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アドバイス…

長男が幼い時
公園など散歩していると…
高齢の女性に話しかけられる事が多かった。

長男に声をかけてくれるのですが
人に興味がない長男は完全にスルー(;^ω^)
そうすると、
「言葉が遅いの?」
「絵本読んであげてる?」
「テレビの見せすぎにしてない?」
「たくさん話しかけて…」
などなど…
良かれと思って言ってくれている…
かは、わかりませんが、 
とにかく、アドバイスをくれる(;^ω^)

そんな時、私が心の中で思っていたこと
「聞いてくれるならいくらでも絵本読むし」
「一日中話しかけてるし」
「テレビつけて動きが止まるなら見せるわ」

長男の障害は見た目ではわからない。
でも、
知らない人にあえて言う必要はないと思って
言ったことがない。
ただ、「はいはい」と返事するだけ…
当時はこれも、私にとっては負担で…

アドバイスをくれたほとんどの人は
自分の経験やうまくいったことを
誰かに言いたいだけだったり、
知識のひけらかしだったり…
うんざりしていました。

今思えば
「自閉症なんで…」
と言えば、その人達は黙ったのかも?と思いますが
当時は言えず…。

「自閉症」「障害」
という言葉を出すこともできなかった…

なんで言えなかったのか…
「かわいそうと思われたくないから」
ということは
「障害のある子を持った親はかわいそう」
と、一番私が思っているということ。

「かわいそうと思うことはいけないこと」
とも思っていたり…

自分がその立場になると
はたから見てる時とは違う感情がでてきたり
奇麗事ではすまされない事があったり

障害以外のことでも、
「その立場になってみないとわからいことがあるからな…」
と、相手の立場を少し
想像するようになった気がします。

もし、長男に障害がなかったら、
私はどんな母親になっていたのか…
もっと、厳しい母親?教育ママに?
もっと毒親になっていたかも…( ´艸`)

そう考えたら
「長男に障害があってよかった」
とは言えないけれど
「障害があったから貴重な経験ができた」
と思える…

この世で起こる事って
「良い」「悪い」
「幸」「不幸」
なんてないのかもしれないですね
いろいろな経験をする事が重要で…
そうやって考えたら
前向きに生きていける…
そこまで怒らずに…穏やかに生きていける…

と…思いつつ
昨夜泥酔して帰ってきた
旦那にイライラしてる私…(;一_一)
その話はまた…今度(^_^)/~



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