならぬよう、広い視野を目覚めさせるが如くに叱咤激励し、自分を成長させてくれる。これからも楽しくお付き合いしていきたい。

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→こちらが頂いたモノ。タダでGETしてしまいました。何と御礼を言ったら良いものやら・・いつか御礼がしたいなあと漠然とですが、ずっと考えていましたので、こういう形で・・ん10年ぶりにnoteの場をお借りしまして伝える事が出来て嬉しいです♫note提供者の皆様!有難うございます!!披露宴でスピーチする歳若き花嫁の様に??勝手に感無量です!!ワタクシ💦 んぎゃっっ😆  

ワタクシ鈴きのは死ぬ迄milkFedのファンでいますから!あっ死んでもかっ!!!MilkFedは永遠に不滅ですからっっ!!!!さすがに勿体無くて一度も着てませんからーっっwww

Textby: SuzukinoAyako 鈴木乃彩子

編集: アカヨシロウ → 

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