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こういう子…という呪縛

我が子の事は全てわかっている。
わかってあげないと…と、
なんとなく思っていた私。

特に自閉症の長男の事は
「私がわかってあげないと」
と必死になって
でも、わからな過ぎて落ち込んで…
の繰り返しだった。

でも、母親だからって、
我が子の事が全てわかるわけではない。

下の二人(娘と次男)のことは、
小学校くらいで、全てわかることはできないと気付いた。
だって、嘘もつくし…、
母親に全て話すわけじゃないし…
都合の悪い事は隠すし…

私自身、自分の親に全て話していない。
私の親も、私の事はわかっていなかった。
今現在も…
まさか、私がこういう記事をかいたり、
YouTubeをはじめるなんて、
1ミリも思っていない( ´艸`)
もし、知ったら「やめなさい」と言うだろう。

それなのに、
長男のことは、全てわかろうとして、
わかった気になって…なぜか…。

障害があるから
「自分で自分の事をわかっていない」
「人に自分の事を説明できない」

そんな風に勝手に思っているのかも…

長男はこういう性格…と勝手に決めつけて
自分が決めつけた「こういう子」から
長男が外れたとき、急に不安になり
勝手に決めつけた「こういう子」
の枠に入れようとコントロールしてしまったり…
それは長男の為ではなく、自分の為。
自分が安心したいから…。

これを「毒親」というなら
私は毒親でしょうね(;^ω^)

一番怖いのは
「毒親」だということに気が付かない事
強引に親の作った「こういう子」を
押し付けると
子どもはそれを演じるようになり、
演じ続けると、
子ども自身が本当はどいうい人間なのか
分からなくなってしまう。

我が子の事を全てわかってる…
ではなく、
我が子の事を全てわかることは出来ない…
ということを受け入れて、

勝手に作った「こういう子」を
子どもと向き合って、
修正できる親になったら、
毒親ではなくなるのかな?

そんな事を考えていたら
「障害があろうとなかろうと関係ない」
って思えてきた。

「今更きづいたの?」
と思う人もいそうですが…(;^ω^)
まぁ、
今更でも、気づけてよかったです。

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