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湿度の高い日は


今日もまたおさんぽに出て5分くらいのところで「もうがんばれない」宣言。どうせならもうちょっと早く宣言出してくれ…目的地の駅まではあと5分。でも帰り道を考えると計15分の抱っこ徒歩になると思えば、ここで引き返すのがいいだろう。君が歩かないのならそれはもう君のおさんぽではないのだよ。そして君がおさんぽしないのなら、おさんぽの意味がないのだよ。

というわけで、分かっていたのに痛恨の判断ミス!そんなに暑くないからいけると思ってしまったよ。でもそうだった、目立たないけれど地味に効いてくるのは「暑さ」より「湿度」なんだ。


暑いのって、わかりやすくしんどい。熱中症とかもあるし、みんな気をつける。でも「湿度」ってそんなに注目しないよね。雨になれば出かけるのがたいへんだなぁってくらいで。でもね、湿度は地味に体力を削っていく。そしてストレスが溜まる。しかもそれが「湿度」のせいだってみんなが気付かないところがやっかいだ。

こどもはとっても素直。理由はなんであれ、嫌な感じがすればそれをそのまま出す。ぐずったり、おこったり、いらいらしたり。「いやなかんじがするよー!」って表してくれる。がまんなんてしない。だから保育園では梅雨になると意味のないけんかが増える。まぁいろいろ言葉では言うかもしれないけれど、たいていが「そんなことで?」っていうような、なんてことのない理由だし。

あぁ、湿度って本当にやっかい。


用事があって、少しの時間おばあちゃんにはるくんを預かってもらって帰ってくると、ウソのようにごきげんになっていた。にっこりにこにこで「おさんぽいく!」なんて言ってる。どうやらおばあちゃんがエアコンのドライを入れてくれたらしいのだ。この変わりよう。ホントに素直な身体だなぁ。

そう、こどもと大人のちがいは、「素直にそれを表すか」だけ。ということは、大人だってしんどいのだ。意味もなくいらいらしちゃうし、おこっちゃう。それが湿度だ。湿度が理由でいらいらなんて、本当に意味がない。それで起こるケンカなんて、もっともっと意味がない。

だから、対策しましょうね。できることはいろいろあるよ。ぬらしたタオルで身体をこまめに拭いたり、こどもだったらちょっとしたおみず遊びをしたり。髪が長ければまとめて結んだ方がすっきりするし、それこそ寝しなとかにはエアコンのドライを使うと寝つきも良くなるよ。


ちょっとだけ、頭のすみでいいから覚えていてね。湿度が高い、むしむしした日は大人もこどももしんどいの。思っている以上にしんどいの。いらいらぐずぐずケンカの理由は多分「湿度」だよ。

そんな日は、大人もこどもも自分にやさしく。少しでも快適に過ごせるように、ちょっとの手間をかけてあげてね。ずっとずっとやさしい気持ちで過ごせるようになるはずだから。

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