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早く療育しなきゃ…と焦った過去

長男が自閉症と診断されたとき、
ネットや本からたくさん情報を入れた…
「早期に療育しないと間に合わない」
と知り、私はものすごく焦った。

母親からも
「早く始めないと」
「早く病院につれていったほうが」
と言われ、慌てて病院に予約を入れたり…
その頃のことは思い出したくない記憶。

療育帰りの車の中で
泣いたこともあったっけ(;^ω^)
「もう間に合わないのかも…」
って…
何を焦っていたのか…

そのころは
「本当に間に合わないのか?」
と、考えることもなかった。

焦った理由はもう一つ
それは娘の成長。
定型発達だった娘はみるみる成長していく…
長男とぜんぜん違った…

「長男を追い越してしまう」
と、思った時
なんだか、ものすごく落ち込んで
さらに焦った記憶がある。

わが子の成長は嬉しいはずなのに、
「そんなに早く成長しないで」
と、娘に対して思っていた。

2歳差の娘に追い抜かれる長男を
受け入れられず…
とにかく、できる事を増やさなきゃ…と
専門書に書いてある通りに、
色々やったけれど、
そこまでの効果はなかった。

「正解なんてない…」
ということが、分かっていなかったので
「私のやり方が違っている」
と思って、さらに落ち込んで…

今ならわかる
療育に早いも遅いもないし、
間に合わないという事もない。

だから、焦ることはない。

一番大切なのは親が焦らず
わが子と向き合うこと…
今、やっと向き合ってます(^_^;)

確かに早期に療育を開始したほうがいい
という事もあるのかもしれないけれど、
遅くに始めたほうが効率がいいことも
あるような気がする。

成長のスピードは
ひとりひとり違うのに、
3歳だからこれができるはず
5歳だからこれができるはず

という、情報に振り回されて…

振り回されない人は大丈夫ですが、
振り回されてしまう人は
情報を入れないほうが
いいのかもしれません。

あまり思い出したくなかった記憶。
自己分析をしていたら、
いろいろ思い出したので
記事にしてみました。

今、焦っている方の参考になれば…(^_^)/~


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