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そんなこんなでもう5月。

3月末、富士フイルムがカラーネガ135mmなど一部商品の受注を停止するという衝撃のニュースに震撼した。まさかこんな日が来るなんて。
というか来るべき時が来たと言うべきか。

とはいえこれまで自分が使用してきたフジのカラーフィルムといえばPRO400hとC200の2種類のみ。そのうちPRO400hは数年前に惜しまれつつ生産終了(本当に無念)、最近は逆輸入商品のC200が手に入れば使う、という程度の軽めユーザーだった。

しかしFUJIの135mmカラーネガフィルム全てが一旦販売停止されるとなると、使ったことのない商品がやたら気になってくる性分である。
そこでなくならないうちに使ってみようと手に取ったフィルムが、今回の「FUJICOLOR 100」である。












「美しい方はより美しく、そうでない方はそれなりに」とかつて希林さんがおっしゃっていたけれど、この雰囲気は「それなり」の域を超えているように思う。少なくとも今回使用したキエフ4amとの相性はすこぶる良い。
FUJI COLOR100は比較的低価格だったし、これまで食わず嫌いだったのはもったいなかった。


しかしすでに時遅し。
頻繁に通うカメラ屋さんの35mmカラーネガ売り場からフジフィルムの一切の姿が消えた。まさかあのお馴染みの緑基調のパッケージもろもろが日本のカメラ屋さんの店頭から消える日が来るなんて。


そんなこんなでもう5月。


キエフ4am + 富士フイルム100
ロケ地 : 由比ヶ浜

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