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映画「月」を知っていますか?

この映画…
原作は相模原障害者殺傷事件を題材にした
辺見庸さんの小説『月』

YouTubeで予告編を見て…
事件を知った時の事を思い出した。

↑この記事で少しだけ触れましたが…

犯人の証言の中に
「小学校の時、障害児の送り迎えのために来る母親の姿を見て、
疲れ果てて大変そうだと思っていた」
とあって…かなりのショックを受けた。

毎日長男を迎えに行っていた私は
どんな風に見えるのか…
疲れ果てて見えるのか…

長男は重度の障害ではないが、
平和な世の中ではなくなった時
切り捨てられると、
どこかで分かっている…。

コロナが流行りはじめたとき
「人工呼吸器が足りなくなった場合、うちの子は切り捨てられる」
と言った障害児の母親がいる。
私もそう思った。

我が子に障害があることが受け入れらずに
母親が育児放棄し、
祖父母が育てるという家庭も
知っている。

育てられない、受け入れられない、
だから施設に預けるという選択も
私は間違っていないと思う。

「親なんだから!」
と正論ばかり言う人がいるけれど
親だからできないことも…。

そんなことを
この「月」という映画の予告だけみて
考えてしまった。

私はこの映画は見ないし
原作も読まない(#^.^#)
この記事を書いていて
映画観ようか、原作読もうか…と
迷っていた気持ちに決着が!!

今現在
「長男がいないほうがいい」
なんて全く思っていない。
それだけでいいや(*^▽^*)

ここまで読んでくれた方
私の勝手な心の葛藤にお付き合いいただき
ありがとうございましたm(_ _)m




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