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自閉症の長男のやさしさ…

「私の長男は…やさしいんです」
と…大きな声で言いたい!!

私は農場で仕事をしていいて、
いつも、泥だらけ…。
最近は、家に帰ると、お風呂に入ります。

いつも長男の方が早く帰宅…。

今日も、泥だらけで帰宅。
すると…お風呂が沸いている…
あれ?
長男がお風呂を沸かすのは、
午後6時…、まだ早い…

すると、長男が何やらニヤニヤして、
私を見ている…。

「もしかして、
 私のためにお風呂沸かしてくれたの?」
と聞いてみると
「はい!」
と、微笑む長男。

こんな事をするのは初めての事。

「自閉症の人は空気が読めない」
「自閉症の人は人の気持ちがわからない」

空気が読めない人が、
帰宅する時間を計算してお風呂を沸かしますか?
人の気持ちがわからない人が、
私のために、お風呂を沸かしますか?

中度知的障害を伴う自閉症…
みなさん、
どんなイメージを持つのでしょう…。

空気が読めない、人の気持ちがわからない
ではなく、
表現しないだけ、
表現の仕方がわからないだけ…
と私は思います。
これも、書き出し(自分書記)をして
わかったことです。

長男自身も、働き始めて、
仕事をする大変さがわかったのかも…

自閉症の人は
「空気がよめない、人の気持ちがわからない」
私はこの情報を信じてしまい、
「長男にはできない、わからない」
と諦めていました。
これは大きな間違いです。
「できるかも。わかるかも」
と、考えれば、
色々なやり方を見つける事ができる…。

長男が沸かしてくれたお風呂に入り、
気持ちよく…
この記事を書いています…
嬉しく、そして幸せな時間を満喫中です。


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