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本来持っている質や力をめいっぱい発揮するには


一時保育にはるくんを預けて、今までにないような「安心」を感じたという話を書きましたが、今日は「はるくんの安心」の話。

↓ きのうは「私の安心」の話でした。


保育園のお迎えに行った時、はるくんはおひるね中で、目が覚めて私の姿が見えるとやっぱりえんえんと泣き始めました。それでも1回目よりは落ち着いていて、泣きながらも先生にバイバイと手を振って。

駐車場へ向かう道の途中に、すべりだいのある公園があったので、少しだけ寄ることにしました。そこはいつも遊んでいる大好きな広場だし、気持ちを切り替えるにもいいかなって。そしたら案の定はるくん大喜び。あっという間に笑顔になって、夢中になって遊び始めました。

最初はね、やっぱりこっちのほうをちらちらと見て、確認してるの。おかあさんいるかなって。目が合うたびに、にっこりして、どんどん調子も上がっていく。ちょうど同じくらいの歳の子がふたりいて、なんだか仲良くなっていたり。すべりだいの上にいる子に「おーい、ここだよー」って下から呼びかけたりなんかして。あれ?はじめて会った子よね?


午前中に「安心」っていうことについて考えたからか、その姿を見てまた「安心」ってことが思い浮かんだ。「安心してる時って、なんてハイパフォーマンスなんだろう」って。


そもそも、一時保育に預けようかなって考え始めたきっかけは、公園で遊ぶはるくんの姿を見て、だった。保育園のおさんぽの子たちが来ると、きまってその中に入っていく。「ぼくも一員ですよ」って顔して、まるでその園の子のようにお友達と遊んでる。おかあさんのことなんか振り向きもせず、楽しそうに遊んでいる姿を見て「あぁ、はるくんはお友達と遊びたいんだな。お友達がほしいんだな」って思ったんだ。

昨今のいろいろもあって、普段公園には同じくらいの歳の子はほとんど来ない。たまに、偶然会うっていうことはあっても、「いつもの子」っていう子がいない。みーんな1歳になったら保育園に行っちゃうんだねぇ。なんとかして、お友達と遊べる環境にしてあげられないかなって考えて、見つけたのが一時保育だった。

…のだけど。今のはるくんはまぁそれどころではない訳ですよ。初めておかあさんから離れて知らない人たちの中で過ごす訳だから、そっちに一生懸命。お友達どころではない。いつもの「おともだちとあそびたい!」と身体中にエネルギーいっぱいのはるくんになるのはもう少し時間がかかりそう。


本来のはるくんは、人が好きで、お友達が好きで、人なつこい子。なんの照れもとまどいもなく、すーっと近づいていって、あっという間に仲良くなっちゃう。それがいつもの姿だったから気づかなかったけれど、この姿、はるくんの「ハイパフォーマンス」な時の姿なんだ。本来持っている質や力を、めいっぱい発揮できている姿。

そしてそれは、「安心」があってこそ出てくる姿。「おかあさんがいるな」って確認して、心から安心したら、いつもの姿になった。心配なことにエネルギーや注ぐ必要がないから、まっすぐに「おともだちとあそびたい!」にエネルギーを注いで、はるくんの「人が大好き!」という質をめいっぱい活かして遊んでる。


はぁ、ホント「安心」って大事だね。

「安心」の大事さについては、いろんなところで学んできたから、頭ではよーくよく分かっていたけれど、この1日で実感したよ。

今のはるくんは、家族といると、とっても安心。おうちに帰ってきたらいつでも安心だからさ、もうひとつ安心な場所をつくっていこうね。心から安心できる場所が増えていくたびに、きっと世界も広くなる。そして世界がやさしく、楽しい場所に感じるようになるはずだから。

だから、来週もがんばろーね!

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